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更新日:2022年5月20日
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よこすか海岸通りは、1万メートルプロムナードの位置付けの中で、うみかぜの路として市民の皆様に親しまれてきましたが、施設の老朽化により安全・快適な歩行空間が確保できない、道のあり方の変化から市民の皆様などのニーズに対応できていない、といった現状があります。 令和2年度によこすか海岸通りのビジョン(基本構想)を「安心・安全・快適な道」、「にぎわいが生まれる道」、「文化を育む道」として定め、今後、「魅力的かつ親しまれる道」へ とリニューアルを進めるため、部分的な改修ではなく、国庫補助等を見込んだ大規模改修を実施するために、令和3年度によこすか海岸通りリニューアル基本計画を策定しました。
よこすか海岸通りの現状把握及び敷地分析等を踏まえ、リニューアルするにあたっての課題を以下の通り整理しました。
■上位関連計画を踏まえた課題
■社会動向の変化を踏まえた課題
■ライフスタイルの変化を踏まえた課題
■道路のあり方の変化を踏まえた課題
■地域の状況を踏まえた課題
■海岸通りの敷地分析を踏まえた課題
基本構想のビジョン及び1の課題を踏まえ、よこすか海岸通りに求められる役割を、海岸通りらしさ生み出す・多様なライフスタイルの実現を支える・安全で快適な歩行や移動を支える・地域の賑わい・交流・チャレンジを支える、の4つに整理しました。
これらの役割を基にリニューアル基本方針『 魅力的かつ親しまれる道=みんなの暮らしの舞台となる道 』を設定しました。社会環境やライフスタイルの変化に対応し、多様な使い方ができることで 通過するだけでなく滞在されるような新たな道路空間を形成するとともに、 海岸通りらしさを感じられ、誰もが自分らしく過ごすことができ、 暮らしの一部となる地域の賑わい・交流の拠点を目指すものです。
また、リニューアル基本方針を実現するため、「海岸通りらしさ」「自分らしく過ごす」「新たなチャレンジ」「地域や市民の活動」「安心・安全」の視点から、以下の5つの整備方針を設定しました。
方針1:海岸通りらしい風景をつくる
・明るい並木道と海辺らしさの形成
・海岸通りらしさを感じられる通りの形成
方針2:自分らしく過ごせる場をつくる
・身近なストリート文化拠点の創出
・誰もが多様な過ごし方ができる場の創出
方針3:地域のやすらぎとなる緑をつくる
・地域の資産である既存の桜や松の保全
・緑を活かした憩いの場の創出
方針4:地域や市民の活動を支える場をつくる
・快適な活動やチャレンジを支える場の創出
・地域の交流を支える場の創出
方針5:地域の安全・安心を支える場をつくる
・安全で移動しやすい歩行空間の創出
・津波避難に資する機能の整備
リニューアル基本方針や整備方針を踏まえるとともに、既存の桜や松の継承、周辺施設の用途、周辺施設との連携や相乗効果、メリハリある施設整備を考慮し、以下の4つのゾーンを設定します。
■グリーンゾーン:既存樹を活かした緑豊かなゾーン
三笠公園やポートマーケット、横須賀フェリーターミナル等からのつながりに配慮しつつ、既存の桜や松などの地域資源を保全するとともに、まちなかと海との場面転換を図り、海岸通りへ誘う顔となる緑豊かなゾーン
■カルチャーゾーン:多様な楽しみがある海岸通りカルチャーの発信ゾーン
海が見える特徴を活かすとともに、チャレンジショップやカフェ・コワーキングなどアートウォールと融合しながらストリートカルチャーを発信する。周辺の店舗やうみかぜ公園等とも連携しながら様々なイベントを開催するとともに、日常的にダンスや飲食等もできる賑わいの中心となるゾーン
■ウェルネスゾーン:心身の健康増進・トレーニングゾーン
周辺に住居が多い環境を踏まえ、軽スポーツやトレーニングなど地域の方々の身体的な健康を支えるとともに、学習環境や交流拠点の整備など心身の健康を支えるゾーン
上記を踏まえて、よこすか海岸通りリニューアル基本計画を策定しました。
よこすか海岸通りリニューアル基本計画(概要版)(PDF:3,396KB)
よこすか海岸通りリニューアル基本計画の実現に向けて、まずは、実施設計・整備にむけて、社会資本整備総合交付金(道路事業・街路事業)等による財源の確保を目指すとともに、沿道地域への計画の周知を進めていきます。
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