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更新日:2020年3月12日
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最近2週間のご様子をお伺いします。次の質問を読んで
「はい」「いいえ」のうち、あてはまる項目をチェックしてください
【チェック項目】 □毎日の生活に充実感がない □これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった □以前は楽にできたことが、今では面倒に感じられる □自分が役に立つ人間だと思えない □訳もなく疲れたような感じがする 【判定方法】 2項目以上にチェックがあり、2週間以上ほとんど毎日続き、 「つらい気持ち」や「毎日の生活に支障」が出た場合、 うつ病の可能性があります。 医療機関や保健所などに相談してください。 |
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うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。 うつ病も心身のエネルギーを低下させ、動きたいのに動けないという空回り状態で、虚無感が強くなっていきます。いろいろな病気の原因になったり、病気を悪化させたり、最悪の場合は自殺の恐れもでてきます。 心配や過労・ストレスが続いたり、孤独や孤立感が強くなったり、将来への希望が見出せないと感じた時などにうつ病にかかりやすいです。 うつ病は早期発見、早期治療が大事です。しかし、長く続くこともあり、その場合は辛抱強く治療することが大事です。 |
うつ病の患者さんは、気分の落ち込みが加速されてしまうという
ぐるぐる思考になってしまいます。
悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分 何事にも興味がわかず、楽しくない 疲れやすく、元気がない(だるい) 気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう) 寝つきが悪くて、朝早く目がさめる 食欲がなくなる 人に会いたくなくなる 夕方より朝方の方が気分、体調が悪い 心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない 自分を責め、自分は価値がないと感じるなど |
ふだん、元気にしているあなたの家族は大丈夫ですか?
いつも頼もしいお父さん、元気なお母さん、陽気な兄弟たち。
ふと笑顔が減ったり、疲れたような表情を見せていませんか?
そんな様子が気になったら、早めに専門の相談機関や医療機関へ相談を!
家族や周囲の人のサポートが大切です。
以前と比べて表情が暗く、元気がない
体調不良の訴え(身体の痛みや倦怠感)が多くなる
仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
周囲との交流を避けるようになる
遅刻、早退、欠勤(欠席)が増加する
趣味やスポーツ、外出をしなくなる
飲酒量が増えるなど
対応の基本は、病気の症状や本人の辛さを理解し、
受容的な対応を心がけることと、心身ともに十分な休養を保証することです。
時間と場所にゆとりを持って話しを聞きましょう
プライバシーに配慮しましょう
つらい気持ちに寄り添いながら、話に耳を傾けましょう
励ましたり、気晴らしを勧めるのはやめましょう
できるだけ相手のペースで関わりましょう
継続して話のできる関係作りを目指しましょう
うつ病の治療は抗うつ薬の服用と十分な休息をとることが原則です。
特に以下の点についてよく心得ましょう。
うつ病が病気であることを理解する
十分な休息をとる
薬の重要性と副作用について理解する
次に会うことを約束する
重要な決断をしない
うつ病は治る病気であることを理解する
一進一退を繰り返しながらよくなっていくことを理解する
「死にたい」という言葉の背景は様々ですが、本当に自殺を考えている人の多くは、
「死にたい」という気持ちと「死にたくない」という両方の気持ちが存在しています。
打ち明けてくれた相手に「死にたいほど苦しい気持ちなんですね」とじっくりと聴いてあげましょう。
安易に慰めたり、励ましたり、説得したりせず、まず、相手のつらい気持ちを受けとめることが大切です。
深刻なものとして受けとめて、必要に応じて専門機関に相談してください。
また、専門医の受診を勧めることが重要です。
自殺をしない約束が有効な場合もあります。
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