更新日:2023年10月4日
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報道発表資料
令和5年9月28日(木曜日)に横浜市医療局健康安全課から横須賀市保健所に、「9月21日(木曜日)に横須賀市内飲食店を3名で利用し、3名全員が体調不良になっている」との情報提供がありました。
当保健所の調査の結果、発症者3名の便からカンピロバクターが検出されたこと、症状がカンピロバクターの主症状と一致すること、共通の食事が当該飲食店に限られること、医師からカンピロバクター食中毒の食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、この飲食店の提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。
喫食者 3名(20代~30代男性)
発症者 3名
下痢、腹痛、発熱、寒気等
喫食日時 令和5年9月21日(木曜日)午後6時頃
発症日時 令和5年9月23日(土曜日)午後8時頃
所在地:〇〇〇〇
名称:〇〇〇〇
営業者:〇〇〇〇
営業の種類:飲食店営業
9月21日(木曜日)に提供された食事
(お通し、焼き鳥、鶏の唐揚げ、ドリンク等)
カンピロバクター
令和5年10月4日(水曜日)から2日間営業停止
件数 | 発症者数 | 死者数 | |
令和5年(1月1日~10月4日) *本件含む |
5件 | 11人 | 0人 |
令和4年(1月~12月) | 0件 | 0人 | 0人 |
令和3年(1月~12月) | 1件 | 4人 | 0人 |
(参考)カンピロバクター
1 特徴
カンピロバクターは、鶏、牛、豚、ペットなどのあらゆる動物の腸内に生息している細菌です。生の鶏肉や牛レバーが感染源となることが多く、食品や飲料水を通じて感染する事例もあります。熱や乾燥に弱く、常温の空気中で死滅しますが、他の食中毒菌と比べて少量でも食中毒を起こすこともあります。
2 症状
潜伏期間は通常2~5日間で、主な症状は、腹痛、下痢、発熱、吐き気などです。乳幼児・高齢者、その他抵抗力の弱い者は重症化の可能性が高いので、特に注意が必要です。
3 予防対策
・食肉を冷蔵庫に保管するときは、他の食品と区別しましょう。
・食肉は十分加熱し、生食を避けましょう。
・生肉を取扱った後の手指や、調理器具は十分に洗浄しましょう。
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