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更新日:2025年5月21日

ページID:110932

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報道発表資料

食中毒の発生について

1.概要

令和7年5月12日(月曜日)午後4時50分頃、神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課から、「5月9日(金曜日)午後7時半頃に市外事業者が53名で横須賀市内の施設を利用し、5月10日(土曜日)から11日(日曜日)にかけて13名が下痢、発熱等の症状を呈している」との情報提供がありました。

当保健所の調査の結果、発症者及び調理従事者の便からサルモネラ属菌が検出されたこと、発症者の潜伏時間及び症状がサルモネラ属菌食中毒の特徴と一致していること、発症者の共通の食事が当該施設で提供された食事に限られること、診察した医師から食中毒等届出票が提出されたことから、本日、この施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。

2.喫食者数及び発症者数

喫食者:53名
発症者:22名(20代~60代)その他6名調査中

全員快方に向かっています。

3.主な症状

下痢、腹痛、発熱等

4.喫食日時及び発症日時

喫食日時:令和7年5月9日(金曜日)午後7時半頃
発症日時:令和7年5月10日(土曜日)午前0時頃

5.原因施設

所在地:横須賀市〇〇〇〇
名称:〇〇〇〇
営業者:〇〇〇〇
営業の種類:飲食店営業

6.原因食品

令和7年5月9日(金曜日)に提供された食事

7.病因物質

サルモネラ属菌

8.措置

令和7年5月21日(水曜日)から5月23日(金曜日)まで営業停止

9.本市の食中毒発生状況

  件数 発症者数 死者数
令和7年(1月1日~5月21日)*本件含む 3件 28人 0人
令和6年(1月~12月) 1件 26人 0人
令和5年(1月~12月) 8件 117人 0人

 

(参考)サルモネラ属菌
特徴

自然界に広く分布している細菌で、河川・下水道などにも生息していますが、牛や豚、鳥などの腸管内にも生息しています。

乾燥に強く、35度から43度で活発に増殖し、7度未満の低温でも発育は止まりますが死滅することはありません。

原因

サルモネラ属菌による食中毒は、鶏卵や食肉が主な原因食品になりやすいです。

また、さまざまな動物が保菌しているため、ペットや害虫・害獣に触ることで感染するリスクもあります。

症状

サルモネラ属菌による食中毒の潜伏期間は、通常6時間から48時間程度ですが、72時間程度で発症することもあります。

激しい腹痛や下痢、吐き気、38度前後の発熱の症状がみられます。通常2日から4日程度で回復しますが、1週間程度症状が続くこともあります。

予防

  • 食材を十分に加熱する
  • 食材を取り扱った後は必ず手を洗う
  • 生肉や卵を扱った調理器具はよく洗浄をする
  • 卵の取り扱いに注意する
  • ペットに触れた際には必ず手を洗う
  • 害虫・害獣の対策を実施する

 

お問い合わせ

民生局健康部保健所生活衛生課

〒238-0046 横須賀市西逸見町1丁目38番地11 ウェルシティ市民プラザ3階

電話番号:046-824-2191

ファクス:046-824-2192

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