屋外私設消火栓とは、火災のときに消防機関が現場に到着するまでの間、付近の住民の方による初期消火ができるように、消火栓とホースと筒先を格納しておくものです。
補助制度とは、横須賀市が屋外私設消火栓の設置費用(工事費含む)を補助する制度です。
補助金額
<谷戸、高台等の一部の地域>
- 新たに設置する場合
設置に伴う費用の全額を補助します。ただし、200万円を限度額とします。
- 改修する場合
設置した後に、改修が必要になった場合も費用の全額を補助します。ただし、50万円を限度額とします。
<その他の地域>
- 新たに設置する場合
設置に伴う費用の3分の2を補助します。ただし、100万円を限度額とします。
例1)設置に120万円かかる場合
120万×3分の2=80万円
例2)設置に180万円かかる場合
180万×3分の2=120万円
限度額を超えるので補助は100万円
- 改修する場合
改修に伴う費用の3分の2を補助します。ただし、50万円を限度額とします。
申請から設置までの流れ
- 消防署で事前相談をします。
- 消防で水道管の布設状況、付近の消火栓の設置状況等を確認します。
- 設置が可能であれば「補助金等交付申請書」を提出します。
- 申請者が工事業者に発注して、屋外私設消火栓を設置します。
- 設置が完了したら消防で完成検査を行います。
※但し、水道管の布設状況などで設置できない場合もあります。
対象
誰でも参加できますが、町内会等の団体または設置場所周辺の住民有志などの設置に限られます。
屋外私設消火栓の放水量
水道管の圧力により変わりますが、規定以上の水圧であれば毎分130リットル以上放水可能です。一般に家庭で設置されているお風呂に放水した場合、約2分前後で一杯にすることができる量で
申請に必要な書類一覧
- 事業計画書
- 請願者名簿
- 要望書
- 自主消火班編成表(自主消火組織の構成をあらわしたもの)
- 土地使用許可書(設置する場所の土地所有者の許可書)
- 土地の登記事項証明書(設置する場所の土地の登記事項証明書)