閉じる

総合案内 > 市政情報 > 広報・広聴 > 市政へのご意見 > ボイスバンクについて > 「誰も一人にさせないまち」の取り組みについて

ページID:107793

ここから本文です。

ボイスバンクとは、市民の皆さまから「よこすか市政への提言」等の手紙や電話、電子メールなどで頂いた市政へのご意見・
ご提案「市民の声」と、それに対する横須賀市の回答・対応を、自由に検索して閲覧できるシステムです。
条件を入力し検索すると、検索結果の一覧が表示されます。次に、検索結果一覧の中の表題を選択すると、個々の
「ご意見・ご提案」と「回答・対応」の詳細情報が表示されます。
市の「回答・対応」はその時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、現在の状況と異なる場合があります。

「誰も一人にさせないまち」の取り組みについて

VOICE NO.9138

カテゴリー:政策・文化(基本政策・文化・広報)

市民の声037/06 2024年06月10日受付

詳細情報

ご意見・ご提案
 「誰も一人にさせないまち」の取り組みについて教えてください。
 令和6年(2024年)2月に出された「横須賀市地域福祉計画」では、「われわれ行政の最終目的は、横須賀の福祉の充実にほかなりません。この計画策定を契機として「支え合い、安心して暮らせる社会」、そして「だれも一人にさせないまち」の実現に向け、皆様とともに尽力していきたいと考えています。」とあります。
 横須賀市の行政として、「本当に生活に困窮している人」や「誰に相談していいかを考える気力すら失っている方」の真の姿を理解しているのでしょうか。
 自分の場合は、かつて諸事情により失業した時にハローワークの紹介等を通じてあちこちに履歴書を送ってもどこも「50代・転職歴多数」という理由で面接すら受けさせてもらえず書類選考で落ち続けたことがありました。
 わずかの貯蓄も尽き、履歴書郵送代もなくなり財布には数百円で明日のご飯が食べられない時期がありました。仔細は省きますが生活保護の申請も却下されました。
 その時は行政センターに駆け込んで民生委員の方を紹介されて5,000円貸していただいた後すぐに運よく職が見つかり、何とか生活ができるほどになれました。
 そして今は市のニュースリリースやSNS等をなどを毎日チェックしていますから、「生活困窮の相談窓口が「ほっとかん」にて毎週日曜にオープン」していることは知っています。
 しかし、先述のような「真の生活困窮者」や「気力を失っている方」においては町内会費も払えないので町内回覧もなく、新聞も取れませんのでこういう情報は知る由もありません。ましてや横須賀中央に行く交通費を捻出できないのが実情なはずです。
 その他にも様々な受け入れ施策や窓口を設置しているようですが、真に求めている方々にこういう情報が届いていないのが現実だと思います。
 つまり「窓口や支援体制はあるから困っている人はどうぞ来て下さい」という受け身であり、こちらから真の困窮している方達に対して積極的に何かアプローチはしているのでしょうか。
 「誰も一人にさせないまち」と聞き触りのいい立派なキャッチコピーに対して、横須賀市はどう考えて、どう取り組んでおられるのでしょうか。
回答・対応

 まず、「誰も一人にさせないまち」についてですが、本市が目指す「誰も一人にさせないまち」は、行政だけで実現するものではありません。困りごとを抱えている住民自身も地域社会の一員として、社会と関わり、誰もがどこかにつながり、お互いに支え合いながら生活を送ることができる社会の実現を目指すものです。
 そのために市は、住民一人ひとりが地域福祉活動の担い手であると同時に受け手としても福祉に対する意識や関心を高め、地域の関係者同士が顔の見える関係を重層的に築くといった住民一人ひとりの参画を促しています。
 次に「真の生活困窮者」や「気力を失っている人」に対するアプローチについてですが、お申し出のとおり、すべての市民の方に必要な情報が届いているとはいえず、市としても課題と認識しています。
 広報よこすかについては、町内会未加入の世帯に対しても配布いただけるよう町内会等にお願いしていますが、様々な理由から、全ての家庭に配布できていないのが現状です。そのような状況でも多くの方に情報が届くよう、各行政センターをはじめ市の施設や、市内の鉄道各駅でも配架しています。
 相談につきましては、市内9か所の行政センターに「地域生活相談窓口」を設置し、市役所まで来ることなく、お住まいの地域で家庭内の問題や、地域の困り事に関する相談が受けられる体制を整えています。
 また、窓口に来られることが難しい方には、24時間LINEからご相談いただける「福祉のLINE相談」も実施しているほか、以下のSNS相談や電話相談窓口も開設しています。
・ほっとかん(福祉の総合相談窓口)へのリンク

・他のSNS相談、電話相談窓口へのリンク

 これらの情報を本当に必要とされる方に届けるには、地域の助け合い、支え合いの力が重要であり、「横須賀市地域福祉計画」の基本理念でもある「全ての住民が多様性を認め合い、それぞれが人生の主役として自律的に生活することができるよう支援し、住民が身近な日々の暮らしの場である地域の中で、地域社会の一員として社会と関わり、誰もがどこかにつながり、お互いに支え合いながら生活を送ることができる地域社会の実現」が不可欠と考えています。
 この理念に基づき、着実に計画を推進していくため「地域における支え合いの基盤づくりの促進」「多様な担い手の育成・参画の推進」「包括的・継続的な支援体制の充実」に係るさまざまな施策を実施しているところです。
横須賀市地域福祉計画へのリンク

 引き続き「誰も一人にさせないまち」実現に向けて、全市を挙げて取り組んでまいります。

民生局福祉こども部生活支援課

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページは分かりやすかったですか?

このページは役に立ちましたか?

スマートフォン版を表示