行政職・事務職を対象とする「公務員経験者採用制度」の新設を要望します。
地方公共団体での勤務経験を有する人材は、法令遵守、公文書作成、住民対応、議会対応、予算・契約・会計、庁内調整など、基礎自治体の業務に直結する実務を既に経験しており、採用後早期に戦力化しやすいと考えます。
特に市役所業務では、住民に近い立場での対応力と、制度運用を安定的に進める実務力の双方が求められるため、同じ地方公務員としての経験は大きな強みになります。
そのため、民間企業等経験者採用とは別に、地方公務員としての実務経験を明示的に評価する採用区分を設けてください。
公務員経験者は、一般的な職務遂行能力に加え、自治体特有の事務処理、議会対応、予算・契約・会計処理、庁内外の調整実務への理解を有しており、別区分として位置付ける意義があると考えます。
制度設計に当たっては、年齢による一律の線引きではなく、実務経験の内容、経験年数、担当分野、実績等を中心に評価する仕組みをご検討ください。
年齢要件については、事実上設けない、または大幅に緩和する方向が望ましいと考えます。
自治体実務は経験の蓄積がそのまま即戦力に結びつきやすく、年齢のみで応募機会を狭めることは、人材確保の観点からも合理的ではありません。
また、採用時の処遇については、前の自治体における職位、職責、経験年数、担当業務、給与水準等を十分に参考にし、初任給や格付けを柔軟に決定できるようにしてください。
さらに、応募機会を広げるため、年1回の一斉募集に限らず、通年募集や複数回募集もご検討ください。
加えて、公務員経験者を対象とする採用制度は、採用後の研修コストや立ち上がりコストの抑制にも資すると考えます。
既に他自治体では、公務員経験者採用、行政実務経験者採用、行政経験者枠などの先例が見らるので参考になります。
行政職・事務職に関する「公務員経験者採用制度」の新設をご検討ください。