総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 観音埼灯台/観音埼灯台點燈(てんとう)の碑
更新日:2017年2月20日
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(1)観音埼灯台
日本最初の洋式灯台として明治元年9月17日(1868年11月1日)に起工され、翌年1月1日(2月11日)に点灯しました。横須賀製鉄所首長ヴェルニーの指揮の下で、フランス人技師フロランが工事責任者となり建設しました。起工日の11月1日は日本の灯台記念日になっています。
当初はれんが造りの四角い建物で、横須賀製鉄所で作られたれんがを使用していました。大正時代の地震で2度損壊してしまい、現在の灯台は大正14年(1925)完成の3代目です。
(2)観音埼灯台點燈(てんとう)の碑
燈台が点灯された日時を示す当時の碑が灯台敷地の北側にあります。凝灰岩製の台座の上に安山岩で造られた幅94cm、縦24cm、奥行き12cmの長方形の碑が設置されており、その表面には次の銘文が2段に刻まれています。
なお、この碑の銘文は、日本暦が旧暦で、西洋暦は新暦で顕されています。
「點燈明治己巳年正月元旦」(右書き)
「1869FEVRIER11」(右書き)
当初の灯台の外壁に定礎石などとして埋め込まれていたものか、単独で記念碑として造られたものかは定かではありませんが、観音埼灯台点灯の歴史を知る上での貴重な歴史資料です。
(京急浦賀駅~観音崎間バス、または京急堀内駅~(馬堀海岸経由)~観音崎間バス、観音崎下車・徒歩10分)
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