よこすかチャンネル > 2ch 横須賀市の年間行事 > 横須賀市長からのメッセージ(ペリー提督上陸の日に寄せて 令和3年7月14日)
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令和3年7月14日
以下はメッセージ全文です。
今から168年前の1853年7月、ペリー提督率いる東インド艦隊の4隻の軍艦が浦賀沖に現れました。
ペリー提督は、開国と通商を求めるフィルモア大統領の親書を携えて日本にやってきました。その親書の受け渡し式が行われたのが、久里浜の地であります。
このことがきっかけとなって、翌1854年、日米和親条約が締結され、日本は開国しました。
欧米の最新の技術や文化に触れた当時の幕府は、わが国の近代化の必要性を痛感し、近代的な造船所の建設に着手します。これが横須賀製鉄所、のちの横須賀造船所であり、当時、一漁村に過ぎなかった横須賀が、世界に向け日本の近代化を推し進めていく、原動力となりました。
本日7月14日こそ、そのアメリカ海軍、ペリー提督が久里浜に上陸した日です。
例年であれば7月のちょうど今頃、久里浜ペリー祭と併せて、水師提督ペリー上陸記念式典を開催していますが、本年も昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響を考慮した結果、式典を中止にいたしました。
式典に代わり、昨日7月13日に、私はペリー上陸の歴史を顕彰するため、ペリー上陸記念碑へ献花をしてまいりました。
献花に当たっては
陸上自衛隊通信学校長兼久里浜駐屯地司令 濵崎 芳夫(はまさき よしお)様
久里浜地区連合町内会会長 小川 喜久雄(おがわ きくお)様
久里浜観光協会会長兼久里浜商店会協同組合代表理事 森下 守久(もりした もりひさ)様
にもご参列いただきました。
私は、ペリー提督の上陸地が久里浜であること、そして近代日本幕開けの歴史的な舞台が横須賀市にあるということは、横須賀市民にとってとても誇らしいものと思っています。
コロナ禍の今、苦しい変化があった方も多いことでしょう。しかし、私たちの住む横須賀市は、日本の開国の地であり、古くから多くの“変化”を受け入れ発展してきたまちです。皆さんとともにこの変化を受け入れ、そして乗り越え、その先にある新しい横須賀市が希望に満ち溢れたものであると信じています。この苦難を乗り越え、皆さんで新しい横須賀を作っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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