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更新日:2018年8月9日
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JR田浦駅を海側に降り、まっすぐに岸壁へとすすむと前面に長浦湾が広がっている。このあたり一帯の海岸は、戦前、海軍により明治37年水雷術練習所の建物などがつくられ、さらに大正8年海軍工廠造兵部の長浦倉庫(のちの軍需部長浦倉庫)と海軍水雷学校の拡張工事の敷地となったところである。長浦湾の岸壁にそった倉庫地帯は、旧海軍軍需部の長浦倉庫といわれ、主に兵器庫があったところで、いまでも軍需部当時の古い建物が多く残っている。海軍軍需部は、市内港町(現在の汐入町1丁目)にあったが、地域がせまいうえに国道に沿っていたため、田の浦の海岸地区に本部敷地を定めた。移転の工事をすすめ、庁舎・倉庫などの建物を完成させて、昭和3年に移った。
戦後、旧軍需部の倉庫群は民間会社によって輸出入に利用された。現在、相模運輸倉庫(株)などの倉庫会社や長浦港湾施設に使用され、また比与宇火薬庫は、現在海上自衛隊が比与宇弾火薬庫として使用している。
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