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更新日:2025年2月7日

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すずらんの会の活動記録

令和6年度

第1回
日時

令和6年5月21日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 4名

職員のコメント

今年度初回の集いは、4名の方が参加してくださいました。初めて参加される方も1名いらっしゃいました。全員が母親という立場からお子さんとの関係や将来への不安などを語り合いました。

例えば、病気になった時の医療機関受診について気になっているという話題があがり、コロナ禍でもひきもりのお子さんは自室にこもって耐えていたという方、受診せずに必要な市販薬を準備しつつ、家族に対して日頃から健康管理に気を付けるようお願いされたという方、歯科だけは受診する医療機関を決めているという方など様々なエピソードが語られました。
また、過去にお子さんがいじめにあった時の対応について後悔していると話される方に対して、他の参加者から「自分を責めすぎないで良いですよ」と慰める場面もありました。

今回は初参加の方もいらっしゃいましたが、笑顔や笑い声も出るなど、全体を通して活発な話し合いが行われたと思います。もちろん、皆さんの抱える事情はすべて同じというわけではありませんが、お互いの悩みや不安について共感し合い、元気をもらうあう時間になったと思います。

 

第2回
日時

令和6年7月16日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 4名

職員のコメント

今回は4名が参加してくださり、初めての方が1名いらっしゃいました。意見交換では、参加された方から、家にいる本人との接し方について質問が出され、本人が過ごしやすいようにプレッシャーを与えないような工夫に関する話や食事の準備や下膳での配慮などの話が出ました。また、親御さんの行動を本人に伝えているか、伝えていないのかなどの話で盛り上がりました。

その後、他市で開催されたひきこもり支援に関する講演会の動画を鑑賞。動画の視聴後に参加者で意見交換をしました。初めての取り組みでしたが、参加された方からは、専門家の説明を聞いて振り返りや勉強ができてよかったとの意見をいただきました。今後もご家族同士の語り合いの時間を確保しつつ、負担にならない程度の時間で皆さんと勉強する機会を設けることも考えていきたいと思います。

 

第3回
日時

令和6年11月19日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 10名

職員のコメント

今回は10名が参加してくださりとても賑やかな家族会でした。初参加の方が6名いらっしゃり、直前に開催したひきこもり講演会の影響の大きさを感じました。

意見交換では、主に本人との関わり方について話し合いました。親御さん以外の兄弟姉妹や祖父母という関係の方も参加してくださり、親御さんとは違った視点からの気持ちや関わりについて、当時を振り返っての話もありました。お一人の参加者からは「私は今日の皆さんの悩みは全て経験した。まだまだ大変な状況も続いていれど、これまでの時間は私たちにとって必要な時間だったと思う。親として至らなかったこと、助言を受けても自分が納得できないと変わることはできなかった。」などのお話もありました。

休憩後、後半は本人との関わり方に悩んでいるご家族が多いことから、ひきこもり講演会での学んだことも振り返りつつ、群馬県こころの健康センターの「ひきこもり家族教室」の資料を参考に、ひきこもりの理解からコミュニケーションについて学習しました。時間に限りがあったため、全部はできなかったので続きは次回に持ち越しとしました。次回も皆さんと一緒に勉強する時間も設けたいと思います。

 

第4回
日時

令和7年1月21日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 10名

職員のコメント

新年最初の「すずらんの会」を開催しました!今回は10名の参加があり、そのうち半数が初参加の方でした。参加者が多く、親御さんだけでなく兄弟の方も来ていただき、さまざまな話題で盛り上がりました。多くの方がご本人との関わり方に共通する悩みを抱えているようで、共感の声がたくさん聞かれました。ある参加者からは、「反省する点もあるけれど、説教はなるべくせず、本人の意見を聴くようにしたら、会話ができるようになった。」との貴重なエピソードも共有されました。
後半には、ひきこもりに対する理解を深める学習時間を設けました。初参加の方もいたので、簡単に前回のおさらいをしながら進めましたが、少し駆け足になってしまいました。それでも、アンケートでは意見交換も学習会も「よかった」との声が多く、参加者の皆さんに満足いただけたようで安心しました。
残念ながら今年度はこれで最後となりますが、次年度もたくさんのご家族に参加してもらえるよう、より充実した企画を考えていきます。どうぞお楽しみに!

 

令和5年度

第1回
日時

令和5年5月16日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 7名

職員のコメント

今年度初回の集いは、7名の方がご参加してくださいました。初めて参加される方も4名いらっしゃいました。当事者の母親だけでなく、父親、兄弟等様々な立場の方が参加され、多様な視点からの意見交換が出来ました。参加者は8050年代の方が多く、親亡きあとのことを本人にどう話すかで悩んでいる方が多くいました。それぞれ皆さん立場は違いますが、こうした家族会で悩みを共有し、慰労しあうことで苦しい状況を乗り越えていけるのだと感じました。今後ともご家族の悩みやストレスを発散できる場所の提供をしていきたいと思います。

 

第2回
日時

令和5年7月18日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 6名

職員のコメント

今回6名の方がご参加してくださいました。初めて参加される方は3名いらっしゃいました。就職をしたが人間関係で辞めてしまった方や、外には出られるようになってきたが中々次の段階に進まない方等多種多様な悩みが出てきました。そういった悩みをそれぞれ話しながらも、ほかの参加者がアドバイスをくれたり、参加者同士で交流が生まれた2時間でしたが。同じ家族の立場で話す良い機会になったかと思います。

 

第3回
日時

令和5年11月21日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 5名

職員のコメント

今回5名の方が参加してくださいました。初めて参加される方は2名いらっしゃいました。ミーティングでは、ひきこもりだった子がようやく仕事を始めたがまだまだ不安だという話や家族関係での悩みで家の中での会話について悩んでいるという話が出ました。
「ご本人に対して何を話していいかわからない」ということは参加された皆さんにとって共通の悩みのようで、会話を始めるきっかけや普段の心がけなど色々な工夫やアドバイスを語り合い暖かい雰囲気で盛りあがりました。身内だけで考えると行き詰まりやすく、解決が見えない難しいテーマについても、家族会を通して、同じ立場同士の人との交流により、少しでもご家族の気持ちが軽くなり、家に帰ったあとで家庭内の雰囲気が良くなることにつながってくれるとよいと思いました。

 

第4回
日時

令和5年1月16日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 講演会、グループミーティング
参加者 6名

職員のコメント

今回は、前半に講演会、後半にグループミーティングを行いました。

講演会では「ひきこもり経験者の立場から」というテーマで、講師にかながわbeフレンドに登録しているひきこもり経験のある1名とNPO相談支援アドバイザーをお呼びして、対談方式で行いました。

  • 「どんな声掛けをされたらほっとした?」という内容では「何か働きかけようとする下心がない接し方」で安心し、自分を演じる必要がなかったというエピソードや「親との関係」では親から腫れ物に触るような接し方をされていたが、初任給を渡したときに「大丈夫?」と言われたが、「ありがとう」と言ってほしかったというエピソードが語られました。
  • また、「ひきこもりだった時の気持ち」について、つらく、焦っていた、助けて欲しいときに「やりたいことがあれば何でも言って」と言われるのがつらかったというエピソードなどのお話がありました。

後半のグループミーティングでは講演会でお話いただいたお二人にもグループミーティングに参加していただきました。グループミーティングでは講演後に講師に聞きたいことを回答いただき、それに答えてもらう形式で行われました。

  • ご家族の方から、「外に出る方法」や「親の言葉かけ」について質問があり、「自転車はよかった」「買物はセルフレジが増えて楽になった」などの話や、親から仕事の提案をされた時の気持ちなどが語られました。

今回の講演会は、ひきこもり当事者の声をきくことができ、事者の気持ちと親や支援者の考えには大きなギャップあることを改めて学ぶ貴重な機会となりました。ギャップがある中で無理に働きかけることのマイナス効果とともに、当事者の気持ちの理解やタイミングが重要であることを改めて学ぶことができたように思います。
参加者からも「参考になった」との感想が多く、実りある時間を提供できたと思います。今後も、このような講演会を開催していきたいと思います。

 

令和4年度

第1回
日時

令和4年5月10日(火曜日)13時30分から14時40分まで

内容 グループミーティング
参加者 7名

職員のコメント

昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で5月、7月を中止いたしましたが、今年度初回を開催することができました。開催にあたり検温と健康観察を実施し、感染予防のために手指消毒やソーシャルディスタンス、換気を行い、感染予防対策を講じて開催いたしました。初めて参加される方も3名いらっしゃいました。「20年近くひきこもっていたが、家族が転職したことをきっかけに、家族で話し合い家族の仕事を手伝うようになった。」、「お小遣いをどうしているか。いくら渡しているか。」、「死にたいといわれるがどうしたらよいのかわからない。」等、それぞれのご家族の現状の思いについての語りがありました。ご家族同士で活発にやり取りが行われあっという間に1時間が経過しました。ご家族から、「この場で話して、ストレス発散ができた。」という声が聴かれました。今後ともご家族の悩みやストレスを発散できるできる場所の提供をしていきたいと思います。

 

第2回
日時

令和4年11月8日(火曜日)13時30分から15時30分まで

内容 講演会、グループミーティング
参加者 15名

職員のコメント

今回は、前半に講演会、後半にグループミーティングを行いました。今回初参加の方が7名も来てくださいました。講演会では「当事者の語るひきこもり」というテーマで、講師にかながわbeフレンドに登録しているひきこもり経験のある2名とNPO相談支援アドバイザーをお呼びして、対談方式で行いました。後半のグループミーティングでは講演会でお話いただいた3名にもグループミーティングに参加していただきました。グループミーティングではご家族の方から、「(ひきこもっている本人に)何を話したらよいか分からない。話しかけても答えてくれない。どうしたらよいか。」という話題が上がりました。同じ悩みをお持ちのご家族の方もいらっしゃいました。その中で、かながbeフレンドの方から「ひきこもっている本人話を引き出そうとしないほうが良い。自分の歴史や気持ちを正直に話してみてはどうでしょうか。」「ひきこもる前は会話があったのでしょうか?ひきこもる前からしゃべってないのに、ひきこもってから話そうとしても難しいです。」など経験者だからこそ分かる、説得力のあるアドバイスをご家族の方にお話しいただきました。会終了後、帰り際何人もの人から「今日来てよかったです。」というお言葉をいただきました。またこのような講演会を開催していきたいと思います。

令和3年度

第1回
日時

令和3年11月9日(火曜日)13時00分から14時00分まで

内容 グループミーティング
参加者 7名

職員のコメント

本来は、1回目を5月に、2回目を7月に開催予定としておりましたが、新型コロナウイルス感染防止のため開催できませんでした。緊急事態宣言が解除されたため、開催するにあたり、検温と健康観察を実施し、感染予防のために手指消毒やソーシャルディスタンス、換気を行い、感染予防対策を講じて開催いたしました。初めて参加される方も5名いらっしゃいました。「10年以上のひきこもり状態から、家族の仕事を手伝うようになった。」、「就職活動から再就職した。」、「ひきこもりをし始めて間もないことから、家族として本人へどう関わったらよいか悩んでいる。」等、それぞれのご家族の現状の思いについての語りがありました。1時間はあっという間で、開催を待ち望んでいた声もあり、ご家族の悩みを吐露できる場所の提供をしていきたいと思います。

 

第2回
日時

令和4年1月11日(火曜日)13時00分から14時20分まで

内容 グループミーティング
参加者 3名

職員のコメント

新型コロナウイルス感染症防止のために、5月、7月の開催を中止したため、今回11月の開催以降2回目の開催となりました。開催するにあたっては、事前予約とさせていただき、開催当日は、検温と健康観察を実施し、感染予防のための手指消毒やソーシャルディスタンス、換気を行い、感染対策を講じて開催いたしました。初めて参加される方が2名、継続参加の方が1名いらっしゃいました。ひきこもりの本人のひきこもりのきっかけや家族として悩みながら関わっていること、夫婦でもひきこもる子どもに対しての思い等の温度差などが話題に出ました。家族や親族間での多くの悩みを抱えている方へ、他の参加者からねぎらいの言葉がかけられる場面もありました。久しぶりに参加した方もいらっしゃって、「保健所に相談しよう」と思っていただける場所として、市民の心の拠り所となれるよう場所の提供を継続していきたいと思います。

 

令和2年度

 

第1回
日時

令和2年7月27日(月曜日)13時30分から15時30分まで

内容 グループミーティング
参加者 4名

職員のコメント

本来であれば5月開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症蔓延防止のため、本日が今年度第1回目のすずらんの会でした。家族の仕事を手伝い始めた、就職に向けての活動を始めた、家族の会話が増えたなど、会の休止期間にあった出来事について、それぞれ話がありました。久しぶりの会ということもあり、あっという間の2時間でした。

令和元年度

第1回
日時

平成31年4月16日(火曜日)13時30分から15時30分まで

会場 保健所第1研修室
内容 グループミーティング
参加者 13名
職員のコメント

本日は、今年度第1回目のすずらんの会でした。新年度に伴う地区担当の変更を伝え、担当者が自己紹介しました。また、平成30年度のひきこもり当事者の会の活動内容を報告しました。その後、2つのグループに分かれて話をしました。

1グループでは、就労についてや自分以外の家族とひきこもりの本人との関係などの話が出ました。心配する気持ちはわかるものの、介入しすぎはよくないことや、家族でひきこもりについての勉強会に参加したことで、会話が増えたといった話がありました。

2グループでは、ひきこもりに至った経緯や、現状についてを話しました。家族としてどうにかしてあげたい、と焦る気持ちはあるが、一番辛いのは本人だということを忘れずに接したいと話されていました。

それぞれの状況を話すことで、自身の経験が誰かの安心につながっているように感じました。

 

第2回
日時

令和元年6月18日(火曜日)13時30分から15時30分まで

会場 保健所第1研修室
内容 グループミーティング
参加者 16名
職員のコメント

本日は、今年度第2回目のすずらんの会で、初めての方も含め、16名の方が参加されました。今回も2つのグループに分かれて話をしました。

将来の生活や就労についての悩み、日常の接し方等、参加された方は多くの不安を持っておられるようでした。また、ひきこもっている本人のことを考え、関わる側が変われるよう努力しているといった話もありました。

同じように悩んでいる方と普段家族には話せない思いを吐露できるこの場は、ひきこもりにあるの方のご家族にとって、よい機会となっているようでした。

 

第3回
日時

令和元年10月15日(火曜日)13時30分から15時30分まで

会場 保健所第1研修室
内容 グループミーティング
参加者 9名
職員のコメント

週末の台風の影響もあったためか、今回の参加者は9名でした。始めに、保健所で実施しているひきこもり当事者会「ひだまりん」での様子を職員から話しました。野外活動の様子が伝わるよう、写真入りの活動記録を見ながら話をしました。

グループミーティングは前回同様、2グループに分かれて話をしました。本人が現状をどうにかしたいという気持ちや、何かをしてみたいといった気持ちを話してくれたことなど、ひきこもりの本人が自分の意思を表出できているとの話がありました。本人の思いを尊重して接することの大切さを共有しました。

また、就労の悩みを持つ方がいたため、就労相談機関に関する情報提供を行いました。無理に進めることはせず、本人からの相談を待つことの大切さについても確認しました。

今後も、ひきこもり当事者の家族の方が、気持ちを表出しやすい場になればと思います。

 

第4回
日時

令和2年2月18日(火曜日)13時30分から15時30分まで

会場 保健所第1研修室
内容 グループミーティング
参加者 7名
職員のコメント

今回は7名の参加でした。前回同様、始めにひきこもり当事者会「ひだまりん」での様子を職員から話しました。11月の野外活動を機に新たな取り組みを始めた方がいる、といったエピソードを交えながら、写真入りの記録を見ながら話をしました。

グループミーティングは2グループに分かれ、それぞれ、ひきこもり当事者の自宅での過ごし方や家族、他者との関係性についてなど、様々な話が出ました。互いの家庭でのエピソードを共有しつつ、再度、本人の思いや訴えを尊重することの大切さを確認しました。

次年度も、ひきこもり当事者家族がリラックスできる場にしていきたいと思います。

お問い合わせ

民生局健康部保健所保健予防課

〒238-0046 横須賀市西逸見町1丁目38番地11 ウェルシティ市民プラザ3階

電話番号:046-822-4336

ファクス:046-822-4874

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