更新日:2025年2月28日
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報道発表資料
令和7年2月21日(金曜日)午後1時30分頃、市民から保健所生活衛生課に、「2月15日(土曜日)午後8時頃に2人で市内飲食店を利用したところ、2人とも体調を崩している」と連絡がありました。
当保健所の調査の結果、発症者2名の便からカンピロバクターが検出されたこと、症状がカンピロバクターの主症状と一致すること、共通の食事が当該飲食店に限られること、医師からカンピロバクター食中毒の食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、この飲食店の提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。
喫食者:2名(20代男性)
発症者:2名(全員快方に向かっています。)
下痢、発熱、嘔吐等
喫食日時:令和7年2月15日(土曜日)午後8時頃
発症日時:令和7年2月18日(火曜日)午後5時頃
所在地:横須賀市〇〇〇〇
名称:〇〇〇〇
営業者:〇〇〇〇
営業の種類:飲食店営業
2月15日(土曜日)に提供された食事
(焼き鳥、鶏の唐揚げ、サラダ、ドリンク等)
カンピロバクター
令和7年2月28日(金曜日)から3月2日(日曜日)まで営業停止
件数 | 発症者数 | 死者数 | |
令和7年(1月1日~2月28日) *本件含む |
1件 | 2人 | 0人 |
令和6年(1月~12月) | 1件 | 26人 | 0人 |
令和5年(1月~12月) | 8件 | 117人 | 0人 |
1 特徴
カンピロバクターは、鶏、牛、豚、ペットなどのあらゆる動物の腸内に生息している細菌です。生の鶏肉や牛レバーが感染源となることが多く、食品や飲料水を通じて感染する事例もあります。熱や乾燥に弱く、常温の空気中で死滅しますが、他の食中毒菌と比べて少量でも食中毒を起こすこともあります。
2 症状
潜伏期間は通常2~5日間で、主な症状は、腹痛、下痢、発熱、吐き気などです
乳幼児・高齢者、その他抵抗力の弱い者は重症化の可能性が高いので、特に注意が必要です。
3 予防対策
・食肉を冷蔵庫に保管するときは、他の食品と区別しましょう。
・食肉は十分加熱し、生食を避けましょう。
・生肉を取扱った後の手指や、調理器具は十分に洗浄しましょう。
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