更新日:2024年3月5日
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(横須賀市走水)
明治9年、横須賀造船所のためにフランス人技術者ヴェルニーが築造した水源地です。
明治41年、横須賀市が一部払い下げを受け、市内に給水を開始したのが横須賀市営水道の始まりです。
この水源は関東大震災の時にも枯れることなく、今なお1日1,000m3の供給能力を持っています。
市内唯一の水源地であり、万一の災害時には応急給水拠点としての機能を備えています。
走水水源は、横須賀市の地震災害対策上の非常用水源として位置付けられていることから、クリプトスポリジウム等の病原性原虫や細菌による汚染にも対応する膜ろ過設備を導入し、水道水としての活用を図ることにしました。
この膜ろ過設備は、通常時1,000m3/日(災害時1,500m3/日)の処理能力を持ち、2系列の膜ユニットにて浄水処理を行うものです。
原水の急性毒性についてはメダカセンサー、膜処理後の重要な水質については水質自動測定装置(残塩、濁度、色度、pH、電気伝導率、水温を測定)を用いて監視しています。これらの画像や測定値等の情報は逸見総合管理センターにて24時間遠方監視し、より安全な水道水を供給しています。
ストロー状の膜を用いる中空糸膜
多数の中空糸膜を容器に収めた膜ユニット
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