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更新日:2023年12月27日

ページID:513

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水道水中の異物について

止水栓や蛇口に使用されているゴムパッキンの劣化、水道管の劣化や使用されているシール材などの剥離により、蛇口から異物が流出することがあります。
詳細なお話をお聞きしてから検査を行いますので、下記まで直接ご連絡ください。
応急措置として、蛇口の先に市販の簡易フィルターやガーゼ等を付け、異物をろ過して使用してください。

-黒い異物-

1柔らかく指で押しつぶれる異物

《原因》
止水栓、蛇口に使用されているゴムパッキンや混合水栓に使用されているフレキシブルパイプの劣化により、開閉操作を行った際に細かく裂けて流出したと考えられます。
《対応》
劣化したパッキン等は、交換する必要があります。

2特定の蛇口から出る硬くて黒い異物・短時間ではあるが硬くて黒い異物が出る

《原因》
給水管や給水器具が古くなり、水と接している鉄材が徐々にさび、この錆が細かな粒子として流出したと考えられます。
この現象は、赤水を伴うことが多く、朝の使い始めによく見られます。
《対応》
コップ等に水を取り、赤い時は飲用を避けてください。
症状がひどい場合は、十分な調査のうえ私有管の付設替えをお勧めします。

3長時間にわたり硬くて黒い異物が出る、隣家でも同様な現象がある

《原因》
配水管の工事や断水、付近の火災での消火作業で消火栓を使用した場合に、水圧・水流の変化があり、一時的に鉄錆が流出したと考えられます。
《対応》
コップ等に水を取り、赤い時は飲用を避けてください。


-砂のような異物-

送配水管や給水装置の工事終了後の排水や清掃作業が不十分なために、砂などが混入したと考えられます。


-白い異物-

1蛇口や容器等のまわりにできる異物
水道水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれています。
このミネラル分が、水が蒸発したあとに白い異物として残ります。

2氷に白いものができる
水道水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれています。
水が凍るときには外側から徐々に凍り、水に溶けていた空気やミネラル分は、濃度を濃くしながら中央部に集められるため、氷の中央部は白く不透明になってしまいます。

3アルミニウム製のやかんや銅等の内面に白い斑点ができる
アルミニウムや銅などは、鉄などと同じように簡単に腐食されるため、これらの製品には表面に皮膜を作り、腐食を防いでいます。
この保護膜が、洗浄時にたわしなどでこすったりすることで傷つき、剥がれ、アルミニウムが露出すると、腐食して白い斑点となります。
アルミサッシ等に白い斑点ができるのと同じです。

4蛇口から白色の異物が出る

《原因》
水道管に使用されているシール材などがはがれて流出することがあります。
《対応》
水をしばらく流してから使用してください。改善されない場合、調査を行いますので、下記までご連絡ください。なお、シール材に毒性はありません。

-キラキラ光る異物-

ガラス製品で長時間お湯を沸かしていると起こる現象で、「フレークス現象」といわれます。
フレークスを生じさせないためには、ガラス容器を使用の都度、よくこすり洗いをしてください。
また、水の継ぎ足しを繰り返してお湯を沸かさないでください。
フレークス現象が起こりやすくなります。

お問い合わせ

上下水道局技術部浄水課

〒238-0046 横須賀市西逸見町2丁目10番地 

電話番号:046-822-7898

ファクス:046-822-7894

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