更新日:2023年3月17日
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水道水の安全性を検査するために、水質試験所を設けています。ここでは、水源となる川・浄水場・蛇口などの水を採取して、水道法で定められた水質基準に適合しているか、常に検査しています。その他、適切な浄水処理を行うために種々な試験を行っています。
水質検査には以下の3種類があります。
本市では、150を超える項目について水質検査を行い、水道水の水質管理に努めています。
水中の大腸菌などを検査して、水系感染症の原因となるヒトや家畜の糞便による汚染のないことを確認します。
水の濁りや色などの基本的な性状から、金属や有機物などの微量な物質まで検査します。
主に水中の浮遊生物(プランクトン)を計測して、異臭などの原因となる生物を明らかにすることにより、予防対策に利用します。
安全で良質な水道水を供給するために、浄水場の原水から、浄水場の各工程、配水池及び、各配水池系統流末の蛇口に至るすべての段階で、きめ細かく水質検査を実施しています。
水道水源である河川等の水質検査は、適切な浄水処理に欠かせないものです。水源となっている相模川水系及び走水水源地に関して調査地点を設定し、定期的に水質を検査しています。
有馬浄水場では、浄水処理の各段階の水について、毎日水質を検査し、その結果から浄水処理の状況を正確につかんで、常に安全で良質な水を供給できる水質管理を行っています。
田浦配水場では、有馬、小雀、綾瀬浄水場からの各系統の浄水について水質検査を行い、安全性を確認しています。
走水水源地では、原水と膜ろ過装置で処理した浄水について水質検査を行っています。
水質基準項目や水質管理目標設定項目、その他の項目については、項目ごとに必要な頻度で検査を実施しています。
また、自動水質計器によって残留塩素や濁度を常時監視し、異常の有無を確認しています。
配水池では、水質基準項目や水質管理目標設定項目等の必要な項目について定期的に水質を検査しています。
各配水系統の流末8カ所に設置した自動水質監視装置により濁度、色度、残留塩素等を常時監視し、異常時に即応可能な体制をとっています。(毎日検査)。
配水ブロックの主要配水池及び各配水ブロック内の配水池系統ごとの流末に選定した蛇口26カ所で、病原性微生物に関する項目や水道水の基本的な性状に関する項目など、法令上月1回以上の検査が義務付けられている水質基準項目と水質管理上必要と考えられるその他の項目について、月1回検査しています(毎月検査)。
配水ブロックごとの流末に選定した蛇口6カ所で、水質基準項目及び水質管理目標設定項目について、おおむね3か月に1回、年4回検査をしています(3月に1回検査)。
表示 | 自動水質監視装置を設置した場所 | 箇所数 | 測定頻度 |
---|---|---|---|
配水ブロック流末 | 8 | 連続監視(法定毎日検査) | |
配水池・配水施設 | 5 | 連続監視 |
表示 | 水質検査を行う場所 | 箇所数 | 検査頻度 | |||
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毎週 (主要項目) |
毎月 (主要項目) |
1回/3月 (全項目) |
2回/年 (主要項目) |
|||
配水池系統流末の一般家庭等の蛇口 | 20 | - | - | - | ||
配水ブロック流末の一般家庭等の蛇口 | 6 | - | - | |||
配水池 | 25 | - | (5) | - | (20) | |
田浦配水場・走水水源地 | 2 | - | - |
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