更新日:2023年3月17日
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家庭の台所、風呂、水洗便所からの汚水、工場・事業場からの廃水は、浄化センターで処理され、海や川に流されます。
浄化センター模式図
下水の中の大きなゴミや土砂等を取り除きます。
カラの最初沈殿池内部
最初沈殿池で処理された水
下水をさらにゆっくり流し、沈砂池で取り除けなかったゴミや泥等を沈めます。
カラの最初沈殿池内部
最初沈殿池で処理された水
活性汚泥(微生物が入っている泥)を加えて、空気を吹き込んでかき混ぜます。
下水中に溶け込んだ汚れを微生物が栄養として吸収し、沈みやすい泥になります。
反応タンク
カラの反応タンク内部
活性汚泥の状態
沈みやすくなった泥を池の底に沈めます。
沈んだ泥は活性汚泥として必要な分だけ反応タンクに戻し、余分な泥は汚泥処理設備へ送られます。
最終沈殿池
最終沈殿池で処理された水
きれいになった水は塩素消毒または紫外線消毒の後、海や川に流されます。
塩素接触タンク
紫外線消毒装置
最初沈殿池や最終沈殿池から送られてきた汚泥は遠心濃縮機にかけられ、遠心力により濃縮され、遠心脱水機・スクリュープレス脱水機によりさらに濃縮されます。
濃縮された汚泥は焼却し、焼却灰は埋立処分またはリサイクルしています。
遠心濃縮機
汚泥焼却炉
浄化センターで処理された水を公共用水域に流しています。
放流口
放流水
水質試験室
浄化センターの日常管理に必要な最小限の水質項目(水温,透視度、pH、SVなど)について試験を行います。
下水の処理状態を把握するために必要な水質項目(BOD、COD、浮遊物質、MLSSなど)について試験を行います。
水質汚濁防止法、下水道法で測定義務が定められている各種水質項目(40項目)について試験を行います。
流入水量、水質、処理状態、処理水質等の変動を把握するために行うもので、浄化センターの水質管理上最も重要な試験の一つです。
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