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更新日:2023年11月13日

ページID:54369

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日本遺産認定横須賀市の構成文化財一覧

日本遺産に認定された横須賀市の構成文化財は次のとおりです。

米海軍横須賀基地C1建物(旧横須賀鎮守府庁舎)

震災後に再建された大正建築様式を現在に伝える庁舎建築

米海軍横須賀基地C1建物(旧横須賀鎮守府庁舎)

米海軍横須賀基地C1建物(旧横須賀鎮守府庁舎)概要
指定等の状況 未指定 建造物
所有者 財務省(提供財産として米海軍が使用)
所在地 横須賀市稲岡町
交通 京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分
見学 不可
第一海軍区を管轄した鎮守府の庁舎。関東大震災で被災したれんが造の庁舎に代わり大正15年に建設された鉄骨造の2代目庁舎。海軍の技術力を証明する日本最初の耐震建築です。

米海軍横須賀基地C2建物(旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部庁舎)

装飾性に富み海軍の威信を感じる庁舎建築

米海軍横須賀基地C2建物(旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部庁舎)

米海軍横須賀基地C2建物(旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部庁舎)概要
指定等の状況 未指定 建造物
所有者 財務省(提供財産として米海軍が使用)
所在地 横須賀市稲岡町
交通 京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分
見学 不可
鎮守府の関連施設で、昭和9年建設の鉄骨造2階建て。震災後の建築としては装飾性に富み、海軍の威信を感じます。正面入口に「横須賀鎮守府会議所」と「横須賀海軍艦船部」の表札が今も残っています。

 

米海軍横須賀基地B39建物(旧横須賀海軍工廠庁舎)

震災復興と海軍の技術力を示す昭和初期の耐震建築

米海軍横須賀基地B39建物(旧横須賀海軍工廠庁舎)

米海軍横須賀基地B39建物(旧横須賀海軍工廠庁舎)概要
指定等の状況 未指定 建造物
所有者 財務省(提供財産として米海軍が使用)
所在地 横須賀市楠ヶ浦町
交通 京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分
見学 不可
海軍工廠の入口に所在した庁舎。この建物もれんが造に代わる2代目で、震災復興は4市の中でも横須賀市の特徴です。海軍の技術力を示す日本最初期の耐震建築(昭和2年建設)。

海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎(旧横須賀鎮守府司令長官官舎)

大正2年、桜井小太郎設計により竣工した鎮守府長官官舎

海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎(旧横須賀鎮守府司令長官官舎)

海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎(旧横須賀鎮守府司令長官官舎)概要
指定等の状況 未指定 建造物
所有者 海上自衛隊
所在地 横須賀市田戸台90
交通 京浜急行「県立大学」下車徒歩10分
見学 不可(一般開放日あり)
歴代の鎮守府司令長官の官舎。東京湾を一望する丘の上に建つ。大正2年、桜井小太郎の設計で建設し、洋館と和館からなる当時の建築デザインの水準を示す建物です。

逸見波止場衛門

横須賀軍港の入口に立つ衛兵の詰所

逸見波止場衛門

逸見波止場衛門概要
指定等の状況 市民文化遺産 建造物
管理者 横須賀市
所在地 横須賀市汐入町1-1(ヴェルニー公園内)
交通 JR「横須賀」下車徒歩2分
見学
軍港の歴史と面影を伝える旧横須賀軍港逸見門の衛兵詰所。昭和4年~5年頃に建設された2棟の建物には「逸見上陸場」、「軍港逸見門」の表示板が残っています。

東京湾要塞跡

首都東京と横須賀軍港等を防衛する陸軍の沿岸砲台群

東京湾要塞跡概要

指定等の状況 国史跡
指定年月日 平成27年(2015年)3月10日
首都及び軍港を守る東京湾要塞(20の砲台・堡塁(ほうるい)・海堡(かいほう))のうちの2砲台。着工年が明治14年と明治25年で、11年の開きがある両砲台では、切り石やれんがの積み方、コンクリート使用の有無など、建築技術の推移がわかります。

猿島砲台跡

東京湾要塞跡猿島砲台跡

猿島砲台跡概要

所有者

横須賀市
所在地 横須賀市猿島1
交通 京浜急行「横須賀中央」徒歩10分、猿島航路「三笠桟橋」乗船10分
見学

 

千代ヶ崎砲台跡

千代ヶ崎砲台跡

千代ヶ崎砲台跡概要
所有者 文部科学省(管理者 横須賀市)
所在地 横須賀市西浦賀6-17他
交通 京浜急行「浦賀」または「京急久里浜」から京急バスで「燈明堂入口」下車徒歩15分
見学 可(詳細はこちら

観音崎・走水地区の砲台群

東京湾の湾口部を守る砲台群で、日本最古の近代要塞

観音崎・走水地区の砲台群概要
指定等の状況 未指定 建造物
首都及び軍港を守る東京湾要塞のうち、東京湾口に位置する。観音崎第一砲台は、明治13年に起工、明治17年に竣工した西洋の築城技術による日本最初の砲台。時代の異なる砲台が東京湾防衛の歴史を解き明かします。

観音崎砲台第一砲台跡

観音崎砲台第一砲台跡

観音崎砲台第一砲台跡概要
所有者 神奈川県
所在地 横須賀市走水1(県立観音崎公園内)
交通 JR「横須賀」・京浜急行「堀ノ内」「浦賀」から京急バス「観音崎」下車
見学

走水低砲台跡

走水低砲台跡

走水低砲台跡概要
所有者 横須賀市
所在地 横須賀市走水2-698(旗山崎公園内)
交通 京急バス「走水上町」下車徒歩3分
見学 可(平日はガイド同行のみ見学可、土日祝はガイドなしで見学可)

 

東京湾第三海堡構造物(兵舎・観測所・探照灯・砲側庫)

東京湾要塞を構成する砲台の一つ第三海堡の構造物(画像:うみかぜ公園内にある兵舎)

うみかぜ公園内にある兵舎

東京湾第三海堡構造物(兵舎・観測所・探照灯・砲側庫)概要
指定等の状況 市有形 歴史資料
指定年月日

平成21年(2009年)3月10日

平成25年(2013年)3月11日

所有者 横須賀市
所在地

横須賀市平成町(うみかぜ公園内)

横須賀市夏島町(夏島都市緑地)

交通

京浜急行「県立大学」下車徒歩20分

京浜急行「追浜」下車徒歩30分(「追浜駅前」からバスで「追浜車庫前」下車徒歩5分

見学 可(夏島都市緑地は、アクションおっぱまが毎月第一日曜日を公開日としている)
首都及び軍港を守る3基の海堡(かいほう)(人工島に火砲(かほう)を設置した海上砲台)の一つ。関東大震災で水没した構造物を引き上げ市内2カ所で展示。鉄筋コンクリートの採用など当時の建築技術の高さを示しています。

「ヨコスカ製銕所」「ヨコスカ造舩所」刻印れんが

フランス規格の国産最古級赤れんが(画像上:ヨコスカ製銕所、画像下:ヨコスカ造舩所)

上「ヨコスカ製銕所」、下「ヨコスカ造舩所」刻印れんが

「ヨコスカ製銕所」「ヨコスカ造舩所」刻印れんが概要
指定等の状況 未指定
所有者 横須賀市
所在地

横須賀市久里浜8-642 生涯学習課文化財整理室

横須賀市深田台95 横須賀市自然・人文博物館

交通

京浜急行「久里浜」下車徒歩10分

京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分

見学

可(要事前申し込み)

可(ヨコスカ製銕所刻印のみ)

横須賀製鉄所創設にあたり所内で生産された国産最古級の赤れんが。フランスの規格による建築用れんがで、軍港界隈には木骨れんが造の造船関連施設が建ち並んでいました。

スチームハンマー(旧横須賀製鉄所設置)

横須賀製鉄所開設に伴い輸入された産業遺産(画像は「3トン門型」)

スチームハンマー(旧横須賀製鉄所設置)3トン門型

スチームハンマー概要
指定等の状況 国重文 歴史資料
指定年月日 平成10年(1998年)6月30日
(追加)平成15年(2003年)5月29日
所有者 横須賀市
所在地 横須賀市東逸見町1-1(ヴェルニー記念館)
交通 JR「横須賀」下車徒歩1分
見学
1865年の横須賀製鉄所創設と共にオランダから輸入した艦艇の建造・修理のための鍛造(たんぞう)機械。以後の継続的な近代造船の第一歩を記す遺産で、0.5トン片持形と3トン門型があり、3トン門型は平成8年まで約130年間稼働していました。

米海軍横須賀基地1号~6号ドック(旧横須賀造船所第一号~第六号船渠)

横須賀製鉄所~海軍工廠時代のドライドック

米海軍横須賀基地1号~3号ドック(旧横須賀造船所第一号~第三号船渠)

米海軍横須賀基地1号~6号ドック(旧横須賀造船所第一号~第六号船渠)概要
指定等の状況 未指定 建造物
所有者 財務省(提供財産として米海軍が使用)
所在地 横須賀市楠ヶ浦町
交通 京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分
見学 不可

軍港の景観を特徴付ける艦艇修理用のドライドック(船渠)。石造ドック(1~3号)からコンクリート造ドック(4~6号)へと技術の推移やドックの大型化=艦艇の巨艦化がわかります。

近代造船所建築図面資料

横須賀造船所ほか近代造船所に関する建築図面など230点

近代造船所建築図面資料

近代造船所建築図面資料概要
指定等の状況 市有形 歴史資料
指定年月日 平成20年(2008年)3月10日
所有者 横須賀市(横須賀市自然・人文博物館)
所在地 横須賀市深田台95
交通 京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分
見学 資料の一部を常設展示
9時~17時開館 月曜日・年末年始休館
海軍の技術力に関する資料で、西洋の造船技術を日本人がどのように吸収し、表現したかを物語っています。横須賀造船所の技手(ぎて)が所蔵していたもので、呉港、佐世保港などの資料を含んでいます。

 

 

走水水源地(煉瓦造貯水池・鉄筋コンクリート造浄水池)

軍港水道走水系統は、明治9年、横須賀造船所まで7kmに土管を敷設したことに始まります。半原(はんばら)系統の整備に伴い、市民への給水に転換。水源地としては珍しく海を臨む低地にあります。

煉瓦造貯水池

明治35年に竣工したれんが造の上屋付き貯水池

煉瓦造貯水池

煉瓦造貯水池概要
指定等の状況 国登録 建造物
指定年月日 平成12年(2000年)2月15日
所有者 横須賀市上下水道局
所在地 横須賀市走水1年2月1日付近
交通 京浜急行「馬堀海岸」下車徒歩20分、京急バス「伊勢町」下車徒歩2分
見学 見学の際は交通法規を遵守してください

鉄筋コンクリート造浄水池

我が国最初期の鉄筋コンクリート造建物

鉄筋コンクリート造浄水池

鉄筋コンクリート造浄水池概要
指定等の状況 国登録 建造物
指定年月日 平成12年(2000年)2月15日
所有者 横須賀市上下水道局
所在地 横須賀市走水1年2月1日付近
交通 京浜急行「馬堀海岸」下車徒歩20分、京急バス「伊勢町」下車徒歩2分
見学 不可

逸見浄水場(緩速ろ過池調整室・配水池入口・ベンチュリーメーター室)

相模川上流(神奈川県愛川町半原(はんばら))を水源とする軍港水道半原系統の横須賀市側浄水池。水の安定供給を目的に明治45年に着工。軍港を見下ろす丘の上にあり、鉄筋コンクリート造の配水池入口は白亜の塔として往時の姿を伝えています。

緩速ろ過池調整室

横須賀軍港水道として建設された逸見浄水場

緩速ろ過池調整室

緩速ろ過池調整室概要
指定等の状況 国登録 建造物
指定年月日 平成17年(2005年)7月12日
所有者 横須賀市上下水道局
所在地 横須賀市西逸見町2-10
交通 京浜急行「逸見」下車徒歩20分
見学 不可

配水池入口

逸見浄水場のシンボルである白亜の塔

配水池入口

配水池入口概要
指定等の状況 国登録 建造物
指定年月日 平成17年(2005年)7月12日
所有者 横須賀市上下水道局
所在地 横須賀市西逸見町2-10
交通 京浜急行「逸見」下車徒歩20分
見学 不可

 

 

 

 

七釜トンネル

明治期・大正期・昭和期のトンネルが3本並ぶ独特な景観

七釜トンネル

七釜トンネル概要
指定等の状況 未指定 建造物
所有者 JR東日本株式会社ほか
所在地 田浦町・田浦港町
交通 JR「田浦」
見学 可(田浦駅ホームより遠望のみ)
明治22年開通の横須賀線のトンネル。鉄道敷設当初のトンネル(中央)と複線化による大正期(右)、海軍施設への引き込み線用の昭和期(コンクリート造、左)の3本が並んでいます。全国一トンネルの多いまち横須賀を代表するトンネル景観です。

横須賀港周辺の絵図

横須賀軍港とまちの発展を今に伝える絵図

横須賀港周辺の絵図

 

横須賀港周辺の絵図概要
指定等の状況 未指定 歴史資料
所有者 横須賀市ほか
所在地 深田台95(横須賀市自然人文博物館)
交通 京浜急行「横須賀中央」下車徒歩10分
見学 特別展開催時等で見学可
軍港とまちの発展を伝える絵図で、明治12年から明治39年までに刊行された当時の観光マップ。「横須賀港一覧繪圖(えず)」「横須賀明細弌覧図(いちらんず)」など現在9版が確認されています。

 

記念艦三笠(海上自衛隊横須賀地方総監部 旧三笠艦保存所)

鎮守府と海軍工廠の艦船修理技術等の歴史を伝える

記念艦三笠概要 

指定等の状況 未指定 歴史資料
所有者 海上自衛隊
所在地 稲岡町82-19
交通

京浜急行「横須賀中央」下車徒歩20分

見学  可
明治35年にイギリスで竣工した旧戦艦。日露戦争終了直後の明治38年9月に佐世保港内で爆沈するが難工事の末、浮揚・修理され、明治41年4月に現役復帰。大正13年9月に横須賀港内で関東大震災により破損・着底するも再度浮揚され、大正15年1月に記念艦となり、現在地に移動・整備されました。

   kinennkannmikasa 

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8481

ファクス:046-822-6849

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