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更新日:2024年4月25日

ページID:83904

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生涯学習センターの管理状況

施設の管理状況<管理運営に対する市の評価>

下記対象施設の指定管理者による管理状況については、施設を所管する教育委員会教育総務部生涯学習課が定期的に現地確認調査等を行い、適正に管理されているかどうかを確認しています。

対象施設

指定管理者の概要および業務内容

名称
公益財団法人横須賀市生涯学習財団

所在地
横須賀市西逸見町1-38-11

代表者
理事長:下里矩生

指定(管理)期間
2022年04月01日から2027年03月31日

業務
1生涯学習センターの使用の許可に関すること
2生涯学習センター管理運営に関すること
3横須賀市市民大学に関すること
4学習情報提供・学習相談に関すること
5学習成果地域活用に関すること

2023年度の評価

2024年3月

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っていると認める。
【執行体制】
・滞りなく事務を進める体制となっていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められていると認める。
・ウェルシティー一時預かり保育室避難訓練に参加した。複合施設の一員として、安全管理に努めていると認める。
・本市博物館職員向け研修(博物館以外の本市職員も参加可。大阪市立自然史博物館学芸員が講師)に職員が参加した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座2講座、後期講座10講座のプログラムを終了、特別講座3講座を開講し、既に実施済みの講座も含め、予定していた特別講座7講座の全プログラムを終了し、令和5年度の市民大学講座を閉講した。
・令和5年度も様々な内容の講座を企画し、多くの受講者を集めた。講座開催方法もフィールドワークの1つとして船によるクルーズを行ったり、横須賀在住講師や横須賀所在の教育機関や研究機関等の教育資源をうまく活用し、横須賀にちなんだ内容の講座を企画したりするなど、開催方法の工夫やテーマ設定に工夫が凝らされていたことを評価する。昨年度に続き、市民の受講しやすさも考慮し、1つの講座の回数や期間をやや短めにし、講座の種類を増やしたことも多くの受講者を集める結果につながったと考える。引き続き研究と工夫をお願いしたい。
・3月19日に、令和6年度市民大学さきがけ講座の募集を締め切った。定員を超える応募の講座もあり、多くの受講者を受け入れるために定員増のうえに抽選を行うなど、市民の利便性の向上への配慮を認める。
・令和6年度市民大学前期講座の募集を3月19日に開始した。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース4月号を発行した(10,500部)。
・まなびかん5階ロビーで、市立沢山小学校及び逸見小学校、浄土寺の協力を得て三浦按針児童感想文を3月1日から 4月12日までの予定で展示している。
・西コミュニティセンター友の会文化祭会場で、まなびかん周知のためパネル展示と事業の印刷物配布を行った。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・講座催行人員に達したABCプラン2023の講師デビュー講座9講座を3月中に実施した。報告時点で5人の講師がABCプランをきっかけにサークル化などの継続的な学習活動につなげることができた。
・ABCプランは、講師登録はしたものの、具体的に自分の学んだ成果を生かしたり、自分以外の方とともに学習活動を続けていくにはどのようにしたらよいか分からないという方にその機会を提供できる貴重な講座である。今回のようにサークル化によって学習活動の継続につながっていけば、コロナによる活動中断が原因で減少傾向にある学習サークル等の活性化にもつながる。今後とも引き続き学習相談等の求めに応じた支援をお願いしたい。
【その他の事業】
・キャリア講座「アラフィフの未来日記」を実施した(3月2日)。
・第53回ウェルシティ・コンサートを開催した(3月3日)。
・子ども将棋教室を実施した(3月9日)。
・ファミリーコンサートを開催した(3月17日文化振興課委託事業)。
・令和6年度市民手工芸展一般参加募集を行った(文化振興課委託事業)。
【特記事項その他】
・生涯学習財団第2回理事会を開催した(3月22日)。
・地域支え合い協議会へ職員が出席した(3月8日)。
・社会教育施設及び社会教育・生涯学習関連業務担当職員研修を実施し、職員が講師を務めた。
・逸見地区地域運営協議会に職員が出席した(3月21日)。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する

 

2024年2月

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・生涯学習センター職員の退職者補充のための令和6年度の新規採用職員の公募選考を実施した(契約職員2名、受付中番1名、遅番1名、図書1名)。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・ウェルシティ一時預かり保育室避難訓練に参加した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・2月中に前期講座1講座、後期講座4講座の全プログラムを終了した。
・2月中に後期講座1講座を開講し、予定していた後期講座25講座すべてを開講した。
・特別講座7講座のうち、2月中に4講座を開講した。
・令和6年度4月開催の「さきがけ」講座8講座の募集を開始した。前期講座募集期間中に開催し、さきがけ講座内で前期講座のPRも行う。また、そのうちの4講座は、受講者の反響によっては後期に連続講座を実施することも視野に入れた企画である。第5期指定管理の開始以来、新規受講者の発掘や、さきがけ講座をきっかけとして、その後の前期講座、後期講座につないでいく工夫を凝らしていることを評価したい。
・今年度も現時点で受講者数が5,000人を超えており、昨年度からの様々な工夫の積み重ねと、ニーズを適切にとらえた講座開設が奏功していると評価したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」3月号を発行した(10,000部)。
・5階展示スペースで2月2日から3月13日まで新聞活用会の作品展示を行い、会の活動報告の場を提供した。また、4 階、5階の廊下壁面を利用して市民大学の講座の様子や成果物の展示も継続しており、写真も使いながら、来館者に目で見て生涯学習センターでの学びのイメージが分かるような工夫をしていると評価したい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・ABCプランの講師デビュー講座11講座の受講生募集を行い、2月15日に募集を締め切った。2講座は実施できなくなった。各講師とも入念に準備をしてきたため、実施できなかった講師は非常に残念だと思うが、次回に新たな企画で参加していただければと考える。実施する講師も、受講者の反応や意見などを参考にして、今後の講師活動の継続につなげていただければと考える。また、講師がABCプランを経験することによって感じたメリットや、意識・行動に変化があったことなどを、A研修会だけでなく、一般の方にも広く知っていただけるような方法や場があればと考える。
・今年度、第5期指定管理から隔年実施となった「まなびかんまつり」と「逸見コミセンつどい」を、2月3日、4日に合同で2会場で開催した。3,800人を超える来館者があり、生涯学習センターの活動と、そこで活動するサークルの学習成果アピールできる良い機会となった。「まなびかんまつり」自体は隔年実施だが、生涯学習センターと逸見コミセン双方で来年度以降も何らかの連携を継続したいという考えになったとのことで、ぜひ継続を検討していただきたい。距離的にも近く、逸見地区にある2つの生涯学習の拠点が協力していくことは、地元の方に、より施設の存在や活動内容を知っていただき、利用に結び付く機会にもなると考える。
【その他の事業】
・人権啓発講座「障害とコミュニケーション」(2月1日、6日、8日)を開催した(生涯学習課共催)。
・「自分のスマホで学ぶスマホ講座(アンドロイドコース/アイフォンコース)」を実施した(2月5日)
・三浦半島演劇祭閉会の集いを実施し、秋季市民文化祭を終了した(文化振興課委託事業)。

・職員がピンク色のものを身に着け、「いじめ反対」の意思表示を行うピンクシャツデーの取り組みを行った(2月28日)。
【特記事項その他】
・逸見小学校6年生学習発表会へ職員が参加した。
・久里浜医療センターとの地域連携として、入院患者やの退院後の生活に学習活動を取り入れるための講義を行い、職員が講師を務めた(2月15日参加者45人)。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2024年1月

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・まなびかん勤務職員(契約職員、パートタイム職員)の募集を開始した(募集期間1月19日~2月13日)。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・学校の冬休み期間に合わせて、12月18日~1月12日の期間、当日利用のない学習室を自習室として開放した(利用人数141人)。
・救急搬送事案が2件発生した(1月10日市民大学講座受講生体調不良、1月29日市民ホール利用者腰痛)。健康部にも連絡し、保健師も臨場するなど、いずれも迅速かつ適切な対応であったと認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・1月中に後期講座5講座が全プログラムを終了した。
・「まなびかんまつり」と同日開催の特別講座2講座の募集を1月12日に締め切った。両講座とも定員を超える応募があったが、全員当選とした。より多くの方が参加できるように配慮がなされたことを認める。
・単発の特別講座5講座の募集を1月29日に締め切った。1講座は定員を超える応募があったが全員当選とし、定員未達の講座は引き続き応募を受付けている。この特別講座は市民共同企画講座や、市内の様々な機関等の協力も得ながら多様な連携先、内容を揃えている。意欲的な取組みと評価したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」2月号を発行した(10,500部)。
・市人権・ダイバーシティ推進課の依頼により、5階ロビー展示スペースで、横田めぐみさんと特定失踪
者の写真パネル展示を実施した(1月17日~24日)。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・1月10日から、ABCプラン講師デビュー講座の11講座の受講者募集を開始した。
・2月3、4日開催の「まなびかんまつり」の準備を進めている。
【その他の事業】
・同和問題を考える講演会「人権感覚を磨く」を開催した(生涯学習課共催事業1月12日)。
・横須賀市を知る講座「カレーのルーツとは?」を開催した(自主事業1月14、22、30日。22、30日は安浦コミセン会場)。
・カジュアル・コンサートを開催した(文化振興課委託事業1月21日)。
・逸見地区地域運営協議会に職員が出席した(1月23日)。
【特記事項その他】
・市会計課の備品検査を受検した。適正な管理を行っており、指摘事項はなかった。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年12月

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・事務局長による職員面談を実施した。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めている。 
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・利用予定のない学習室を、学校等の冬休み期間に合わせた自習室としての開放を実施中(令和5年12月18日~令和 6年1月12日)。施設の有効利用につながることを認める。
・情報セキュリティ保護の観点から新しいNASへの切り替え作業を行った。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・12月中に後期全25講座のうち1講座を新たに開講し、計24講座を開講した。また、開講中だった後期3講座が12月中に全プログラムを終了した。
・12月21日から、2月から3月に開講する特別講座5講座の募集を開始した。この5講座のうち2講座は市民が企画運営を手掛けた講座である。また、3講座は市内の他機関等との共催、ヴェルクよこすかへの出張講座で、市民の力や地域資源をうまく組み合わせて活用した講座であると考える。横須賀ならではの特色を出すための工夫と努力を行ったことを認める。
・市民大学は今年度も市民ニーズを研究し、工夫を凝らして今までとは違う講座を多く企画しており、その成果が表れていることを評価する。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」1月号を発行した(10,000部)。
・Yokosukaまなび情報登録講師・サークルに関する情報冊子として、2023年度12月版「ミニ瓦版」を作成・配架した。
・館内展示スペースを利用して作品展示を行った(12月6日~20日:リトルベビーハンドブック写真展)。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・Yokoaukaまなび情報ABCプラン「講師デビュー講座」の参加希望講師11名の参加と講座内容が決定した。過去にも、この講師デビュー講座をきっかけにサークル結成につながったり、コミュニティセンター等の講座で講師を務めることになったりと学習活動の継続にプラスの成果が表れており、今年度も実りのある講座となることを期待する。
・「まなびかんまつり」の講座・イベントの内容が決まり、周知用チラシ・ポスターが完成した。今回は「逸見コミセンつどい」と2会場での同日開催であり、単独開催の場合とどのような違いが出てくるのか興味深い。初めての試みであるため、予想していないことも起きるかと思うが、終了後の検証も行い、今後につながることを期待する。短時間で両施設を訪れることが可能な距離であるため、逸見地区の市民に地元の学習施設の活動をより幅広く知っていただける機会となると思われ、多くの方が足を運んでくれることを期待する。
【その他の事業】
・生涯学習課と共催の人権セミナー「現代社会の生きづらさ」を実施した(12月1日、5日、11日の全3回)。
・生涯学習課と共催の文化財講座「大矢部歴史散策」を実施した(12月7日)。
・「パソコン入門教室」ステップアップコースを実施した(12月11~14日)。
・秋季市民文化祭を実施した(文化振興課委託事業:劇団河童座公演、おはなしシャワー公演)。
【特記事項その他】
・市の「ピンクシャツデー」に賛同し、職員が「いじめ反対」の意思表示を表すピンク色のものを身に着けた(12 月20日)。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年11月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・職員健康診断を実施した。適切に職員の健康管理を行っていることを認める。
・県等の外部研修に職員が参加し、職員資質向上に努めていると認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・後期講座全25講座のうち10講座を開講し、計23講座が開講した。
・11月中に前期講座の4講座、後期講座の3講座が全プログラムを終了した。
・まなびかんまつりと同日開催の2つの特別講座の募集を開始しした。。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース12月号を発行した。
・展示スペースで、生涯学習課のパネル展示「文化財トピックス展」を実施した(11月6日~24日)。
・コミュニティセンター文化祭等に合わせ、出張学習相談や生涯学習センターの周知のためのパネル展示を行った(パネル展示:大津、久里浜出張相談:生涯現役フォーラム2023)。今年度の「生涯現役フォーラム」は「わんぱくフェスティバル」と同日同会場での開催のため、生涯学習センターやコミュニティーセンター利用者とは違う層の来場が多かったと思われる。新たな層へのアピールには、このような機会を利用して反応があるかどうかを試してみるということも検討をお願いしたい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・市民大学講座内で実施する企画講座について、市民大学企画運営ボランティアと講座内で施設紹介と説明をお願いする市民活動サポートセンター館長と打ち合わせ、ミーティングを行った。昨年度実際に企画して市民大学講座として実施した「すかいぃとーく もっと知ってよ 横須賀市」では、知っておくと便利な市の行政組織が提供しているサービス等について、関連する情報をまとめて複数の課の職員が説明し、講座受講者からは、役立つ情報が得られたという意見、行政側からは、通常は一つの部署で説明会等の形で行うことが多いので、複数の課が集まって関連する情報をまとまって発信する場が得られて助かったという意見があり、受講者と行政側の双方にメリットがあった。また、企画運営ボランティアが中心となって市民大学講座という場を活用して、市民と行政を結びつける場を作り上げた。今年度のメンバーは昨年度から継続しているメンバーもおり、昨年度の経験をもとに、より洗練された内容の講座となることに期待したい。
・Yokosukaまなび情報ABCプラン「Cデビュー講座」参加希望講師全11名との面談が終了し、講座日程を調整して実施承諾書類一式を送付した。日常生活も施設利用も新型コロナによる制限がほぼなくなり、対面での行事も多くなっているので、多くの方の参加があることに期待したい。また、講座実施まではまだ時間があるため、引き続き講師のフォローをお願いしたい。
【その他の事業】
・和菓子作り体験教室「季節の煉切」を実施した(11月26日)。
・人権啓発講座「歴史からみる人権」を実施した(11月1、8、15日生涯学習課共催)。
・パソコン入門教室「超入門教室」を実施した(11月15~17日)。
・秋季市民文化祭を開催した(市民書道展ほか文化振興課委託事業)。
・市民合唱のつどいを開催した(11月4、5日文化振興課委託事業)。
【特記事項その他】
・2023横須賀生涯現役フォーラムに実行委員会の一員として参加した(11月12日)。
・老人クラブ会長研修会で職員が講師を務めた(11月17日)。
・按針フェスタ2023に事務局の一員として参加した(11月19日)。
・企業・NPO・大学パートナーシップミーティング2023in横須賀三浦に運営側の一員として参加した(11月25日)。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年10月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に独自に研修会を行い、また、他にも湘南三浦教育事務所管内生涯学習研究協議会等に職員を派遣し、資質向上に努めている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・10月1日から適格請求書等保存方式(インボイス制度)を導入した。
・10月23日にウェルシティ市民プラザ全館の冷暖房切替え(冷房⇒暖房)が行われた。
・10月30日に教育研究所電気点検に伴う図書システム停止のため、図書室を休室した。
・新型コロナ対策用に市費で購入した室内換気用サーキュレーターを各学習室等に設置した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・10月中に前期講座のうち7講座の全プログラムを終了した。
・10月中に後期講座全25講座のうち13講座を開講した。また、定員に余裕のある講座について、希望回のみ聴講可能である「おためし受講」を周知している。興味のある講座だけの受講、講座の様子を見てみたい方にとってはメリットがあるので、引き続き周知をお願いしたい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース11月号(10,500部)を発行、配布した。
・追浜コミュニティセンター文化祭にあわせ、職員による出張学習相談、まなびかん周知のパネル展示を実施し、まなびかんとその活動について情報発信を行った。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・市民大学企画運営ボランティアと今期の企画講座に関する第5回(10月3日)、第6回(10月17日)のミーティングを実施した。また、担当職員による企画会議や、今期の企画講座に関連する市施設職員との打ち合わせも進んでいる。昨年度の「受けたい講座をみんなで作ろう」のメンバーが中心となって活動を継続していることもあり、昨年度の経験を生かした講座企画が期待される。講座をきっかけに学習活動をグループで継続している貴重な存在であり、今後も活動の継続を期待したい。
・ABCプランのBデモ講座修了者でCデビュー講座への参加希望者11名との面談を10月21日から開始した。アドバイス等に多くの時間と手間がかかるが、Cデビュー講座実施まで、引き続き支援をお願いしたい。
・2月3日、4日開催予定の「まなびかんまつり」担当者打ち合わせを行った。また、募集した作品展示、発表部門の参加団体への連絡や、他の企画イベントに関する準備も進めている。まなびかんと逸見コミュニティセンターの初めての共同開催となるため、今後も密に連絡調整を続けながら開催まで準備をお願いしたい。
【その他の事業】
・秋季市民文化祭を開催した。
【特記事項その他】
・赤い羽根共同募金箱を設置した(10月1日から12月中旬まで)。
・高松市生涯学習センター職員2名による視察に対応した(10月10日)。
・令和5年度上半期業務の内部監査を実施した(10月18日)。
・社会教育委員会議に職員が出席した(10月18日)。
・法政大学学生の社会教育演習の一環としてのインタビュー調査に対応した(10月24日)。
・逸見地区地域運営協議会へ職員が出席した(10月24日)。
・市の「ピンクシャツデー」に賛同し、職員が「いじめ反対」の意思表示を表すピンク色のものを身に着けた(10月25日)。
・11月12日開催の「生涯現役フォーラム」のひくてあまたプロジェクト実行委員会の一員として、市担当3課との調整を行っている。また、まなびかんニュース11月号への記事掲載のほか、11月10日発行のはまかぜ新聞にも記事掲載予定。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年9月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・生涯学習指導者研修「公民館担当者コース」第3回へ職員が参加した。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・情報コーナーのパソコンのフィルタリング機能に不具合が生じ、復旧のため9月11日まで利用を停止した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座のうち、9月中に6講座が全プログラムを終了した。
・夏期特別講座のうち4講座を9月中に実施し、併せて開講前や休憩時間を利用して募集中の後期講座応募促進を行った。
・後期講座の募集を9月25日に締め切った。25講座中11講座で定員超えの応募があり、なるべく多くの方に参加していただくため、定員増などの対応をおこなった。定員未達講座は追加募集を継続している。
講座そのものの内容に加えて、昨年度から継続している受講者増につながる様々な工夫と試みの結果が表れているものと評価したい。指定管理者制度を導入した社会教育施設での講座を維持していくためには、収支面での問題が切り離せない。「個人の要望」と「社会の要請」に対応する講座を、今後もバランスよく展開していただきたい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース10月号を発行した。
・関東大震災100年にあたる今年、危機管理課、図書館、博物館、まなびかんで関東大震災を共通テーマとして講座やパネル展等を実施するが、その一環として、中央図書館、自然・人文博物館の協力を得て「関東大震災と横須賀」パネル展を行った(8月25日~9月27日)。今後も社会教育施設間が連携し、共通テーマでの講座や展示を行う際は協力をお願いしたい。また、このような共通テーマで行えないかという提案があれば挙げていただきたい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報登録講師ABCプラン「Bデモ」講座を9月22日、23日に実施し、Bデモ講座修了者11名全員が Cデビュー講座への参加申込みを行った。今後、参加者との個別の相談を行いながら講座の実施に向けて進んでいくが、引き続きフォローをお願いしたい。
・市民大学講座企画運営ボランティアと職員との共同企画ミーティングを行った。昨年度の「受けたい講座をみんなで作ろう」での講座終了後も継続して細目にミーティングを行っており、今年度企画している市民大学講座についても期待したい。
・今年度開催予定の「まなびかんまつり」の準備を進めている。今回は従来のようにまなびかん単館ではなく、逸見コミュニティセンターと連携して開催を予定している。どのような複合効果が表れるか期待している。
・ひくてあまたプロジェクト実行委員会として、生涯現役フォーラムのスケジュール確認を市担当課3課と行った。今年度は県立保健福祉大学を開催場所として、わんぱくフェスティバルとも同時開催となる。
【その他の事業】
・第52回ウェルシティコンサートを開催し、予定定員を超える来場者があったため、可能な限り多く受入れた。
・「まなびかんスマホ体験教室」を実施した。指定管理事業ではないが、定員の約2倍の応募があり、近年のデジタルディバイドの問題へ対応した内容である。
・秋季市民文化祭の市民囲碁大会、公募部門作品A部門作品の受付けを開始した。
【特記事項】
・社会教育実習生受入れが終了した(9月22日)
・市内他機関との連携事業のため、ICT教育/コミュニティ施設「スカピア」を見学した。
・独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターとの地域連携として、入院患者が退院後の生活に学習活動を取り入れるための講義を行った。ここ数年継続しており、引き続きお願いしたい。
・地域支え合い協議会へ職員が参加した。
・逸見地区地域運営協議会へ職員が参加した。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年8月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めていることを認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・学校の長期休暇に合わせて、当日利用のない学習室を7月24日から8月23日の期間開放した(開放期間31日、利用人数473人)。
・5階大学習室の照明交換工事が行われ、LED照明となった。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座のうち8月1講座開講し、23講座全て開講した。
・夏期特別講座3講座を実施した。
・夏期特別講座の開始前や休憩中に「後期講座」のコマーシャルスライドを投影したり、募集要領を配布したりと積極的に募集活動を行っていることは評価できる。受講者増へつながるよう期待する。
・よこすかジュニアカレッジを予定した3講座全て実施した。
・8月22日から後期講座の募集を開始した。うち2講座はオンライン併用とした。オンラインは来場せずに受講が可能なため、新たな受講者層の開拓につながることを期待する。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報収集提供事業は滞りなく進められている。
・登録更新後、最初の、「Yokosukaまなび情報ミニ瓦版」を発行した。市内の小、中、高校(私立学校を含む)の学校長とPTAにも送付した。
・まなびかんニュース9月号(10,500部)を発行した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・「ABCプラン2023A研修会」修了者11人が「Bデモ講座」への参加を希望している。講師デビューへのきっかけとなることを期待する。
・市民大学企画運営ボランティアとの第3回企画ミーティングを実施した。
【その他の事業】
・人権啓発講座「夏休み!子ども映画会くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」を実施した。(生涯学習課共催事業)
・令和5年度文化及び生涯学習事業助成審査委員会を開催し、12件の助成を決定した。
【特記事項その他】
・大学生の社会教育実習を受け入れた。
・市で行っている「いじめ反対」ピンクシャツデー運動に賛同し、当日はピンク色のものを職員が身に着け、運動に参加した。(8月30日)
・生涯現役フォーラム実行委員会に職員が参加した。
・わんぱくフェスティバル実行委員会に職員が参加した。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年7月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・神奈川県立図書館・神奈川県公民館連絡協議会による「生涯学習指導者研修社会教育担当者コース」へ職員が参加した。職員資質の向上に努めていることを認める。
・インボイス直前対策セミナーへ職員が参加した。令和5年10月から開始するインボイス制度への対応を行っていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・今年度も夏休み期間に、当日利用のない学習室を自習室として開放する。期間は7月24日(月)から8月23日(水)まで。施設の有効活用に資すると認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座のうち、7月に新たに1講座開講し、全23講座中22講座が開講した。また7月中に3講座が全プログラムを終了し閉講した。
・7月13日に小学生を対象とした「よこすかジュニアカレッジ」(3講座)の募集を締め切った。3講座中2講座は市立総合高校、三浦学苑高校の生徒が講師を務める。受講者の小学生と講師の高校生の双方で学び取ることが多いと考える。また、講師役の高校生が代替わりしていくが、できれば今後も高校の協力を得て継続し、経験を継承しながら講座を育てていただきたい。
・夏期特別講座の一つ「横須賀まなびクルーズYokosuka軍港歴史めぐり」を7月26日に(株)トライアングルとの共催で実施した。郷土史家が講師として同乗し、クルーズを楽しみながら横須賀の歴史が学べるもので、前期講座「ペリー来航」の中の1コマとして6月に実施した浦賀のクルーズとともに、一工夫加えたフィールドワークであり、非常に好評であったと聞いている。「楽しみ+まなび」をセットにし、受講者にも強い印象を与えたようで、意欲的な取組みと評価したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報収集提供事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報2023年度瓦版を発行し、行政センターやコミュニティセンターを訪問し、まなび情報の周知と配架協力の依頼を行った。併せてまなびかんの宣伝のため、コミュニティセンターの文化祭日程の確認と展示等の協力を依頼した。コミュニティセンター利用者の活動目的や形態は生涯学習センター利用者と近い部分も多いため、双方の施設にメリットがあるようコミュニティセンターとの協力関係を維持していただきたい。
・まなびかんニュース8月号を発行した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・7月30日に、自ら講座を企画・運営して講師デビューまでの支援を行うYokosukaまなび情報登録講師「ABCプラン」のA研修会を実施した。出席者は登録講師9名、一般参加10名で、一般参加の方からも講師登録を行って、講座のプレゼンを行う次期段階の「Bデモ講座」へ進みたいという希望があったと聞いている。コロナ禍で活動休止・解散をした講師やサークルもあり、学習活動を行う層を再び厚くしていくため、多くの方に講師デビューの「Cデビュー講座」まで参加いただけるよう、支援をお願いしたい。
・市民大学企画運営ボランティアと財団職員での第2回共同企画ミーティングを実施した。このボランティアの方々は、昨年度実施した市民大学講座を自ら企画・運営する「受けたい講座をみんなで作ろう」に参加しており、講座終了後も自主的に連絡をこまめに取り合いながら次期企画に備えていた。講座をきっかけにグループでの学習活動が継続しており、生涯学習センターがきっかけ作りやメンバーの結節点として重要な役割を果たしていることを評価したい。また昨年度の経験を生かした企画が生まれることに期待したい。
・「まなびかんまつり」の担当者打ち合わせを行った。今年度は逸見コミュニティセンター文化祭との共同開催の予定であり、両施設の立地である「逸見」という地域性が意識され、地域の方の目にも止まりやすくなり、施設の存在や活動内容のアピールにつながることを期待する。
・Yokosukaまなび情報登録者のうち、地域活動に積極的に参加の意思のあるサークル・講師の情報を集約した「地域活動参加可能者リスト」(年1回発行)を市PTA協議会の副会長の会合の際に配布し、PTAの研修会等で活用いただけるよう説明を行った。学校にも各校1冊送付しているが、PTAまで伝わっていないようである。今後も機会を捉えて情報を行き渡らせていただきたい。
【その他の事業】
・人権啓発講座「子どもと人権」を実施した(生涯学習課共催事業)
・「パソコン入門教室」ステップアップコースを実施した。
・秋季市民文化祭(文化振興課委託事業)公募部門作品「短歌・俳句・川柳」、市民将棋大会、市民民謡のつどいの作品及び参加者の募集を開始した。
【特記事項その他】
・中央こども園保育士の社会教育研修受入れを行った。
・社会教育委員会議へ職員が出席した。
・生涯学習財団の経営状況に関して、教育総務部長、生涯学習課長に説明を行った。
・市担当課3課及び「ひくてあまたプロジェクト実行委員会(生涯学習財団も参画)」による生涯現役フ
ォーラム第3回実行委員会を実施した。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する

 

2023年6月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めている。
・神奈川県公民館連絡協議会・県立図書館主催の生涯学習指導者研修「社会教育担当者コース」に職員が参加した。業務に関する専門的な知識を習得し、職員資質の向上に努めていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・6月中に前期講座7講座が開講した。全23講座中、21講座が開講済みとなった。
・「よこすかジュニアカレッジ」の募集を6月19日から開始した。
・夏期特別講座のうち「横須賀まなびクルーズ」の募集を6月19日から開始した。フィールドワークとしてクルーズを取り入れる挑戦的な試みであり、多くの受講者が集まることを期待する。また、他の夏期特別講座は6月27日から募集を開始した。
・昨年度実施した、市民が市民大学で行う講座を企画・運営する「受けたい講座をみんなで作ろう」参加メンバーの中で、今年度も引き続き活動を希望する方と職員により、第1回の共同企画ミーティングを行った。既に昨年度の講座終了後から、メンバーと職員は次回を見据えながら継続して連絡を取り合っており、さらなる工夫が加わった講座が期待できる。今後の活動継続も期待したい。
・産業振興財団と生涯学習財団共催で「産学交流セミナー」を市民大学講座として実施する。例年、産学交流セミナーの講師派遣で連携している防衛大学校も交え、3者による企画を開始した。また、年1回実施しているシティサポートよこすかの寄付による無料開催講座を「まなびかんまつり」内で「遊びから学ぶ」をテーマに企画している。
・昨年度から市民大学講座受講者は回復の傾向にあり、多くの受講者を集めている。講座テーマやクルーズを組み合わせた形態など、今年度も、幅広く受講者を集めるための工夫を行っている。一方で、「受けたい講座をみんなで作ろう」参加メンバーの学習活動継続もフォローするなど、社会教育に関する活動もしっかりと行っていることを高く評価したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報2023年度への登録更新を完了した。
・まなびかんニュース7月号を発行した(10,000部)
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・2023年度Yokosukaまなび情報に更新登録した講師に対し、実際に自ら講座を企画運営して講師デビューまでをサポートする、ABCプラン2023を案内し、A研修会の申し込みを開始し、併せて講師活動に関心のある一般参加者向けの募集チラシ配布など広報を開始した。本市の特徴的な講座であり、今年度も新たな方が講師デビューできることを期待する。
・Yokosukaまなび情報登録サークル・講師を対象としたスキルアップ講座を、
「人目を惹くポスター・チラシの作り方」をテーマに実施した。
・今年度、「まなびかんまつり」を逸見コミュニティセンター文化祭と共同開催を予定している。展示部門は逸見コミュニティセンター、発表部門はまなびかん
という分担を確認し、進めていく。会場が2か所となることで両会場を往復する
来館者も出ると思われ、両施設の逸見地域への浸透力が増すことを期待したい。単館で行うよりも、より一層「地域」との関りが形として見えやすくなるので
はないか。
【その他の事業】
・「パソコン入門教室」超入門コースを開催した。
・第46回市民音楽のつどいを実施した。
・生涯現役フォーラム第2回実行委員会へ職員が参加した。県立保健福祉大学を会場に開催日程を11月12日(日)とし、同日に同会場で開催の「わんぱくフェスティバル」と同時開催を検討した。
【特記事項】
・第1回理事会を開催した(6月5日)。
・定時評議員会を開催した(6月20日)。
・逸見地区地域運営協議会 事務局会議へ参加した(6月21日)。
・横須賀市教育委員の視察に対応した(6月22日)。
・逸見地区地域運営協議会 理事会へ参加した(6月27日)
・市で行っている「いじめ反対」ピンクシャツデー運動あわせ、ピンクシャツデーを実施した(6月28日)。
・独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターとの地域連携として、入院患者が退院後の生活に学習活動を取り入れるための講義を行った。依存症患者が退院後に再び依存に陥らないよう、それを防止し、人とのつながりを築くための方法の一つとして学習活動に着目した。今後も継続をお願いしたい。


 以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年5月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・神奈川県公民館連絡協議会主催の公民館館長等職員研修に職員が参加し、業務に関する資質向上に努めている。
・新型コロナウイルス感染症の2類から5類への感染症法上の位置づけの移行に伴い、国や市の方針に基づき施設利用の「新しい利用様式」を5月8日に変更した。適切かつ迅速に対応していると認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・5月中に、前期講座全23講座のうち13講座を開講した。
・夏期特別講座を8月下旬以降に集中させ、後期講座募集期間に重ねて応募促進を図っている。さきがけ講座から前期講座への応募促進も奏功しており、今後も受講者を引き込んでいく様々な工夫を継続してほしい。
・市内の様々な施設や団体との連携講座を企画している。連携先の得意分野や専門性等をうまく活用し、特色のある講座を組み立てていると認める。また、受講者が参加して楽しむと同時に郷土や社会的な課題に対する意識を持つきっかけとなるような工夫をしていると認める。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報の更新作業を進めている。また、まなびかんニュース5月号にもYokosukaまなび情報の特集記事を掲載した。
・まなびかんニュース6月号を発行した。
・まなびかん5階展示スペースで、令和4年度の市民大学講座の学習成果物の展示を行っている。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・Yokosukaまなび情報登録講師の講座講師デビューを支援する「ABCプラン」実施にあたり、自身の実体験を基にした「ABCプランを体験して」の事例発表を以前の参加講師に依頼した。また、A研修会、Bデモ講座の日程を決定した。「ABCプラン」は完結までに時間も手間もかかるが、継続することにより生涯学習社会の実現を目指すための人材や活動が徐々に厚くなっていくことにつながるため、今後も継続をお願いしたい。
【その他の事業】
・合唱と管弦楽のための組曲「横須賀」演奏会を開催した(5月3日)。
・春季市民文化祭を開催した(5月12日から16日)。
・生涯現役フォーラムのプロジェクト会議を、市担当3課と、生涯学習財団も加わっている「ひくてあまたプロジェクト実行委員会」の4者で実施した。
【特記事項その他】
・全市立学校・教育委員会合同防災訓練に参加した。災害時の教育委員会との連絡体制を検証し、万一の際の対応に配慮していることを認める(5月10日)。
・5月17日に(公財)横須賀市生涯学習財団業務監査チェックシートにより、令和4年度事業及び決算について内部監査を行った。
・5月24日に決算監査を行った。適正な予算及び事業執行のための対応に努めていることを認める。
・逸見地区地域運営協議会会議へ職員が出席した。
・まなびかん利用者やまなびかんの講座受講者に加え、逸見行政センターやコミュニティセンターと共同開催し、地域活性化や異世代間交流につながるような「まなびかんまつり」の企画を考案中。まなびかんの地元である逸見地域の方に、まなびかんを強くアピールする機会となることを期待する。


 以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年4月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、困難な状況下、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・4月27日の休館日に施設メンテナンスを実施し、独自に研修会を行うなど、施設保全と職員資質の向上に努めていると認める。
・スケジュール管理やコミュニケーションツール利用のため、グループウェア(デスクネッツオ)を導入した。事務の効率化に努めていると認める。
※4月25日にウェルシティ市民プラザの冷房への切り替え作業があり、4月25日以降は冷房のみで暖房は使えなくなる。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・市民大学「さきがけ講座」全4講座を実施した。うち3講座は前期講座の連続講座の講師も務め、市民大学前期講座と関連を持たせた内容とし、前期講座の応募促進につながるような工夫を行ったことを認める。
・4月24日に市民大学前期講座の募集締切った。応募総数は2,100件を超え、昨年度を上回り、定員未達の講座は引き続き追加募集を行っている。また、定員を超過した講座は定員の増員して対応するなど、受講者への配慮も行っている。応募者数の増加は、さきがけ講座から前期講座へ受講者を取り込んでいく手段の工夫の結果であると評価したい。
・昨年度に引き続き、さきがけ講座内で前期講座の案内をしたり、レクチャーコンサートを行うなど工夫を凝らして市民大学講座を企画しており、それが多くの応募につながっていると考える。今後も夏期特別講座、後期講座と続いていくが、期待したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報収集提供事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」5月号を発行した(10,000部)。
・「Yokosukaまなび情報」登録講師・サークルの最新の登録情報を配布用小冊子として発信・提供する「Yokosukaまなび情報ミニ瓦版」を4月に作成・配架した。
・2023年3月31日までに登録完了しているサークル361件、講師192人に対し、Yokosukaまなび情報の登録更新を案内し、併せてスキルアップ講座や生涯学習センターが行う広報面での支援内容なども案内した。
・5階で次の学習成果物の展示を行っている。
(1)令和4年度市民大学後期講座「いざ出陣!三浦一族ゆかりの地をめぐる」で作成した壁新聞
(2)令和4年度市民大学特別講座「すかいぃとーく」でおこなった受講生からの質問と市各部局からの回答
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・Yokosukaまなび情報登録サークル、講師を対象とした「人目を惹くポスター・チラシの作り方」講座の募集を開始した。学習成果の地域活用には、まず、どのようなことを行っているサークルや講師なのかを知ってもらうことが大切であり、自らの活動をより幅広く周知することにつながる内容と考える。
【その他の事業】
・文化生涯学習事業助成申請の受付を開始した(4月1日~)。
【特記事項その他】
・逸見地区地域運営協議会へ参加した(4月13日、25日)。
・市で行っている「いじめ反対」ピンクシャツデー運動に賛同し、ピンクシャツデーを実施した(4月26日)
・令和5年度から、コミュニティセンターが拠点館方式に変わったため、地域支援部長、地域コミュニティ支援課及び拠点館(田浦、衣笠、久里浜)職員、主任指導員と顔合わせを行った(4月27日)。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

2022年度の評価

2022年度年間評価

【業務全般】

・業務全般について、年間を通して、法令等を遵守し、市民に対して誠実、公 平かつ積極的に業務を行ったことを認める。

【執行体制】

・執行体制について、十分な運営体制が取られたことを認める。
・社会教育施設職員としての資質を向上させるため、休館日に内部研修を行い、適切な事務執行に努めていることを認める。また、職員1名が社会教育主事任用資格・社会教育士の資格を取得した。今後も各職員の資質向上を図り、様々な市民ニーズに対応できる執行体制を継続してほしい。

【指定管理事業(センター管理運営事業)】

・センター管理運営事業は、全般的に施設の運営管理規程に基づき、適正に運営管理し滞りなく進めたと認める。
・令和4年度は新型コロナウイルス感染症の状況が落ち着き、国の方針に基づき、貸館施設の利用制限を大幅に緩和し、利用定員も通常どおりに戻した。しかし、有料施設の利用者数は 70,612 人と、令和3年度の 50,003 人からは増加したものの、新型コロナの影響がなかった平成 30 年度の 101,385 人、年度末に新型コロナの影響が出始めた令和元年度の 88,646 人の水準には回復していない。また、施設全体の利用者数も平成 30 年度の 142,333 人、令和元年度の126,974 人に対して令和4年度は 96,003 人となっている。
・令和元年度末から令和3年度にかけてのコロナ禍の状況下で、サークルや団体の活動休止や解散してしまったというような話も聞いている。このような状況も利用者数の減少に関係があるように思われる。

【指定管理事業(市民大学事業)】

・開講講座数は 77 講座で、例年の 60 講座弱程度と比べて非常に多く、過去最高の講座数である。また、受講者数は令和3年度の 3,080 人に対して 5,685 人、新型コロナウイルスの影響がなかった平成 30 年度の 3,400 人よりも多く、こちらも過去最高の人数となっている。学習に対する欲求は依然として高いことが考えられる。
・1年間を通じての長期の連続講座ばかりでなく、1講座当たりのコマ数、期間を短めに設定したり、単発の講座、新規のテーマや講師による講座企画などを行ったり、初めての方にも参加しやすいような工夫を行っていた。
・単発で、前期講座に関連する内容を扱う「さきがけ講座」を実施し、前期講座の受講に結び付ける流れを作ったり、後期講座の募集期間中に夏期特別講座を実施し、その中で併せて後期講座の PR をしたりするなどの工夫を行った。
・市内の研究機関や大学、高校等とも連携した講座や、オンライン併用の講座も引き続き行っている。
・市民が自分で受けてみたい市民大学の講座を自ら企画し、実際に市民大学講座として開講・運営する「受けたい講座をみんなで作ろう」を学習成果地域活用事業で実施し、事業間連携として市民大学事業で実際にシニア向けと子育て世代向けの2講座を実施した。
・受講料収益は前年度 13,268,800 円に対して 19,911,300 円となり、前年度を大きく上回っている。
・受講者アンケートによる受講満足度は昨年度と同じく平均で 84 点と高い評価をいただいている。令和4年度から第5期指定管理が開始し、既述のように期間や回数、テーマや講師も新規に見直しを行い、単発講座から連続講座の受講への流れを作るなど、意欲的な取り組みを行ったことを評価したい。また、その工夫が受講者数の増加や受講料収入の増大に結びついていることを認める。

【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】

・学習情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・Yokosuka まなび情報へのサークル・講師登録件数は令和3年度のサークル375 件、講師 200 件に対し、サークル 353 件、講師 191 件と減少が続き、コロナ禍での活動休止から活動再開に至らず、そのまま解散や引退をしてしまうことも原因の一つと考えられる。一方、サークル・講師等の紹介件数は令和3年度の 333 件に対して 435 件と増加し、イベントや行事などの様々な活動が回復傾向にあり、提供できる情報自体も増加した。学習相談も令和3年度の 7,120件に対して 7,974 件と増加した。コロナの状況が落ち着き、施設利用やイベント等開催に関する制限が大幅に緩和される中で、今までできなかった様々な活動が可能になり、学習活動をはじめとする様々な活動に参加したいという市民の欲求が活性化していると考えられる。
・サークルや講師については、今後、人口減少や高齢化の影響もあり、増加に転じることはあるいは困難であるかもしれない。一方で、何かに参加したい、学習をしたいという市民の欲求は変わらず続いており、それに応えるためにも引き続き学習情報の提供、学習相談の継続をお願いする。

【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】

・学習成果地域活用事業において、活用のための支援や機会の確保に努めたことを認める。
・令和4年度は、Yokosuka まなび情報に登録した講師に対し、実際に自ら講座を企画運営して講師デビューまでをサポートする「ABC プラン」の 15 周年として、複数の登録講師同士が共同で講座を企画・実施する「ABC プラン C キューブ」を開催した。新たな試みであり、実際に5組が講座を実施した。異なる分野での組み合わせにより、講師同士も刺激を受け合い、今後の新たな活動にもつながることとなった。
・市民大学事業との事業連携として、市民が自身で受けたいと思う講座を企画し、実際に市民大学の講座として実施する「受けたい講座をみんなで作ろう」を開催した。シニア向けと子育て世代向けの2講座を企画・運営し、両講座とも打ち合わせを細目に行い、実施までの期間がタイトな中で実施した。さらに、この講座のメンバーが講座終了後も引き続き連絡を取り合い、次年度も講座の企画運営を準備するなど、学習活動の継続にもつながっている。また、学習活動の成果をまなびかん5階に掲示した。
・「ABC プラン C キューブ」、「受けたい講座をみんなで作ろう」は、それぞれの状況に応じ、指定管理者職員によるきめ細かな支援が必要であり、時間も手間も非常にかかるものである。性質上、少人数での実施となるが、受講者同士のつながりも強くなり、既述のように活動継続につながる結果も生じる。労力を惜しまず、丁寧な支援を継続したことを評価する。
・市民の学習成果については、今後も随時、掲示場所が空いているようであればまなびかんでの掲示や、ホームページでの発信等、多くの人の目に触れるよう対応をお願いしたい。
・Yokosuka まなび情報登録の講師、サークルを対象としたスキルアップ講座「自分のスマホで作る PR 動画」を開催した。

【その他の事業】

・本市の委託事業の市民文化祭 22 事業のうち 18 事業を実施した。事業ごとに関係団体と開催可否を検討し、新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催し、臨機応変に対応している。また、市民音楽のつどい、カジュアルコンサート、ファミリーコンサートなどを実施し、文化の振興に努めた。
・人権教育の各種講座や文化財講座など、教育委員会と共催し、本市の生涯学習振興に協力した。市と共催の生涯現役フォーラム 2022 にも加わっている。
・自主事業として子ども対象の将棋教室、シニア対象のパソコン入門教室やスマホ体験教室等を実施した。シニア対象のパソコン入門教室は、実際にまなびかんで活動している団体の協力を得ながら、地域の学習資源を有効に活用している。また、スマホ体験教室のように、現代の生活に必須となっている機器の取り扱いを学ぶ講座は、機器の扱いが苦手な方が情報弱者となる「デジタルデバイド」を防ぐことにつながるため、今後も継続して行うことをお願いしたい。
・いずれも本市の文化振興・生涯学習推進に貢献したと認める。

【収支状況】

・令和4年度指定管理事業は、その収支差額は約 548 万円のプラスとなった。要因として市民大学講座の受講料収入の増があり、指定管理者による様々な工夫の結果と考えられる。
・令和4年度の団体としての収支状況は、正味財産期末残高が前年度より約378 万円の増加となった。引き続き、経営状況に留意し、努力を続けてほしい。
・正味財産増減計算書において、指定正味財産残高は前年度と同額を維持し、健全な運営を行っていると認める。

【特記事項その他】

・令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の状況も落ち着き、イベント等の開催や施設利用の制限も緩和された。しかし、施設利用者数は新型コロナ以前の情態に戻っておらず、依然として厳しい状況が続いている。一方で、市民大学講座は過去最高の講座開講数となり、受講者数も過去最多となった。また、併せて受講料収入も大きく増加し、指定管理事業全体で黒字に転じた。講座内容や回数の見直し、周知に工夫を凝らした結果が顕著に表れたと評価する。
・「ABC プラン C キューブ」という新しい試みや、「受けたい講座をみんなで作ろう」のように、市民自らが講座を企画して学習成果を生かすという企画を実施し、時間と手間をかけて丁寧に助言や支援を行った。自分の知識や得意な事柄を生かしたい、何か行いたいと思っても、実際にどのようにすればよいか分からず、行動に結びつかないことも少なくないと考える。そのような方に一歩を踏み出すきっかけを提供する貴重な場を設けたことを評価したい。今後も継続していただきたい。
・自主事業でも、シニア向けパソコン教室やスマホ体験教室のように、「デジタルデバイド」問題も考慮した企画を実施しており、指定管理事業ではないが、常に本市の状況や社会的な問題を意識しているという点を評価したい。

以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年3月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っていると認める。
【執行体制】
・滞りなく事務を進める体制となっていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められていると認める。
・3月13日から、マスク着用の考え方見直し等市の方針に従い、施設の利用条件を一部変更した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座2講座、後期講座11講座、特別講座3講座の全プログラムを終了し、令和4年度の市民大学講座を閉講した。
・市民大学講座の【研究コース】「いざ出陣!三浦一族ゆかりの地をめぐる」受講者の学習成果を壁新聞として館内に展示し、まなびかんホームページへも学習成果を掲載した。受講者の学習成果とともに講座内容等も併せて知ることができ、受講者以外の方への市民大学講座のアピールにもつながると考える。下記の情報提供・学習相談事業とも関連するものであり、積極的に情報発信を続けていただきたい。
・令和5年度「さきがけ講座」の募集を3月22日に締め切った。応募人数の約23%がリピーターではない新規申込者であった。全講座とも定員を上回る応募があり、できるだけ多くの受講者を受け入れるために当初定員を増員して対応した。
・令和5年度市民大学前期講座の募集を3月24日から開始した。
・第5期指定管理開始から様々な工夫を重ねて多くの受講者を獲得しており、新規受講者も増加している。社会教育委員会議でも市民大学講座のあり方について審議しており、今後ともいろいろな意見や試みを取り入れながら進めていただきたい。工夫の成果が顕著に表れていると認め、評価したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース4月号を発行した(11,000部)。
・まなびかん5階展示スペースで、市民大学後期講座「いざ出陣!三浦一族ゆかりの地をめぐる」の学習成果物である壁新聞を展示中(3月16日~)。
・「スチームハンマー誕生の謎」パネルを展示中(3月17日~4月3日)。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・ABCプランCキューブの講師コラボ全5講座を3月中に実施し、講師活動の活性化や今後の新たな展開につなげることができた。参加講師を対象に4月中にZoomを使った振り返りを予定し、リモート学習支援の手法も研究予定である。初めての試みで準備や講師の支援に時間も手間もかかったと思うが、講師同士がつながるという貴重な機会となり、実施に当たり掲げていた「新たな価値」の創出も達成したと考え、意欲的な取り組みであったと評価したい。
・「地域で活躍する市民養成講座」で、市民が企画・運営した市民大学の2つの講座(子育て世代向け、シルバー世代向け)を2月から3月にかけて実施した。両講座とも取り組んだ市民が積極的・自主的に動き、受講者同士のつながりも生まれ、講座を実際に組み立てて運営していく上で得たものも多かったと考える。
・学習成果地域活用事業は、時間も手間もかかり、丁寧できめ細かな対応が求められるものが多い。しかし、本来の社会教育の目的を達成するためには重要であり、規模は小さくとも今後も継続していただきたい。
【その他の事業】
・第51回ウェルシティ・コンサートを開催した。
・令和4年度第5回理事会を開催した(3月24日)。
・ファミリーコンサートを開催した(3月18日文化振興課受託事業)。
・地域支えあい協議会に職員が参加した。
・久里浜医療センター入所者2名の見学対応を行った。
・社会教育委員会議にオブザーバーとして職員が出席した(3月28日)。
【特記事項その他】
・令和4年度から第5期指定管理が始まり、市民大学講座受講生カムバックを掲げて様々な工夫を行ってきたが、その結果が顕著に表れたと評価したい。また、ABCプランCキューブのような新たな試みにも挑戦し、結果を出していると評価したい。令和5年度にも期待したい。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年2月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に、市消防局救急課職員の指導により救急救命講習を行った。緊急時に備えた対応と認める。
・職員1名が社会教育主事講習(オンライン及び集合)に参加した。社会教育主事任用有資格者を増やし、職員個人の専門性の向上を図っていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・ICタグ導入による図書館での本の貸出サービス等のセルフ化への対応準備として、図書室の蔵書へのICタグ貼付作業を行った。予定よりも短期間で終了させ、図書室利用者への影響を少なくしたことを評価する。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・2月中に前期講座2講座、後期講座6講座の全プログラムを終了した。
・2月中に後期講座1講座を開講し、後期講座28講座すべてを開講した。
・特別講座5講座のうち、2月中に4講座を開講した。
・令和5年度4月開催の「さきがけ」講座4講座の募集を開始した。全て単発で、前期講座募集期間中に開催し、さきがけ講座内で前期講座のPRも行う。
・今年度は新型コロナウイルス感染症の影響によって減少していた市民大学講座受講者のカムバックのため、様々な工夫を凝らして講座を企画していただいた。受講者数の回復傾向や受講料収入の増はその結果の表れであると評価する。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」3月号を発行した(10,000部)。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・ABCプランCキューブのコラボ講師による5講座の受講生募集を行い、すべての講座で最少催行人数5名を超え、開催を決定した。
・地域で活躍する市民を養成するため、今年度開催した「受けたい講座をみんなでつくろう」で市民大学の講座を受講生が企画した。受講生が2グループに分かれ、シルバー世代向けにもっと横須賀市を知ってもらう「もっと知ってよすかいぃとーく(全3回)」、子育て世代向けにママ友・パパ友づくりにつなげる「食べてダベってコミュ力アップ(全2回)」の2講座を企画し、2月28日に第1回の講座を企画した。グループ内での綿密な話し合いを行い、財団職員や2名の社会教育委員のサポートも受けながら、広報・周知もそれぞれのグループで工夫しながら進めており、3月にも講座を控えている。今後も活動が継続していくことに期待したい。
・Yokosukaまなび情報登録講師・サークル対象のスキルアップ講座として「スマホで作るPR動画」を開催した。多くの応募と参加があり、時宜をうまくとらえた内容と評価したい。
【その他の事業】
・こども将棋教室(2月11日、25日)を開催し2月で全回を終了した。
・人権啓発講座「災害時における人権課題」(2月1日、7日、8日)を開催した(生涯学習課共催)。
【特記事項その他】
・市立沢山小学校2年生・3年生のウェルシティ市民プラザ見学の際の対応を行った。
・市で行っている、いじめ根絶の思いを込めた「ピンクシャツデー」にあわせ、2月22日に職員がピンク色のものを身に付け、いじめ根絶の意思表示を行った。全庁的な取り組みへのご協力を感謝する。
・横須賀市内に所在している大学や研究機関で研究しているテーマを広く知っていただき、新しい産業の創出や研究開発等に活かしてもらうことを目的として(公財)産業振興財団が主催する産学官交流セミナーのオンライン講座の当日運営の手順や方法を見学し、併せて(公財)産業振興財団と防衛大学校との情報交換を行った。
・施設の夜間利用促進を図るため、夜間利用の際に1部屋4時間まで無料駐車サービス券1枚を提供する試みを行った(1月10日から2月28日まで)。新型コロナウイルス感染拡大防止のための制限も緩和の方向に向かっているが、夜間も含めて全体的に利用者が新型コロナ以前の水準に戻り切っていない。うまくいかない結果となる試みも出るかもしれないが、利用者回復のため、夜間も含めて様々な方法を試みてほしい。

以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2023年1月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・学校の冬休み期間に合わせて、12月24日~1月9日の期間、当日利用のない学習室を自習室として開放した(利用人数144人)。
・図書室の所蔵本へのICタグ貼付作業を開始した(作業期間は1月7日~2月10日を予定)。
・施設利用向上のため、音楽室と美術工芸室に特化したチラシを作製し、ライブハウスや画材店などに配布した。ターゲットを絞り込んだ方法であるため、奏功することを期待する。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・1月中に後期講座4講座が全プログラムを終了した。
・1月中に後期講座全28講座のうち3講座を新たに開講し、27講座を開講した。
・1月30日に特別講座の募集を締め切った。定員を上回る2講座については全員を当選とした。今年度の市民大学講座は多くの受講者を集めており、指定管理者の努力や工夫の結果が表れていると考えられ、評価したい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」2月号を発行した(10,000部)。
・まなびかんニュースに連載しているコラム「Café des 三浦一族」のバックナンバーのWeb版及びPDF版をまなびかんホームページに公開した。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも三浦一族が重要なキャストとして登場し、郷土に関する関心を高めるきっかけとなったと考える。ホームページに掲載することで、いつでもまとめて見ることができ、興味、関心のある方の需要に応えやすくなった対応であると評価したい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・1月12日から、ABCプランCキューブの講師同士の「コラボ講座」の募集を開始した。
・「受けたい講座をみんなで作ろう」の受講者が企画運営する市民大学講座が来月末に開講を迎える。シルバー世代向けの「もっと知ってよ横須賀市「すかいぃとーく」」、子育て世代向けの「食べてダベってコミュ力アップ!!」の2講座とも、企画メンバーが精力的に活動しており、講座の周知・広報などにも工夫を凝らしている。市民自らの課題意識に基づいて自ら作り上げていくものであり、サポートする生涯学習財団職員の手間や時間、エネルギーの負担も大きいが、有用なものであり、努力を評価したい。
・1月20日に、Yokosukaまなび情報「スキルアップ講座」の「自分のスマホで作るPR動画」の募集を締め切った。定員を超える応募があり、時宜にかなった内容の講座と考える。
【その他の事業】
・和菓子作り体験教室「季節の煉切」を開催した(自主事業1月29日)。
・カジュアル・コンサートを開催した(文化振興課委託事業1月22日)。
【特記事項その他】
・講座運営システムを導入している厚木市への視察を行った(1月17日)。

以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年12月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・事務局長による職員面談を実施した。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているも
のと認める。
・利用予定のない学習室を、学校等の冬休み期間に合わせた自習室としての開放を実施中(令和4年12
月24日~令和5年1月9日)。施設の有効利用につながることを認める。
・図書館システム更新に伴う機器入れ替えのため図書室を12月26日から1月5日まで休室した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・12月中に後期28講座のうち4講座を新たに開講し、計24講座を開講した。また、開講中だった後期3
講座が12月中に全プログラムを終了した。
・12月22日から、2月から3月に開講する特別講座5講座の募集を開始した。
・上記特別講座のうち2講座は「受けたい講座をみんなで作ろう」で市民が企画運営を手掛けた講座であ
る。比較的短期間であったため、参加市民もサポート側も大変なことが多かったと思うが、無事に開講で
きることを期待する。
・上記特別講座のうち1講座は、ヴェルクよこすかを会場とし、同施設指定管理者の「カルチャーコミュ
ニティよこすか」と共催で実施する出張講座である。生涯学習センター来館者以外へ市民大学や生涯学習
センターをアピールする新たな試みとして評価する。また、多くの受講者が集まることに期待したい。
・市民大学は、ニーズの見込める講座を多めに揃えるなどの工夫によって受講状況が回復していることを
評価する。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」1月号を発行した(10,000部)。
・Yokosukaまなび情報登録講師・サークルに関する情報冊子として、2022年度「ミニ瓦版」を作成・配
架した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・ABCプランCキューブの参加チーム及び実施講座内容が決定した。来月12日から募集開始の予定である。
初めての試みだが、参加各チームとも熱意があり、練りこまれた内容となっていることと思う。また、今
後5階エレベーターホールに各チームの自主作成ポスター、チラシ配架特設コーナーを設置予定だが、来
館者や開講中の市民大学受講生の目にも触れやすく、多くの方に関心を持っていただけることを期待す
る。
・市民大学事業の部分でも触れたが、「受けたい講座をみんなで作ろう」の市民受講者が企画・運営する
市民大学の講座の募集を12月22日から開始した。
・今期は「ABCプランCキューブ」、「受けたい講座をみんなで作ろう」という市民が講座の企画、運営を
行うものを実施している。時間も手間もかかる内容であるが、社会教育、生涯学習の推進のためには必要
なものであり、今後も継続していただきたいとともに、「ABCプランCキューブ」のような意欲的な取り組
みを行っていることを評価する。
・Yokosukaまなび情報登録講師・サークル向けの「スキルアップ講座」として、「自分のスマホで作るPR
動画」の募集を12月13日から開始した。スマートフォンであれば、パソコンより手軽に行え、アピール
したい講師やサークルにとっては必要性を感じられ、今後も必要とされる内容と考える。時宜にかなった
内容であると評価する。
【その他の事業】
・生涯学習課と共催の人権を考える講演会を実施した(12月17日)
・生涯学習課と共催の人権セミナーを開催した。(12月1日、8日、13日、20日の全4回)
・「パソコン入門教室」ステップアップコースを実施した(12月13~16日)。
・秋季市民文化祭(文化振興課委託事業)を開催し、今年度の事業が終了した。
・逸見小学校2年生の図書室訪問の際に、質疑応答への対応を行った。
【特記事項その他】
・令和4年12月27日開催の第3回社会教育委員会議に職員がオブザーバ参加した。今期の社会教育委員
会議は市民大学講座の新たな受講層獲得に関する内容を審議し、社会教育委員の意見を直接聞くことがで
きる場でもあるため、今後も出席をお願いしたい。
以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年11月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・職員健康診断を実施した。適切に職員の健康管理を行っていることを認める。
・県公連等の外部研修に職員が参加し、職員資質向上に努めていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・自衛消防組織による、ウェルシティ市民プラザの消防訓練に職員が参加した。防災意識を高め、非常時
への対応に努めていることを認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・後期講座全28講座のうち10講座を開講し、計20講座が開講した。
・11月中に前期講座の2講座、後期講座の4講座が全プログラムを終了した。
・受講者数がコロナ以前の水準に徐々に回復してきており、受講者カムバック戦略の一環として市民ニー
ズの多い講座を中心に企画した結果が表れてきたものと考える。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース12月号を発行し、千代ヶ崎砲台跡活用サポーターに関して、事業実績紹介記事を
掲載した。生涯学習センターが貸館と講座開催だけでなく、どのような活動を行っているかを発信するこ
とは、施設が果たす役割について市民の理解を得るために大切なことであるため、今後も継続してほしい。
・展示スペースで、生涯学習課のパネル展示「文化財速報展」を実施した(11月8日~28日)。
・コミュニティセンター文化祭等に合わせ、出張学習相談や生涯学習センターの周知のためのパネル展示
を行った(田浦、大津、浦賀、北下浦、生涯現役フォーラム)。昨年度に比べ、新型コロナウイルスの状
況が落ち着いていることもあり、実際に人が集まれる機会が増えてきた。コミュニティセンター同様、生
涯学習センターも安全に利用できる施設であることをアピールし、利用者の呼び戻しも継続していただき
たい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・ABCプランCキューブのSTEP3へ参加希望をしている5チームに対して面談を実施し助言を行った。面
談後もメール等で学習相談を継続している。5チームそれぞれが違う特徴を持っているため、助言も個々
に応じて行う必要があるが、引き続きそれぞれの特徴を生かせるよう適切な助言をお願いしたい。
・市民大学の講座を企画・運営して作り上げていく「受けたい講座をみんなで作ろう」の第5回を実施し、
広報に必要なチラシの作り方を扱った。受講者募集のための広報を行う時期に差し掛かっているので、学
んだ内容を早速生かすことができると考える。
【その他の事業】
・11月13日に横須賀市を知る講座「コロボックルに会いに行こう!」を実施。当初1回予定を、応募多
数のため午前、午後の2回で実施した。
・11月15~17日にパソコン研修室利用団体の協力を得て、「パソコン入門教室」超入門コースを実施した。
・11月21日に「はじめてのスマホ体験教室」Andoroidコースを開催した。
・11月4日、11日、25日に生涯学習課と共催で「歴史から見る人権」講座を開催した。。
・11月26日に横須賀「生涯現役」フォーラム2022を開催し、主催者側の「ひくてあまたプロジェクト実
行委員会」の一員として参加した。
・9、10月に続き、横須賀市民文化祭(秋季市民文化祭)を開催した。
【特記事項その他】
・10月に続き、財政援助団体等監査実施中で、書類審査、現地調査、概要説明調査を行った。
・11月17日開催の企業・NPO・大学パートナーシップミーティング2022in横須賀三浦に、運営側の横須
賀三浦パートナーシップ実行委員会の一員として参加した。
以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年10月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に独自に研修会を行い、また、他にも県立図書館主催等の外部研修に職員を派遣し、資質向上に努めている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・施設使用料の市外料金制が10月1日から始まった。市外からの利用件数、使用料の金額を記録しておいていただきたい。また、市外料金制に関する質問や対応に迷った件などがあれば、他の施設との情報共有のため、こちらも事例を記録しておいていただきたい。
・新型コロナ対策用に市費で購入した室内換気用サーキュレーターを各学習室等に設置した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・10月中に前期講座のうち4講座の全プログラムを終了した。
・10月中に後期講座全28講座のうち10講座を開講した。また、定員に余裕のある講座について、希望回のみ聴講可能であることを周知している。仕事や学業の関係等で講座全回を受講できない方、興味のある講座だけ受講したい方、講座の様子を見てみたい方にとっては、全回分の受講料を支払わなくても受講できるメリットがあるので、引き続き周知をお願いしたい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース11月号(10,000部)を発行、配布した。
・まなびかん5階ロビーにおいて、市立中央図書館郷土資料室の写真展「戦争と市民の暮らし」を行っている(10月13日~11月9日)。郷土資料室では、収蔵資料を活用して積極的に情報発信をしているので、今後も機会があれば展示の場を提供していただきたい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・9月25日に実施した、ABCプランCキューブのSTEP2「講座企画コンテスト」参加の6チームのうち、5チームからSTEP3「コラボ講座」参加申込みがあった。今後、各チームと担当職員が面談を行いながら3月の講座開催を目指していくことになる。時間も手間もかかることになるが、いままでと同じく、丁寧な対応をお願いしたい。
・市民大学で実施するための講座を市民が企画・運営する「受けたい講座をみんなで作ろう」講座の第3回(10月4日)、第4回(10月18日)を実施した。上記のABCプランCキューブと並び、市民が自ら講座を企画して運営していくものであり、受け身ではなく、主体的に関わっていくことが求められる。今後も開講に向けて、講座の広報・周知や受講者の募集を行うことになるが、引き続き、職員によるサポートをお願いしたい。
【その他の事業】
・文化財講座「3Dスキャンで見る横須賀近代化遺産」を実施した(10月15日、29日)。
・秋季市民文化祭を開催した。
【特記事項その他】
・久里浜医療センターの入院患者の退院準備プログラムの中の1つとして、退院後の生活に学習活動を取り入れることについて啓発を行った(地域連携)。
・財政援助団体等監査を受けた。
以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年9月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・事務管理用新システム導入の打ち合わせを行った。
・県立図書館主催の「生涯学習指導者研修社会教育担当者コース」(オンライン)に職員が参加した。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・講師控室天井修理、点検を行った。
・台風接近に伴い、9月20日実施予定の市民大学講座等を延期し、貸館は通常通り開館した。判断の難しいタイミングでの台風接近であったが、適切な対応だったことを認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座のうち、9月中に5講座が全プログラムを終了した。
・夏期特別講座のうち4講座を9月中に実施し、全11講座が終了した。
・後期講座の募集を9月20日に締め切った。定員未達講座は追加募集を継続し、定員超過の一部講座は定員増を行って多くの方が受講できるように対応した。
・後期講座の広報のため、タウンニュースに有料広告掲載を行った。
・夏期特別講座の休憩時間等を利用し、後期講座のPRを行った。
・過去の講座動向を踏まえての後期講座の講座数の増、新企画による新たな受講者獲得の試み、1つの講座の受講者が少なかった際のリスク回避のため、講座回数が少なめの講座を多種そろえた。
・広報や講座展開について、受講者増のための様々な工夫が行われたことを認める。コロナ以前の水準への回復は容易ではないが、幅広い層にアピールし、多くの受講者を獲得することは、安定した経営や施設の認知度の向上にもつながるため、引き続き受講者獲得のための工夫をお願いしたい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・まなびかんニュース10月号を発行した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・9月25日に、ABCプランCキューブの講座企画コンテストを実施し、6チームが参加した。入賞した上位3チームは僅差であった。各チームとも講師の得意分野を生かしながらうまくまとめており、他のチームの発表は参考になったと考える。また、他のチームへのアドバイスを記入してもらい、記入したものを全員に配布したため、それぞれ違う視点からのアドバイスを参考にしながら、今後、実際の講座開催に向けてさらに洗練された内容となっていくと思われる。初めての試みであり、職員も参加講師も準備が大変だったと思うが、新たな成果が生み出されるきっかけを提供したことを評価する。
・市民大学の講座を自ら企画・運営する「受けたい講座をみんなで作ろう」を開催し、第1回、第2回を行った。シルバー世代向け、子育て世代向けの2つのコースに分かれて進めていく。自分の問題意識を基に意見を出し合いながら講座を作っていくため、個人の要望と社会の要請の双方が反映される内容になっていくことを期待する。
【その他の事業】
・第50回ウェルシティコンサートを開催した。
・ウェルシティ一時預かり保育室避難訓練に参加した。
・文化協会創立65周年記念式典に理事長が出席した。
・台風14号接近に伴い、9月20日実施予定の「はじめてのスマホ体験教室」Andoroidコースを11月に延期した。
・文化財講座「3Dスキャンで見るよこすか近代化遺産」(生涯学習課共催)の募集を9月25日に締め切った。
・逸見地区地域運営協議会の会議へ職員が参加した。
・秋季市民文化祭(文化振興課委託事業)の各種行事の打ち合わせ、募集、開催への対応を行った。
【特記事項】
なし
以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年8月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めていることを認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・学校の長期休暇に合わせて、当日利用のない学習室を7月16日から8月28日の期間開放した(偶数月休館日を除いた開放期間43日、利用人数514人)。
・市民ホール用フォールディングテーブル20台を更新した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・前期講座のうち、8月中に1講座が全プログラムを終了した。
・夏期特別講座11講座のうち、7講座を8月中に実施した
・よこすかジュニアカレッジ3講座のうち、1講座を8月中に実施した。
・8月20日から後期講座の募集を開始した。うち2講座はオンライン併用とした。オンラインは来場せずに受講が可能なため、新たな受講者層の開拓につながることを期待する。
・後期講座29講座予定のところ、募集開始直前に講師都合でオンライン併用の1講座を中止することとした。経緯からやむを得ないと考える。
【指定管理事業(情報収集提供事業)】
・情報収集提供事業は滞りなく進められている。
・登録更新後、最初の、「Yokosukaまなび情報ミニ瓦版」を発行した。
・まなびかんニュース9月号(11,000部)を発行した。
・自宅でのパソコン学習促進のため、ホームページに掲載を行っている、まなびかんニュース連載の「まなパソ道場」バックナンバー第91回から第96回を公開した。ホームページに第1回からの内容をすべて掲載しており、必要な時に必要な部分を見ることができるので、利用者の利便性は高いと考える。また、記事のコーナーごとにまとめてホームページに掲載すると、そのコーナーの一連を見たい利用者には便利かもしれない(今年度の三浦一族の記事など)。今後、長期連載等で人気のある記事がある場合、ホームページに一連を掲載するなど一考していただきたい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・「ABCプランCキューブ」参加講師によるチームが結成され、6チーム(12人)から、9月25日開催予定STEP02「講座企画コンテスト」参加申込書が提出された。7月31日に開催した第1回のSTEP01「チームを作ろう!」でも、参加講師同士の情報交換や話し合いがもたれ、その日のうちに4チームが結成され申込書の提出があった。さらに2チームが参加し、様々な内容の講座企画が発表されるので、各チームとも、お互いに参考になることが多いと思われる。チーム内での打ち合わせ日程調整など、一人で企画するのとは違う難しさもあると思うが、実りのある発表となると考える。
・地域で活躍する市民を養成する講座「受けたい講座をみんなで作ろう」(定員6名)の申し込みを締め切り、【Aコース】シルバー世代向け講座は6名、【Bコース】子育て世代向け講座2名の申し込みがあった。【Bコース】は引き続き追加申し込みを受け付けている。イメージ的に少しハードルが高く感じられる講座とみられると思うが、「人づくり」につながる内容であるため、実施には手間もかかるが、今後も継続をお願いしたい。
【その他の事業】
・生涯学習課と共催で、千代ヶ崎砲台跡活用ボランティア養成講座を8月から9月にかけて実施している。
・令和4年度文化及び生涯学習事業助成審査委員会を開催し、12件の助成を決定した(合計532,000円)。
【特記事項その他】
・特になし


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年7月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・神奈川県立図書館主催の「生涯学習指導者研修社会教育担当者コース(オンライン)へ職員が参加した。職員資質の向上に努めていることを認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・今年度も夏休み期間に自習室の開放を行う。期間は7月16日(土曜日)から8月28日(日曜日)まで。施設の有効活用に資すると認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・担当者による企画会議を行った。
・7月中に前期講座のうち5講座が全プログラムを終了した。
・7月15日に「よこすかジュニアカレッジ」、7月25日に「夏期特別講座」の募集を締め切った。定員未達講座は追加募集を行っている。「よこすかジュニアカレッジ」は定員を超える応募があったが、「夏期特別講座」は講座によって応募状況にムラがある。定員超過講座は追加講座を設定して溢れた方のフォローをし、できるだけ多くの受講が可能となるよう、応募者の希望に沿うよう努めていることを認める。定員に達していない講座についても引き続き受講者獲得に努めていただきたい。
【指定管理事業(情報収集提供事業)】
・情報収集提供事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報2022年度瓦版を発行し、行政センターやコミュニティセンターを訪問し、まなび情報の周知と配架協力の依頼を行った。
・まなびかんニュース8月号を発行した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・7月15日にABCプラン15周年記念事業「ABCプランCキューブ」の申込みを締め切った。「Yokosukaまなび情報」登録講師がチームを作って講座を企画・開催するという新たな試みで、25名の参加申し込みを得た。
・7月31日に「ABCプランCキューブ」STEP01「チームを作ろう!」を開催し、当日は21名が参加し、講師同士のチーム作りのためのマッチングを行った。当日中に4チームが組みあがり参加申込書の提出があった。講師の分野によってはチームを組みづらいと感じた方もいたが、参加者同士での連絡先や情報交換、活発な話し合いが続き、申込み締め切りの8月15日までにはさらに参加チームが増えそうな見込みである。チームは組まないが、今後の活動で協力して何かを行いたいという話も出ており、有意義な取り組みであったと考える。また、参加者からもこのような場を作ってもらってよかったとの声もあり、今後の進展に期待するとともに、このような企画を行ったことを評価したい。
・市民大学講座を自ら企画・運営する「受けたい講座をみんなで作ろう」という、地域で活躍する市民の養成を目的とした講座の参加者募集を開始した。人づくりとともに、仲間づくり、つながりづくりの機会ともなる。何かを行う際に、一人ではなく仲間が欲しいと考える方も多いと思われるので、この講座がそのようなきっかけを提供し、講座終了後も参加者の活動継続につながることに期待したい。
【その他の事業】
・市認定子ども園の保育士の社会研修受け入れを行った。
・人権啓発講座「子どもと人権」(生涯学習課共催)を開催した。
・パソコン入門教室ステップアップコースを実施した。
・生涯現役フォーラム準備のため、会場の下見を行った。
・千代ヶ崎砲台跡活用ボランティア講座(生涯学習課共催)Zoom研修を開催した。
・秋季市民文化祭(文化振興課受託事業)の開催可否について参加団体へアンケート調査を行った。また、使用会場、参加団体、生涯学習財団にて感染予防対策の打ち合わせを行った。
・秋季市民文化祭「三浦半島演劇祭2022」について、演劇ワークショップを開催し、開会のつどいに職員が参加した。
・秋季市民文化祭事前申込み行事(短歌・俳句・川柳、市民将棋大会、市民民謡のつどい)の募集を開始した。
・逸見地区地域運営協議会の会議(書面開催)へ職員が参加した。
【特記事項その他】
・オンライン講座拡充のための市デジタル・ガバメント推進室職員、生涯学習課職員とともに検討・相談を行った。
・教育総務部長、生涯学習課長及び課職員に対し、生涯学習財団の経営状況に関する説明を行った。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年6月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、誠実かつ、積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・センター休館日に独自に研修会を行うなど、職員の資質向上に努めている。
・「公益法人会計初級」セミナーに職員が参加した。適切な経理処理に資すると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・臨時休館日に、施設のメンテナンス及び備品の確認を行った。市民が利用しやすい環境を整えているものと認める。
・6月1日付で「新しい利用様式」を改訂した。
・電力ひっ迫への対応として、2、4、5階ホール・廊下の電気消灯、必要時のみコピー機等通電の対策を行った。適切な対応を行ったと認める。
・令和4年10月から導入の市外料金制対応のため、6月20日から23日まで、公共施設予約システムを停止し、データ入替え作業を行った。件数が多いにもかかわらず、短期間で迅速に対応したことを認める。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・6月中に前期講座7講座が開講し、1講座が全プログラムを終了した。現在までに全23講座中、22講座が開講済みとなった。
・6月20日から「夏期特別講座」及び「よこすかジュニアカレッジ」の募集を開始した。
・担当者による企画会議を行った。
・昨年度に比べて対面型の講座が実施しやすい状況となっており、実際に受講者も昨年度よりは増えている。講座の内容に加え、一人で学ぶのではなく、多くの人と対面で学習の場を共有し、同じ空気や雰囲気を感じながら学んでいきたいという学習環境への欲求の高まりもあると思われる。今後、後期講座に向けて、引き続きこのような学習環境の維持をお願いしたい。
【指定管理事業(情報提供・学習相談事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報2022年度への登録情報更新を完了した。
・まなびかんニュース7月号を発行した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・学習成果地域活用事業は滞りなく進められている。
・ABCプランの修了者で、2022年度Yokosukaまなび情報に登録している講師に対し、ABCプラン15周年記念事業「ABCプランCキューブ」の案内と申込書等を送付した。講師同士のマッチングにより組む相手を見つけ、チームで講座企画を行っていく試みである。今回が初の試みとなるため、簡単ではないと思うが、進展に期待したい。
【その他の事業】
・市民手工芸展反省会に職員が参加した。
・第45回市民音楽のつどいを実施した。
・生涯現役フォーラム第2回実行委員会へ職員が参加した。
・横須賀美術協会「第81回YB公募展」授賞式へ職員が出席した。
【特記事項】
・第3回理事会を開催した(6月2日)。
・定時評議員会を開催した(6月22日)。
・第4回理事会を開催した(6月22日)。
・ウェルシティ一時預かり保育室避難訓練に参加した。
・独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターの患者及び職員の見学受け入れを行った。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年5月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、困難な状況下、誠実かつ積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・新型コロナウイルス感染症の拡大が鈍化し、状況が落ち着きつつあることもあり、現在、定員の50%以
下としている貸館施設の利用上限を、一部を除き100%に戻す方向で見直しを進めている(6月1日から
「新しい利用様式」を改訂の予定)。実際に集まって何かを行うことに対する人々の要望も高まってきて
いると思われるため、従来からの感染拡大防止策を継続しながら、安全に集まれる場を確保し、利用者の
拡大に努めて欲しい。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・5月中に、前期講座全23講座のうち15講座を開講した。
・市とあいおいニッセイ同和損保の連携協定が締結されたことを受け、パラアスリート講演会とボッチャ
体験を含むジュニアカレッジを企画した。
・横須賀総合高校コンピュータ部の協力のもと、ジュニアカレッジの一つとして「パソコン体験教室」を
企画した。受講生との異世代交流も狙ったものであり、若い世代同士の交流に期待したい。
・美術館での運慶展の開催時期に合わせ、横須賀美術館と県立金沢文庫の協力を得て講座を企画した。大
河ドラマでも三浦氏が登場し、横須賀に関する内外からの関心が高まっている時期でもあり、相乗効果が
上がることを期待したい。
・様々な連携先と協力して意欲的に講座企画を行っており、相乗効果も含めてプラスアルファの成果が実
ることに期待したい。
・ヴェルクよこすかで開催予定の市民大学サテライト講座の打ち合わせを、シティサポートよこすかと行
った。学びの場を物理的に広める試みは、新たな層の開拓にもつながるので、今後もぜひ継続していただ
きたい。
【指定管理事業(情報収集提供事業)】
・情報提供・学習相談事業は滞りなく進められている。
・Yokosukaまなび情報の更新作業を進めている。
・まなびかんニュース6月号を発行した。
・まなびかん5階に社会教育施設の広報物の周知用として、チラシラックを増設した。社会教育施設間の
連携が様々な形で進んでいるが、1か所で複数の情報が得られることにより利用者の利便性も増すことを
期待したい。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・ABCプラン15周年記念事業として「ABCプランCキューブ」を企画した。ABCプラン修了の異なる登録
講師の組み合わせにより、相互学習による講師自身の力の向上に加え、新たな価値を生み出し、講座とし
て市民に学習機会を提供して価値を共有することを目指した意欲的な試みと評価したい。単独で活動する
講師がほとんどだと思われ、このような機会がなければ、講師同士がつながることはなかなか難しいと思
われる。実施には時間も手間もかかると思うが、共同企画により生み出される新たな価値に注目したい。
【その他の事業】
・千代ヶ崎砲台跡活用ボランティア講座打ち合わせに職員が参加した。
・市民民謡のつどいの打ち合わせに職員が参加した。
・パソコン研修室利用団体の協力により、中高年以上の初心者向けパソコン入門教室の募集を行った。す
ぐに定員が埋まったとのことだが、中高年のデジタルディバイドが問題となっているため、サークルの学
習成果が課題解決につながるこのような試みは継続してほしい。
・春季横須賀市民文化祭を実施した。
・市民芸能発表大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。
・生涯現役フォーラム実行委員会準備のための打ち合わせに職員が参加した。
・市民音楽のつどいの打ち合わせに職員が参加した。
【特記事項その他】
・全市立学校・教育委員会合同防災訓練に参加した。災害時の教育委員会との連絡体制を検証し、万一の
際の対応に配慮していることを認める。
・ウェルシティ一時預かり保育室避難訓練に参加した。施設の安全確保のために努力していることを認め
る。
・5月17日に(公財)横須賀市生涯学習財団業務監査チェックシートにより、令和3年度事業及び決算に
ついて内部監査を行った。5月25日に決算監査を行った。適正な予算及び事業執行のための対応に努めて
いることを認める。
・神奈川県立図書館主催の「生涯学習指導者研修社会教育担当者コース第1回」に職員がオンライン参
加した。職員資質の向上に努めていると認める。
・逸見地区地域運営協議会会議へ職員が出席した。
以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

2022年4月分

【業務全般】
・法令等を遵守し、困難な状況下、誠実かつ積極的に業務を行っている。
【執行体制】
・全体として事務は滞りなく進められている。
・外部研修の「4大ハラスメント防止セミナー」を職員が受講したり、センター休館日に独自に研修会を
行うなど、職員の資質向上に努めていると認める。
【指定管理事業(センター管理運営事業)】
・管理運営事業は滞りなく進められている。
・4月28日の休館日に施設メンテナンスを実施し、職員研修の一部を生涯学習課との共催による社会教育・
生涯学習に関する職員研修とし、市職員の参加も可能として実施した(市職員11名受講)。施設保全と職
員資質の向上に努めていると認める。
・令和4年4月1日に施設の「新しい利用様式」を改訂し、大学習室の使用座席上限数を100席から120
席に変更した。
・令和4年10月1日からの市外料金制の導入(市外の方は市内料金の2倍)について周知を開始した。
【指定管理事業(市民大学事業)】
・市民大学事業は、滞りなく進められているものと認める。
・市民大学「さきがけ講座」全7講座を実施した。市民大学前期講座と関連を持たせた内容とし、前期講
座の応募促進につながるような工夫を行ったことを認める。
・市民大学前期講座周知のため、過去に掲載により応募者が増えた実績のある「タウンニュース」に有料
広告掲載を行った。
・4月25日に市民大学前期講座の募集締切りを迎えた。総数1,700件を超える応募があり、定員未達の講
座は引き続き追加募集を行っている。新型コロナの影響を受ける前の平成28年度から30年度の応募総数
の平均1,444件を超えており、さきがけ講座から前期講座への誘因の工夫や、周知手段の工夫の結果であ
ると評価したい。今年度は昨年度に比べて新型コロナウイルスに関する規制が緩められる方向が見えてお
り、受講を控えていた方々も応募に動く可能性がある。今後のさらなる応募者増を期待する。
【指定管理事業(情報収集提供事業)】
・情報収集提供事業は滞りなく進められている。
・「まなびかんニュース」5月号を発行した(10,000部)。
・「Yokosukaまなび情報」登録講師・サークルの最新の登録情報を配布用小冊子として発信・提供する「Yokosukaまなび情報ミニ瓦版」を4月に作成・配架した。
・「Yokosukaまなび情報」登録講師・サークルに対して、2022年度の更新を案内するとともに、生涯学習
センターが行う広報面での支援内容を周知し、生涯学習センターの広報媒体の活用を促した。
【指定管理事業(学習成果地域活用事業)】
・2021年度のABCプラン2021の講師デビュー講座で、講師体調不良のため、3月26日開催予定が延期と
なっていた講座を4月16日に実施した。2021年度は、新型コロナウイルスの影響で講座開始が遅れ、短
い期間の中で準備を進めることとなったが、各講師とも意欲的であり、年度内で講師デビュー講座を実施
することができた。体調不良となった講師についても、安易に中止とするのではなく、講師デビュー講座
を実施してABCプランを完結させるように配慮して対応したことを評価したい。また、今年度は、異なる
スキルや経験を持つ講師同士のコラボレーションにより新たな価値の創出を企図した新しい企画である
「ABCプランCキューブ」が予定されているが、こちらも期待したい。
【その他の事業】
・文化生涯学習事業助成申請の受付を開始した(4月1日~)。
・第37回合唱と管弦楽のための組曲「横須賀」演奏会を開催した(4月30日)。
【特記事項その他】
・第1回理事会を開催した(4月6日)。
・第2回理事会を開催した(4月18日)。
・臨時評議員会を開催した(4月18日)。
・ウェルシティ一時預かり保育室避難訓練へ参加した(4月20日)。
・逸見地区地域運営協議会へ参加した(4月26日)。
・4大ハラスメント防止セミナーへ職員が参加した(4月26日)。


以上のとおり、執行体制、指定管理事業(センター管理運営事業、市民大学事業、情報収集提供事業、
学習成果地域活用事業)、その他の事業、特記事項その他を勘案し、生涯学習センター指定管理業務は、
適正かつ適切に行われていると評価する。

 

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-9782

ファクス:046-822-6849

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