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更新日:2023年12月5日
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給食センターでは、1日に約10,000食の給食を調理し、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま、市立23中学校に届けます。乳・卵アレルギー対応の除去食も提供します。安全・安心なおいしい給食で中学生の心と体の成長を応援します。
令和3年9月29日、市立中学校で全員喫食による完全給食(主食・おかず・牛乳)を開始しました。
開始までの検討経過、実施にむけた取り組みについてご紹介します。
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平成28年7月8日に開催した平成28年度第1回総合教育会議において市長と教育委員会で協議した結果、平成28年6月27日に教育委員会で決定した「中学校の昼食のあり方に関する基本方針及び行動計画」を踏まえ、市立全中学校で全員喫食による完全給食(主食・おかず・牛乳)を実施することを決定しました。
同会議では、教育委員会は、生徒の心身の健全な発達のために、食育の充実を図る必要があることなど、また、市長は、食育の充実に加えて、市民の皆さまや市議会からご意見やご要望をいただいており、子育て世代の負担軽減や満足度の向上、そして今後子育て世代を呼び込むという点からも優先度の高い事業であることなど、それぞれ意見を述べました。
完全給食実施の決定後、中学校の現地調査などの調査業務を調査会社への業務委託により行うとともに、市議会に設置された「中学校完全給食実施等検討特別委員会」、庁内の検討組織の「中学校完全給食推進本部」、教職員や保護者と教育委員会事務局とで構成する「中学校完全給食推進連絡協議会」などにおいて意見をいただき、実施方式などの検討を行いました。
平成29年7月18日に開催した平成29年度第1回総合教育会議において、市長と教育委員会で協議し、市長からは、全校開始時期の差がなく早期実施でき、長期的に見て費用を抑えることができるのはセンター方式であると考えていることなどについて、教育委員からは、開始時期に差がないことや横須賀市の小・中学校の実情を踏まえて、児童生徒への教育活動への影響を考慮するとセンター方式が現状とれる最善の方式であることなどについてそれぞれ意見を述べ、実施方式について方向性が一致していることを確認しました。
これを受けて、平成29年7月21日に開催した教育委員会定例会において、中学校完全給食の実施方式を「センター方式」とし、給食センターを1カ所整備することを決定しました。
平成29年10月17日、市長、副市長や関係部局長等により、市政の基本方針及び重要施策について審議するために設置する企画調整会議を開催し、中学校完全給食の実施にあたって新たに整備する給食センターの用地を、旧平作小学校とする方針を決定しました。
現在の検討状況などについて、地域の皆さまへの説明会を次のとおり開催しました。(第1回と第2回は同じ内容です。)
【日時】平成30年2月3日(土曜日)午前10時開始
【会場】旧平作小学校校舎内
【日時】平成30年2月7日(水曜日)午後7時開始
【会場】池上小学校体育館
旧平作小学校解体工事を請け負う事業者が決定しましたので、工事開始前に解体工事説明会を開催しました。
【日時】令和元年7月27日(土曜日)午前10時開始
【会場】しょうぶ園2階展示室(ホール)
給食センター整備、旧平作小学校の解体工事について、現在の状況をお知らせするため、説明会を開催しました。
【日時】令和2年2月1日(土曜日)午前10時開始
【会場】しょうぶ園2階展示室(ホール)
給食センター本体工事に先立ち工事説明会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、説明会の開催は見送り、資料による説明とさせていただくこととなりました。
近隣にお住まいの方をはじめ、地域の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。
令和2年7月から本体工事に着手する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により設計期間が延び、令和2年8月1日から本体工事に着手しました。
平成30年3月28日、教育委員会臨時会を開催し、中学校完全給食の実施に向けて、「(仮称)横須賀市学校給食センター基本計画」を策定するとともに、給食センターの整備・運営に係る事業手法について、設計・建設・運営を一括して発注するDBO方式とすることを決定しました。
基本計画と事業手法については、これまで、各検討組織や平成30年3月2日に開催された市議会中学校完全給食実施等検討特別委員会で報告し、ご意見をいただき、検討してきました。
なお、基本計画においては、給食センターの食数規模や諸室等の整備内容など基本的な事項を定め、平成33年(2021年)8月下旬の夏季休業明けに中学校完全給食を開始することを想定しています。
中学校完全給食の開始について、令和3年9月下旬とします。
中学校完全給食については当初、令和3年8月下旬の夏休み明けの開始を予定し準備を進めてきましたが、給食センター建設工事について、設計期間中に発出された新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言の影響により設計期間が延び、本体工事の着工が1ヵ月遅れていました。
工事着工後も、予定どおりの開業を目指し、市・事業者間で工期短縮の調整を進めてきましたが、地中埋設物が発生するなど他の要因も生じ、工期短縮を図ることができませんでした。
また、給食提供に係る開業準備期間について、安全、安心な給食提供には期間の短縮を図ることはできないことから、中学校完全給食の開始時期を令和3年9月下旬としました。
生徒に安全、安心な給食を届けることができるよう、教育委員会・事業者と協力して引き続き準備を進めてまいります。
令和2年4月に発出された新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言により業務遂行に制限がかかり、設計により多くの時間を要し、本体工事着工が1ヵ月遅れたこと、また着工後、予期せぬ地中埋設物(岩)の除去に時間を要し工期を縮められなかったため
(変更前)令和2年7月1日から令和3年6月30日
(変更後)令和2年8月1日から令和3年7月31日(予定)
給食センター竣工後、開業準備期間として2ヵ月間の試運転・研修期間を設定していますが、安全、安心な給食提供には、期間の短縮を図れないため
(変更前)令和3年7月1日から令和3年8月下旬
(変更後)令和3年8月1日から令和3年9月下旬(予定)
市長を本部長、副市長を副本部長とし、全部局長により組織し、中学校完全給食の実施について必要な事項を検討しています。
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「中学校完全給食推進本部」内に設置し、学校教育部長を部会長とし、関係する18課の課長により、実施に必要となる専門的な事項を検討しています。
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教職員、保護者と教育委員会事務局職員とで組織し、中学校完全給食の実施に伴う学校運営等に関する課題等の情報を共有し、その解決策等を話し合います。
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中学校完全給食を実施するにあたり、給食センターの整備及び運営を効率的・効果的に推進するため、民間事業者の知識と経験を活用した事業手法の導入可能性について調査しました。
中学校における完全給食の実施について具体的な検討を進めていくにあたり、実施方式を決定するための基礎資料として、既存施設の現状、学校給食調理の衛生基準を満たす施設整備の方法及び費用等を調査しました。
市立中学校での完全給食実施についてのニーズ把握や中学校の昼食のあり方についての意識調査をすることを目的として、平成27年8月~9月に中学生や保護者、教職員などの学校関係者に加え、広く市民も対象としたアンケート調査を実施しました。
その調査結果について、報告書を作成しました。
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