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更新日:2023年3月17日

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水道用石綿セメント管について

使用経過および現状

水道用石綿セメント管は、「錆びない」「安い」水道管材料として、高度成長期の昭和30~40年頃をピークに使用されていました。

しかしその後、強度の問題から布設替が進められ、全国的な需要減により昭和60年に製造が中止されています。

本市では一部の私道など施工困難な箇所を除き、ほぼ布設替を終了しています。

安全性について

平成4年の水質基準改正時に、アスベストの毒性評価がおこなわれました。呼吸器からの吸入に比べ、経口摂取に伴う毒性はきわめて小さく、水質基準の設定もおこなわれなかったという経緯があり、管内水質については問題ありません。(下記PDFファイルおよび要約参照)

平成17年7月13日付 厚生労働省健康局水道課 事務連絡(要約)

  1. 石綿セメント管を通過した水道水の健康影響
    • (1)平成4年(1992年)に改正した水道水質基準の検討時にアスベスト(石綿)の毒性を評価したが、アスベストは呼吸器からの吸入に比べ経口摂取に伴う毒性はきわめて小さく、また、水道水中のアスベストの存在量は問題となるレベルにないことから、水質基準の設定を行わない。
    • (2)世界保健機関(WHO)が策定・公表している飲料水水質ガイドラインにおいても、飲料水中のアスベストについては、“健康影響の観点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる。”としている。

今後の扱い

水道用石綿セメント管は強度に問題のある老朽管ですので、なるべく早く布設替を実施してまいります。

【水道管路課 TEL:046-823-0684】

お問い合わせ

上下水道局技術部水道管路課

〒238-0046 横須賀市西逸見町2丁目10番地 

電話番号:046-823-1777

ファクス:046-822-0153

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