更新日:2023年3月17日
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近年は水源である「川」の水質悪化が懸念されており、浄水場の役割も多様化しています。有馬浄水場では、平成8年度から粒状活性炭による高度浄水処理を導入しました。
有馬浄水場のしくみ
川から取り入れた水は、ここから浄水場に入ります。
水に薬品を加えて、いきおいよく混ぜ合わせます。
薬品の働きにより、水中のにごりなどを大きなフロック(固まり)にして、沈でんしやすくします。
フロックを沈でんさせて取り除きます。
横流式沈でん池で取りきれなかったにごりを、何枚もの傾斜した板の間に水を通して取り除きます。
粒状活性炭の層に水を通し、色やにおいなどの不純物を粒状活性炭に吸着させて取り除きます。
活性炭吸着池で処理した水をもう一度ろ過するために、二層ろ過池へ送ります。
活性炭吸着池で処理しきれなかった不純物を、アンスラサイトと砂の二層で取り除き、きれいな水にします。
すっかりきれいになった水を塩素(次亜塩素酸ナトリウム)で殺菌消毒して水道水のできあがりです。
有馬浄水場では、活性炭吸着池と二層ろ過池に異物混入を防ぐために、開閉可能な覆蓋を設置し、その上面に温室効果ガス(CO2)削減対策として、太陽光発電設備を設置しました。
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