総合案内 > くらし・手続き > 環境・自然・海洋 > 温暖化対策 > ブルーカーボンの取り組み > 海に森をつくろうよ!コアマモ植え付け体験会
更新日:2025年7月23日
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身近な海の現状や海草の大切さを体感してもらうことを目的に、昨年に引き続き、今年も横須賀市リサイクルプラザ「アイクル」横の浅海域で、小・中・高校生を対象に「コアマモ植え付け体験会」を開催しました。
ブルーカーボン事業で連携している三浦半島市町(横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)で企画し、「よこすか海の市民会議」の皆さまにも協力していただきました。
●植え付け準備
ほとんどの参加者が、コアマモを見るのが初めてで、興味津々の様子でした。
スタッフの説明に従い、植え付けるコアマモが波で流されないよう、根の部分に環境にやさしい紙粘土を巻き付けました。
●植え付け体験
植え付けの場所は、普段は立ち入ることのできませんが、今回は特別に入場します。
参加者は、足元まで海に入り、スコップで一つひとつ穴を掘り、紙粘土を巻き付けたコアマモを、田植えのように丁寧に植え付けていきました。
少し波がある中、みんな真剣な表情で、コアマモを根付かせようと一生懸命取り組んでいました。
●海の生き物観察会
植え付け体験の後は、海の生き物観察も行いました。
参加者は箱眼鏡を使って海の中をのぞいたり、直接手で生き物に触れてみたりと、地元の海にどんな生き物がいるのか、熱心に観察を楽しんでいました。
●映画鑑賞
さらに、磯焼け問題や海洋環境をテーマにしたドキュメンタリー映画『ここにいる、生きている。~消えゆく海藻の森に導かれて~』を鑑賞しました。
最後に、よこすか海の市民会議の川口さんから、今回植え付けを行った場所がこれまでどのように変化してきたかについてお話を伺い、海の大切さやそこで暮らす生き物たちについて、より深く理解することができました。
●最後に
参加者や保護者の方からは「楽しかった」「また参加したい」といった声が寄せられ、イベントを開催して本当に良かったと感じています。
今後も、三浦半島の市町が連携し、豊かな自然を次世代へ引き継ぐための取り組みを続けていきます。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
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