総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 教育 > 計画・広報 > 横須賀市教育振興基本計画 > 柱7 社会変化に即した教育環境(施策15)
更新日:2022年3月16日
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学校は、子どもたちの学習、生活の場であり、学校教育活動を行うための基本的な教育条件の一つです。子どもが安全で安心した学校生活を送ることができるように環境面での整備が重要となります。
学校施設は、児童生徒の増加を背景に昭和 50 年(1975 年)代に集中して建設され、令和2年度(2020 年度)時点で、全体の約2割の施設が建築後 50 年以上経過しており、経年劣化が進んでいます。なお、建築後 30 年以上経過している施設は、全体の約8割を超えています。
今後、学校施設を維持するためには、大規模改修工事や建て替えに多額の費用が必要になるだけでなく、その時期も一時期に集中することが想定され、効率的に施設を運営していくことが求められています。
また、学校施設だけでなく、通学路の安全確保や、地震や津波、台風等の自然災害に対する各学校の立地状況に応じた防災教育の充実、学校管理下における不慮の事故などへの初期対応を適切に行うための教職員への研修機会の充実なども重要です。
出典:横須賀市学校施設の長寿命化計画
事業99 学校の施設整備・維持管理(学校管理課)
安全な教育環境を確保するため、老朽化対策に必要な営繕工事を行うとともに、避難所として使用される学校施設の安全対策として、非構造部材の耐震化を進めます。また、学校施設を適正かつ良好な状態に維持するために、各種設備の保守点検や清掃業務などを行います。
事業100 体育館照明のLED化(学校管理課)
震災時に避難所となる学校体育館照明の耐震化を図るため、また、消費電力削減による環境負荷とランニングコストの軽減を図るため、学校体育館の照明をLEDに改修します。
事業101 通学路の交通安全確保(教育指導課)
通学路の交通安全の確保のため、市立小学校から報告を受けた危険箇所等について、道路管理者、警察署などの関係機関との連携や協力を図り、合同点検などを実施します。
事業102 防災教育の推進(教育指導課)
防災対応能力の基礎を培い、実践的な防災教育の充実を図るため、本市における立地、防災に関する課題を鑑み、危機管理マニュアルの作成・見直しや、学校・家庭・地域が連携した学校防災に係る活動を行います。
事業103 学校事故等緊急時の体制づくり(保健体育課)
学校管理下における不慮の事故などへの初期対応を適切に行うため、教職員を対象とした応急手当普及員講習会や心肺蘇生法実技研修講座、アナフィラキシー対応研修を実施します。また、市立学校などに配備しているAED(自動体外式除細動器)を適切に管理します。
~ 横須賀市学校施設の長寿命化計画 ~
児童生徒の増加を背景に昭和 50 年(1975 年)代に集中して建設された本市の学校施設について、長寿命化に向けた計画的な維持・保全に関する方針を定め、効率的で安全な施設運営を行うための計画です。
計画では、目標耐用年数を定め、予算の平準化および中長期的な維持管理等に係るコストの縮減を図りつつ、学校施設に求められる機能・性能を確保することとしています。
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