総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 教育 > 計画・広報 > 横須賀市教育振興基本計画 > 柱4 多様な教育的ニーズへの対応(施策9)
更新日:2022年3月16日
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本市の不登校児童生徒の出現率は国や県と比較して高い割合であり、また、増加傾向にあります。
これには学校・家庭・本人に係る要因や背景が複雑に絡んでいると考えられますが、不登校に関わる支援に当たっては、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのでは なく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立することを目指す必要があります。
児童生徒が不登校となった要因を的確に把握し、学校と家庭、必要に応じて関係機関が情報を共有し、組織的・計画的に個々の児童生徒に応じたきめ細やかな支援を行うとともに、不登校が生じないよう、学校においては福祉的・心理的な側面から支援を行い、未然防止、早期発見、早期対応を図ります。
出典:令和2年度横須賀市立小中学校における児童生徒の問題行動等の状況調査の結果について
事業49 相談教室の運営(支援教育課)
不登校の状況にある児童生徒が社会的自立に向けて歩みだせるように支援するため、不登校の児童生徒が通室する「相談教室」を運営します。
相談教室における小集団での活動を通じて個々の状態に応じた支援を行うことで、児童生徒が自己肯定感を高め、他者との信頼関係を築き、社会参加への意欲を高めることを目指します。
事業50 スクールカウンセラーの配置(支援教育課) ※事業 38 の再掲
いじめ・暴力行為・不登校等の課題解決を図るため、臨床心理の知識と経験を備えた「スクールカウンセラー」を全学校に配置し、児童生徒、保護者、教職員に対して心理に関する専門的見地からのカウンセリングやアセスメント(情報収集・見立て)、コンサルテーション(専門家による指導・助言を含めた検討)等を行います。
事業51 スクールソーシャルワーカーの配置(支援教育課) ※事業 39 の再掲
児童生徒を取り巻くさまざまな環境に働きかけ、問題行動や不登校の予防・早期解決を図るため、社会福祉に関する専門的な知識や技術を持つ「スクールソーシャルワーカー」を全学校に配置し、家庭や社会福祉関係機関との連携を強化しながら、学校とともに課題解決や状況の改善を図っていきます。
事業52 ふれあい相談員・登校支援相談員の配置(支援教育課) ※事業 40 の再掲
いじめや不登校等を予防、早期解決するため、小学校に「ふれあい相談員」を配置し、児童との日常的かつ情緒的な関わりを通して、教職員と連携して個々のニーズや困難さを把握します。
また、中学校には「登校支援相談員」を配置し、登校はできるものの、教室に入ることのできない生徒に対し、相談室等で対応したり、不登校生徒宅に担任とともに家庭訪問をしたりしながら、校内の居場所づくりや人間関係を広げる手助けをします。
事業53 学校スーパーバイザーの配置(支援教育課) ※事業 41 の再掲
児童生徒への支援体制を充実させるため、「学校スーパーバイザー」を配置します。ふれあい相談員、登校支援相談員、スクールカウンセラー、教育相談心理士等への助言や指導を行うとともに、学校に対して、心理的な視点から支援のアドバイスや重篤な事件事故が起きた際の緊急支援を行います。
事業54 教育相談による支援(支援教育課) ※事業 42 の再掲
学校生活における不安や悩みを抱える児童生徒が本来の力を発揮し、成長できるよう、児童生徒とその保護者のニーズに基づいた心理的・教育的援助を行います。
教育相談では、心理学の視点に基づいて本人、家庭、学校の情報を統合した見立てを行い、保護者、学校等、協働すべき関係者と連携して、必要に応じて継続的なカウンセリングや心理教育を行うとともに、本人の支援の場として適切である判断した場合には、相談教室につなぎます。
事業56 学校・フリースクール等連携協議会の開催(支援教育課)
フリースクール等と学校や教育関係諸機関との連携および協働を推進するため、「横須賀市学校・フリースクール等連携協議会」を運営し、フリースクールにおける活動の周知や不登校児童生徒へのより良い支援に向けた連携の在り方について情報交換を行います。
事業56 不登校に関する相談会等の開催(支援教育課)
学校生活の再開や社会的自立を支援するため、「不登校をともに考える会~ハートフルフォーラム~」や「進路情報説明会・不登校相談会」等を開催し、不登校や登校しぶりのある児童生徒とその保護者を対象に、支援機関の紹介、個別相談、座談会等を行います。
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