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更新日:2025年4月1日

ページID:110274

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YOKOSUKA Invention & Good Action アワード2024

1.概要

目的

職員の政策立案、遂行能力の向上を図るため、職員自らが発案・発展させ、市政の推進に多大な効果または貢献があった取り組みについて表彰する。

表彰部門と基準

インベンション部門

(1)市に有益な研究を遂げたもの
(2)市に有益な発明、発見を遂げたもの
(3)市に有益なシステム、仕組み等を構築したもの

グッドアクション部門

(4)全国的にも例を見ないまたは事例の少ない新しい制度、仕組み、方式、手続き、ネーミング等を発案し、確立したもの
(5)市の名誉、知名度およびイメージの向上に多大な貢献があったもの
(6)努力やアイデア、国や自治体、民間企業等との連携により市政の推進、課題の解決など住民福祉の向上に多大な貢献があったもの

ユースアクション部門

採用2年目研修(ECRS業務改善)で学んだことをもとに、職場で実践した優れた取り組み

審査

(1)事務局による事前審査
推薦があった案件について、上記の表彰基準に合致しているか、事務局(都市戦略課)による事前審査を実施。
(2)市長・副市長による審査
事前審査後、市長・副市長による審査会を開催し、表彰案件を決定。

2.受賞者

令和6年度は48件の推薦があり、審査の結果、インベンション部門2件、グッドアクション部門8件を表彰しました。
また、ユースアクション部門は、研修参加者の取り組み87件のうち8件を表彰しました。

  • 所属や組織名は、令和6年度のものです。

インベンション部門

AIアバター

(1)AI市長アバターによる英語での情報発信
デジタル・ガバメント推進室、国際交流・基地政策課、広報課

評価のポイント

全国初、生成AIを活用し、市長のアバターを作成。市長の顔、身振り、声で英語での情報発信を行うことで、市内在住外国人へ正確かつ市長の思いを込めた情報伝達を可能にした。

  • 市長のアバターを通して実際に情報を受け取った外国籍の方からは「胸に響く」というコメントを頂いてる。
  • 全国初の取り組みであり、他自治体からの相談も相次ぎ、注目される新たな発明となった。

 

マンホールポンプ

(2)多様な資格は不要!災害時のマンホールポンプ対応!
上下水道局水再生課

評価のポイント

民間企業と連携し、停電時のマンホールポンプ復旧のための設備機器を、誰でも簡単に少人数で対応可能なものに発展させた。他都市での導入も進んでおり、全国的なマンホールポンプの改良に繋がる可能性を作った。

  • 技術を持っていた民間企業に働きかけ、横須賀市でも導入できるよう技術提案をし、一緒に開発。
    従来必要であった土木配管工事などが不要となり、容易な工事で導入可能となった結果、
    低コスト化を実現した。
  • 他都市も本技術の導入を進めており、全国的なマンホールポンプの改良の可能性を作った。

 

グッドアクション部門

ファミリーシップ

(1)ファミリーシップ制度の導入
人権・ダイバーシティ推進課

評価のポイント

県内初、「ファミリーシップ制度」を導入。パートナー2⼈の関係性だけでなく、子や親等も含めて家族であることを⽰すことができるようになり、生活上の生きづらさや不便さを解消し、安心感をもたらした。

  • パートナーシップ宣誓者との対話の中で、「パートナーの実子を病院に連れていく際、保護者として認められるようにしてほしい」等の要望に寄り添い、本制度の導入を進めた。
  • 導入を機に、市営アパートの入居、病院での家族としての対応など、行政サービスの充実を図った。
  • 県内初の導入であり、多くの新聞などで報じられ、パートナーシップ宣誓証明制度も広く知られるようになり、宣誓者数の増加にもつながった。

 

神奈川新聞

(2)神奈川新聞の広告における横須賀市のPR
広報課

評価のポイント

「神奈川新聞広告賞」において特別賞を受賞し、本市の自然の美しさをアピールし、イメージ向上につなげた。

  • 令和6年元日号では、観⾳崎の海に焦点を当て、横須賀の歴史とともに⾵景の美しさを掲載。
  • この広告が「神奈川新聞広告賞」において特別賞を受賞。
  • 約14万部の発⾏数を誇る神奈川新聞に掲載したことで、市内はもちろん市外在住者に対して、市の魅⼒を周知できた。

 

基金一括管理

(3)基金の一括運用による収入増
会計課

評価のポイント

基金の運用に関する課題意識を課内で共有。
基金の一括運用導入により、年間5,000万円の多大な運用益が見込める。

  • 別々で運用していた27の基金を一括運用し、運用益の増加を実現。
  • 今までは各基金で少額短期の運用しかできなかったため年200万円程度の運用益であったが、長期で多額の運用ができるようになり、年5,000万円程度の運用益が見込める。

 

財務課

(4)財務課業務の見直し
財務課

評価のポイント

財務課の職員全員が、長年の手法を変えることに伴うリスクを恐れず、積極的なチャレンジ精神で、従来のやり方を一新。
その結果、時間外業務の年間約40パーセント削減にも繋がった。

  • 意識改革により従来のやり方を一新し、業務の電子化・効率化を図ることで、残業時間を40%削減した。
  • 意識を変え、従来のやり方にとらわれない姿勢は、職員全員に必要なマインドであり、全庁への波及のきっかけになることが期待できる。

 

横須賀SAKEFESTiBAR

(5)横須賀SAKE FESTiBAR

観光課

評価のポイント

地域と連携した飲⾷キャンペーンを実施し、能登半島の復興支援に貢献。あわせて、夜も楽しいまちのPR・夜間の消費拡大に寄与した。

  • 1,000円の寄付で、汐⼊・中央エリアの62店舗でお酒を1杯390円で飲める「居酒屋定期券」をプレゼント。居酒屋定期券受付枚数は2,325枚までのぼり、寄付額は約230万円となった。
  • 参加者からは、「⾏ったことがないお店に⾏く機会になった」や「ディープな街横須賀らしい企画。わくわくして横須賀中央にいつも以上に⾏った」といった声があり、夜のまちのPRや夜間の消費拡⼤に繋がった。

 

ジブリ展

(6)「鈴木敏夫とジブリ展」の開催
美術館運営課

評価のポイント

民官連携により、「鈴木敏夫とジブリ展」を開催し、歴代展覧会で最高となる来場者17万人を達成した。

  • 横須賀市、他自治体、民間企業を構成メンバーとした開催委員会を設置する形式は、横須賀美術館史上初。
  • 展覧会前日のセレモニー、内覧会開催を皮切りに、多彩な関連施策、事業を実施し、大きな集客効果、話題を呼んだ。
  • 市の収支は、当初の見込みを大幅に上回る2,400万円を計上し、市内の経済波及効果は約14億円となった。
  • 美術館及び横須賀市の知名度アップ及び関心の喚起に多大な貢献をした。

 

浦賀改革

(7)浦賀行政センターの改革マインドの醸成
浦賀行政センター

評価のポイント

浦賀行政センター全体の改革マインドが醸成。職員みんなで、従来のやり方にとらわれず様々な改革に取り組んだ。代表例として、町内会・自治会事務のデジタル化では、LINEやZOOMの活用により、町内会役員の負担軽減や若者など新たな町内会参加者の促進に貢献。

  • 参加者の負担軽減、事務の効率化、気軽に参加しやすい仕組みを構築した。
  • 会議の案内や資料送付をLINEで行うことで、連絡業務を効率化し、市に気軽に質問や連絡できる手段ができた。
  • 会議は対面と並行してZOOMを取り入れることでどこでも参加できるようになった。
  • LINEやZOOMの定着により、若者の参加も期待できる(町内会の担い手不足の解消)
  • 現在、浦賀地区連合町内会(34団体)のみでの実施だが、市内360町内会に定着すると、更に大きな効果が期待できる。
  • その他、市民サービス向上のための様々な取り組みを行っている。


消防団とスペリオルレスキュー

(8)消防団土砂災害機動部隊とスペリオルレスキュー発足
消防総務課、消防局警防課

評価のポイント

消防団土砂災害機動部隊の発足

民間企業、地元消防団と協⼒し、新たな⼟砂災害機動部隊を発⾜させ、土砂災害時の対応力を強化し、市民の大きな安心材料となった。

  • 宇内建設株式会社の全⾯協⼒のもと、重機や活動資機材の提供を主な内容とする協定を締結し、芦名にある同社の重機置場を拠点として、消防団が運⽤する⼟砂災害機動部隊を発⾜させた。
  • 本市の東側に消防局の⼟砂災害機動部隊、⻄側に消防団の⼟砂災害機動部隊を配備したことにより、より一層の土砂災害対応力の強化が見込まれる。
  • 県内でも限られた⾃治体でしか所有していない⼟砂災害機動部隊を横須賀市では⼆隊配備でき、住民の災害への不安を軽減できた。

スペリオルレスキューの発足

災害対応力の向上を目指し、高度救助隊をスペリオルレスキューと命名し、隊員の士気を高めた。

  • 震災対応の主⼒部隊であり、⾼度な装備、知識、技術を有する中央消防署⾼度救助隊を、スペリオルレスキュー横須賀(SR)とし、部隊章を新たに着⽤、救助隊全体の意識⾼揚を図った。
  • 救助技術全般及び国内外への災害派遣に関する活動をより⼀層向上させる。
  • 土砂災害救助隊との活動連携も構築していき、より⼀層の⼟砂災害対応⼒の強化を図る。

 

ユースアクション部門

2年目深井

(1)Excel機能を活用して集計効率化
人事課 深井 凜
2年目赤川
(2)住基ネットの印刷機能活用で時短&郵便代削減
納税課 赤川 朝子


2年目瀬戸

(3)復命メモフォーマットを各課共通にして効率化
指導監査課 瀬戸 健介


2年目吉永

(4)押印省略とメール一斉送付で効率化
指導監査課 吉永 絵理


2年目田之上

(5)リモートと対面を組み合わせて出張削減
児童相談課 田之上 勇輝


2年目岡田

(6)掲示の工夫と、問い合わせ対応の効率化
環境施設課 岡田 健太郎


2年目土肥

(7)オンラインで登録受付&タスク管理
創業・新産業支援課 土肥 佑輔


2年目和田

(8)案件別に法令の確認手順を体系化
港湾管理課 和田 透

奨励賞

(1)お悩み相談チャットボット“ニャンぺい公開実験 デジタル・ガバメント推進室
(2)「横須賀市メルカリShops」で障害者スタッフの活躍と庁内リユースの推進 総務課ワークステーション係
(3)公募制リクルートプレゼンテーション職員養成講座とリクルートプレゼン実践 リクルート☆チーム
(4)地元×メタバースで盛り上がるYOKOSUKA e-Sports CUP 観光課
(5)2024生涯現役フォーラム スカリンカップボッチャ大会 健康増進課
(6)農地の見える化、GISで農業の活性化 農水産業振興課
(7)ジハングン誘致による駐車場問題の解決 企画調整課、広報課、
港湾管理課

 

3.過去のアーカイブ

・YOKOSUKA Invention & Good Action アワード2023

お問い合わせ

経営企画部都市戦略課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 都市戦略課」で届きます>

電話番号:046-822-8258

ファクス:046-822-9285

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