横須賀市災害時要援護者支援プランについて

災害から自らを守ることが困難な高齢者等の方々を「災害時要援護者」と言います。
近年の災害では、災害時要援護者の被災が増加しており、これらの方々に対する支援対策が求められています。
大規模災害が発生した直後においては、行政の公助による支援には時間的な限界等があり、災害時要援護者の方に、迅速かつ安全な避難等をしていただくためには、地域の共助による支援体制の充実が不可欠となります。
横須賀市では、各地域における支援体制の整備を推進していくため、平成21年3月に「横須賀市災害時要援護者支援プラン」（PDF：709KB）を策定しました。

支援プランは、地域の方々が、災害時要援護者を支援していく上で、その地域の中で、どこに災害時要援護者が住んでいるのか、どのような支援を求めているのか等を把握することがたいへん難しいという課題を解決していくための取り組みです。
具体的には、市が持っている個人情報のうち、支援の対象となる災害時要援護者本人の同意を得た上で、その方々の情報を町内会・自治会（自主防災組織）、民生委員・児童委員、市社会福祉協議会、地区社会福祉協議会を中心とした地域の支援者に提供します。
地域の支援者は、提供を受けた情報をもとに、災害時要援護者宅を訪問し、身体等の状態や避難支援の方法等について確認するとともに、あらかじめ直接支援に向かう近隣の支援者を取り決め、日ごろからの交流を心がけていただき、災害発生時には、情報の提供、安否確認等の安全の確保のために必要な活動を行っていただくというものです。
なお、具体的な活動内容等については、災害時要援護者支援マニュアル（PDF：577KB）をご覧ください。

次のいずれかに該当し、在宅で生活している方で、地域の方々へご自分の個人情報を提供することに同意する方

上記に該当しない高齢者や障害者等の方で、家族等の支援が困難なため、災害時等に地域の支援を希望する方はご相談ください。

登録を希望する方は、「横須賀市災害時要援護者支援登録カード（ワード：47KB）」に必要事項を記入し民生局福祉こども部障害福祉課・介護保険課、市長室危機管理課、または各行政センターに提出してください。
災害時要援護者名簿に登録され、その名簿は、登録された方がお住いの地域の支援者に定期的に提供します。
なお、「横須賀市災害時要援護者支援登録カード」は、民生局福祉こども部障害福祉課・介護保険課、市長室危機管理課、及び各行政センターでも配布しています。

1.登録された方がお住まいの地域の支援者に、登録した名簿を提供します。
2.地域の支援者が、登録された方のお住まいを訪問し、身体等の状態や避難支援の方法等について確認するとともに、災害時に直接支援をする近隣の支援者を取り決めます。近隣の支援者が指定された場合は、日ごろからの交流をお願いします。
3.災害に備えた防災訓練や町内会行事等のご案内がある場合があります。

あらかじめ地域の支援者と取り決めた内容により、地域の支援者・近隣の支援者による災害情報の提供、安否確認等安全の確保のために必要な活動が行われます。

申し込みにあたり、次の事項について、ご理解くださいますようお願いします。

申し込まれた方の個人情報については、行政内及び支援組織内において適正に管理し、災害時に支援するために必要な活動以外の目的に使用することはありません。