今週の感染症トピックス
令和8年5月18日から令和8年5月24日(第21週)
今週の注目感染症
【麻しんについて】
- 麻しんは、麻しんウイルスによる急性の感染症です。
- 感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ確実 に発症します。発熱、咳、鼻水、のどの痛み、目の充血等が数日続いたあと、高熱と全身の発疹が出現します。また、肺炎や中耳炎、脳炎を合併する場合もあります。特別な治療法はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が行われます。
- 予防にはワクチン接種が効果的です。日本では、予防接種法に基づく定期接種として、1歳で1回目、小学校入学前1年間に2回目のワクチンを、原則、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)で行うことになっています(全額公費)。また、2024年度に定期接種の対象であった方で、2024年度内にMRワクチンの偏在等が理由でワクチン接種ができなかった方については、2025年4月1日から2年間、定期接種として公費で受けられることになりました(特例措置)。
- 海外では麻しんの流行している国も多いため、海外渡航前には自身の予防接種歴や現地の流行状況を確認しましょう。
全数把握対象疾患情報(横須賀市内)
【結核:1例】
- 年齢群は80代、病型は肺結核、推定感染原因・感染経路は飛沫・飛沫核感染、推定感染地域は日本国内
【侵襲性肺炎球菌感染症:1例】
- 年齢群は70代、推定感染原因・感染経路は飛沫・飛沫核感染、推定感染地域は神奈川県横須賀市
定点把握対象疾患情報(横須賀市内)