更新日:2025年4月1日
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本市の約10年間の転入者数と転出者数の差し引きによる社会動態は、特にファミリー層では転入超過になるなど、改善傾向にあります。
この度、最新の2024年までの状況を以下のとおり、取りまとめました。
【参考】
・社会増減:転入数と転出数の差で、転入者が多ければ社会増、転出者が多ければ社会減となります。
・ページ下部からグラフデータをPDFでダウンロードできます。
転出超過が全国最多となった2013年以降の転入、転出の状況を見ると、転出者は減少傾向、転入者は横ばいで推移しています。
【転入者数、転出者数の推移】
2024年の社会減(転出超過)は307人で、約10年で最少となりました。また、2013年と比較して人数では1,280人、割合では当時の5分の1まで改善しています。
【社会増減の推移】
2013年と2024年の社会増減数を年齢別に比較すると以下のとおりで、ほぼ全ての年齢層で、社会減が改善しています。
特に、「30歳~59歳」、その子ども世代と考えられる「0歳~14歳」のファミリー層は、1,060人のプラスとなっています。
また、2024年では、ファミリー層は転入超過に転じています。
【各歳別社会増減】
2024年の中央エリアの新築マンションの入居者は、46%が市外からの転入者となっています。
2015年、2020年と比較すると、市外転入者の割合は増加しています。
【新築マンション入居者の前住所地】
東京23区からの転入者は増加傾向が続いており、2013年と2023年の比較では、321人増加しています。
【東京23区からの横須賀市への転入者数の推移】
東京23区からの転入者アンケートによると、「これまでの横須賀市との関わり」では、「親族や知人・友人が住んでいる」といった地縁・血縁によるつながりと並び、「買い物、観光、レジャーなどで訪れたことがあった」との回答が約2割を占めています。
令和4年調査と令和6年調査を比較すると、約3%増加し、その割合は上昇しています。
【これまでの横須賀市との関わり】
「買い物、観光、レジャーなどで訪れたことがあった」と回答した方の来訪回数は、5回以上が約6割にのぼり、3回以上を含めると、前回調査と同程度の約8割となりました。
訪れた回数が多いほど、転入につながっていることが浮き彫りとなりました。
【転入前に買い物、観光、レジャーなどで横須賀市に訪れた回数】
入込観光客数は、コロナ禍で減少した2020年以降、順調に回復し、2023年には過去最高の891万人となりました。
これまで見てきたとおり、観光などが転入のきっかけとなったとする方が一定数いることから、さらに今後の転入者の増加につながるものと考えています。
【観光客数の推移】
ファミリー層の視点で、横須賀の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。
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