更新日:2022年10月24日
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本市は、かつて日本有数の観光地でしたが、製造業中心の産業都市へと発展していく過程で、観光という産業は忘れ去られていきました。近年は、人口減少とあいつぐ製造業の撤退により、産業面での停滞が続いており、新たな産業の振興が不可欠となっています。
そこで、観光を産業の柱とする「観光立市よこすか」を目指すために、2014年(平成26年)第4回定例会において「横須賀市観光立市推進条例」(以下「条例」という。)が全議員により提案・可決され、平成27年4月1日に施行されました。
そして、観光振興に関する施策を総合的かつ計画的に進めるため、計画終了年度である2025年度(平成37年度)までの数値目標(観光客数1,000万人・観光客消費額636億円)を定めた、横須賀市観光立市推進基本計画を、条例に基づき策定しました。
本市には豊かな自然や、他の地域にはない価値ある歴史や色とりどりの郷土文化、多くのアメリカ人が居住している「アメリカの雰囲気」などが存在し、市全体が魅力的な資源の宝庫となっています。
これらの地域資源について、観光事業者、観光関係団体、市民、市などは、その価値を理解し、魅力を高め「観光立市」を実現し、市民生活の安定向上、本市経済の発展及び観光を通じた国際相互理解の増進に寄与することを本計画策定の目的としています。
特に、経済の発展については、本市経済の基盤である産業構造の大転換を観光によって行おうとしています。観光事業者、観光関係団体、市民、市が力を合わせて、観光を新たな産業の大きな柱として成長させていくものです。
本ページでは、「横須賀市観光立市推進基本計画」の概要を紹介しています。
詳細につきましては、以下のPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。(※製本は12月を予定しています。)
観光立市が実現すると、市内の豊富な地域資源は常に魅力を持ち続け、その魅力に向かって多くの観光客が来訪し、観光事業者などにより、新たなビジネス展開が行われ、地域が活性化すると考えます。
様々な観光客のニーズに柔軟に対応しながら、良質なサービスや商品の提供などを通じ「観光客の満足度の向上」「観光の振興」「新たな産業の創出」に積極的な役割を担うことが期待されます。
団体構成員間において相互の連携を図りながら、観光事業者による地域資源の魅力の創出や、観光ビジネスの展開などを支援するとともに、様々な施策に対し、観光事業者、市民、市のパイプ役となり、連携した支援を行うことが求められます。
自らが観光を楽しんでいただくことが一番の役割です。
市内だけでなく、市外でも様々な観光を楽しんでいただくことで、改めて地域の魅力や地元への興味や愛着を持っていただきたいと考えています。
観光事業者、観光関係団体、市民に対する支援をはじめ、国や県の制度の活用や意見交換を積極的に行い、観光立市の実現に向けた施策を総合的に実施していくこととします。
観光立市の実現に向けて6つの基本戦略を推進します。
本市地域資源のうち、広く認知されている大きな強みはさらに強く、ニッチな強みは大きな強みに、また新たな強みを開拓して、地域資源の魅力を継続的に創り出します。
観光客のニーズを捉え、観光需要を獲得し、消費に繋げます。
安心して観光客が来訪できる環境づくりを進めて、集客促進や経済活動の活発化を進めます。より多くの観光客を受け入れ、より快適に地域資源を楽しむことができるよう、看板類の整備などを進め、受入環境を充実させます。
市や観光事業者などだけではなく、市民や観光客が様々な媒体やツールを使い、本市地域資源の魅力を市内外に発信します。
国、県との連携や、近隣市町、友好都市などと連携して、互いの地域資源の魅力が連動することで相乗効果を期待します。
全ての基本戦略を確実に実行するために、主役である観光事業者を中心として、観光関係団体、市民、市が力を一つに合わせて、推進体制づくりを進めます。
2025年度(平成37年度)までに観光客数1,000万人、観光客消費額636億円を目指します。
(2014年度(平成26年度)観光客数785万人、観光客消費額386億円)
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