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更新日:2023年3月13日

ページID:61538

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横須賀市観光立市推進アクションプラン

本市は「観光立市よこすか」を目指すため、平成26年(2014年)に「横須賀市観光立市推進条例」を制定し、観光事業者、観光関係団体、市民や市が力を合わせて、観光を新たな産業の大きな柱として成長させるため、平成28年(2016年)に「観光立市推進基本計画」を策定しました。

また、平成29年(2017年)に策定した横須賀市観光立市推進アクションプラン(以下、「前期アクションプラン」といいます)により、観光消費額を上向きにすることを目的とした実行方針を掲げ、平成30年(2018年)に策定した「横須賀再興プラン」とあわせながら、観光客数の増加と観光客消費額の上昇を促すための取り組みを進めてきました。

この流れを引き継ぎながら、これまでの取り組みを更に進化させ、観光を通じた新たな魅力を創造し、強く発信するための具体的な取り組みを進めていくため、「横須賀市観光立市推進アクションプラン2023-2025」(以下、「後期アクションプラン」といいます)を策定しました。

後期アクションプランは、観光立市推進基本計画の下に位置付けられた実行計画として策定します。当初の計画期間は、令和4年度(2022年度)から令和7年度(2025年度)までの4年間でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により観光をとりまく環境が著しく変化したため、1年間策定を見送り、令和5年度(2023年度)から令和7年度(2025年度)までの3年間としました。

後期アクションプランは市の総合計画である「YOKOSUKAビジョン2030(基本構想・基本計画)」や「横須賀再興プラン2022-2025」との整合を図ると同時に、総合計画で示しているSDGs(持続的な開発目標)の取り組みにもつながります。

本ページでは、「横須賀市観光立市推進アクションプラン2023-2025」の概要を紹介しています。

詳細につきましては、以下のPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。

冊子(一括版)

冊子(分割版)

後期アクションプランの目標

項目 現状値 目標値(令和7年度)
観光客消費額(※1)

225億円(令和3年度)

444億円(令和元年度)

636億円以上
観光客数(※2)

562万人(令和3年)

875万人(令和元年)

1,000万人以上

(※1)神奈川県観光客消費動向等調査における、三浦半島(鎌倉地区以外)の宿泊客および日帰り客の平均消費単価を、観光客数に乗じた額

(※2)日帰り観光客数と宿泊観光客数の合計

後期アクションプランの方向性

方向性1「観光客増加のための取り組み」

1.新たな観光客を誘引する魅力や拠点づくり

令和3年度(2021年度)に本格稼働した「よこすかルートミュージアム」の充実を含めて、後期アクションプラン期間中も新たな魅力や拠点づくりを行います。あわせて「音楽・スポーツ・エンターテイメント」と本市の多彩な地域資源を融合させ、更なる魅力を発信することで、女性やファミリー層、若者や外国人など、新たな観光客層の開拓を行います。

2.周遊・再来訪を促す仕組みづくり

「よこすかルートミュージアム」は歴史、文化のスポットだけではなく、自然豊かなスポットや観光施設などを「サテライト」と呼び、それらを様々な手法でつなぐことで市内全体を大きな「ミュージアム」と捉え、横須賀の新しい楽しみ方を提案しています。これを核にしながら、サテライトなどのコンテンツをつなぐことで市内の周遊や再来訪を促し、観光客の滞在時間を延ばす取り組みを進めます。

3.インバウンドの受入環境の整備と集客促進

コロナ禍により激減していた訪日外国人観光客は、令和4年10月の国の入国制限の緩和により、韓国やタイなどのアジア地域や米国からの旅行客の増加により、急速に回復しています。

この流れを的確に捉えながら、ターゲット国を絞った訪日外国人観光客のニーズ調査や改善点の洗い出しを行い、受け入れの環境整備やプロモーション、集客の促進へとつなげるとともに、訪日外国人観光客に対応した外国語による情報発信を行い、集客につなげていきます。また、富裕層への認知拡大を図るとともに、米海軍横須賀基地関係者(居住者)に向けたプロモーションなども行い、市内への周遊を促進して消費拡大を図ります。

方向性2「消費単価を増加させるための取り組み」~お金を使いたくなるショク・モノ・コト~

令和4年(2022年)にリニューアルオープンした「よこすかポートマーケット」は、バスツアーを含めた多くの観光客が立ち寄る場所として、食事を楽しみながらお土産や横須賀産の農産物、水産物を買うことができる魅力的な施設になることが求められています。さらに、令和5年(2023年)1月、ヴェルニー公園内にレストランがオープンし、少人数の会食からウェディングパーティーまであらゆるシーンで利用可能な魅力的な施設となっています。

また、プロスポーツチームとの連携や、歴史や文化等を活かした商店街の取り組みを支援し、まちなかの活性化につなげます。

発信力のある横須賀の定番となるお土産や、飲食、体験、アミューズメントなどの要素も取り入れながら、市内での消費が増加する仕組みづくりを行い、市内の滞在時間を延ばすとともに、様々な形態の魅力的な宿泊施設を増やすため、新たな宿泊施設の誘致の可能性について探っていきます。

方向性3「横須賀の魅力の創造発信の強化」~もっと面白い、楽しそうな横須賀を~

横須賀再興プラン2022-2025では「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」を目指すため市内にある多様な自然、歴史、文化など多彩な魅力を持つ地域資源と「音楽・スポーツ・エンターテイメント」の力を融合させ、新たな魅力を創造することを目指しています。

これらを踏まえながら、観光による集客や本市の魅力を広く発信し続けることで交流人口を増やし、横須賀の良さを知ってもらいます。

後期アクションプランの実行方針

「よこすかルートミュージアム」を核としながら、以下の5つの実行方針に基づき取り組みを行い、観光の取り組みにおける質の向上を目指します。

01「観光の核となる地域資源の創出や磨き上げ・活用」

新たな核となる拠点(目的地)づくりと既存コンテンツの質の向上

  • 観光・集客の核となる「よこすかポートマーケット」の魅力向上
  • ソレイユの丘リニューアルなど

地域資源を「つなぐ」しくみづくり

  • ティボディエ邸周辺施設と連携した取り組み
  • ルートミュージアムの周遊促進支援など

地域資源と音楽・スポーツ・エンターテイメントの融合

  • 街なかをステージとした音楽ライブの場の創出
  • ダンスプロジェクトなど

横須賀ゆかりの新たな魅力創出

  • まだあまり知られていない、新たな横須賀のゆかりの魅力を掘り起こしながら創出

02「横須賀でお金を使いたくなるモノ、コトの創出」

  • 民間事業者と連携した新たな魅力の開発や支援
  • 地域資源である豊かな農水産物を活用したグルメの魅力発信など

03「民間事業者とのコラボレーションによる新たな魅力の発信」

  • 民官連携の推進
  • 民官連携によるプロスポーツのまちづくりなど

04「効果的なプロモーション」

  • 都市魅力のPR
  • サブカルチャーを活用した新しい客層の取り込み(アニメ・ゲーム等)など

05「滞在時間の延長や宿泊につなげられる取り組み」

  • 東京九州フェリー就航に伴う市内のホテルや観光関連事業者との連携による地域経済の活性化
  • 多様な宿泊形態の検討など

前期アクションプラン(参考)

横須賀市観光立市推進アクションプラン(平成29年2月策定)(PDF:1,508KB)

お問い合わせ

文化スポーツ観光部観光課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 観光課」で届きます>

電話番号:046-822-8567

ファクス:046-824-3277

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