新型コロナウイルス感染症とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2と呼ばれるコロナウイルスによって引き起こされる疾患です。
感染経路
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。
- 飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
- 接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
- エアロゾル感染:微細な飛沫(5μm未満の粒子)が、換気の悪い空間において空気中を漂い、少し離れた距離や長い時間において感染します。なお、空気感染とは異なります。
主な症状
- のどの痛み、せき、鼻水・鼻づまり、体のだるさ、発熱、筋肉痛など全身の症状が出ることが多いです。
- 軽症の方は、発症後1週間以内に症状が軽快することが多いです。
- 高齢者や基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方は重症化リスクが高くなります。
- 重症化のリスクとなる基礎疾患等には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、喫煙があります。
- 重症化リスクの高い方や、症状が重い方などは、医療機関に相談しましょう。
感染予防対策

マスクの着脱について(外部サイト)
- 新型コロナウイルス感染症の陽性となった場合、発症後5日間かつ症状が軽快して24時間程度は他人に感染させるリスクが高いことから、外出を控えることが推奨されます。
- 10日間が経過するまでは、マスクを着用し、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
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