更新日:2023年3月17日
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下町配水幹線内部
本工事は、逸見配水池を起点とし、池上、坂本、汐入、不入斗、上町地区の給水をはじめ、古くから「下町」と呼ばれている埋立地を中心とした東京湾岸、浦賀、久里浜方面への給水を目的とし、総延長約7,730mに及ぶ配水幹線の築造と既設配水管との連絡7カ所を実施したものです。
昭和50年(1975年)当時、地震対策を水道施設の中に組み入れた、画期的な工事でした。この配水幹線布設にあたっては、通常は配水管として使用し、震災発生時その他緊急時においては、配水池として使用できる機能をもたせることとしました。
工事は3期に分けて行われ、昭和50年(1975年)3月から着手し、昭和58年(1983年)3月に完成しました。3工期分合わせた総貯水量は、12,000m3に達し、災害時における貴重な飲料水供給施設として果す役割が大きいといえます。
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