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更新日:2023年3月17日

ページID:88857

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小雀系統

施設能力:143,300m3/日・横須賀まで28km

昭和20年代後半になって、生活水準の向上や諸産業の発展等いろいろな条件によって水道の使用量が増えると、新水源の開発が急がれるようになりました。

そこで、神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市の共同事業として、都市用水の確保、洪水調節、発電を目的に城山ダムを中心とした諸施設を建設する《相模川総合開発事業》が行われました。当時、昭和50年(1975年)までの水需要をまかなうものとして計画された城山ダムの供給能力も、昭和30年代後半からの高度成長期を迎え、工業生産の拡大と人口の集中に伴う都市用水の急増により、昭和40年(1965年)の完成後まもなく不足すると予想されたので、その対応策として《相模川高度利用事業》が計画されました。これは、相模川総合開発事業で寒川取水ぜきから下流に放流するとして定めた流量から取水をしようとするもので、昭和40年に調査を開始し、昭和45年(1970年)着工、昭和47年(1972年)に完成しました。

寒川取水ぜき

寒川取水ぜきは、高さが6m、長さが270mあり、相模川に流された津久井湖の貯留水を湖の約30km下流の寒川町にあるこの取水ぜきから、神奈川県、横浜市、横須賀市が共同で取水しています。取り入れた水を県は近くにある寒川浄水場へ、横浜市と横須賀市は共同の導水管を通して約12Km離れた小雀浄水場へポンプで送っています。

この小雀浄水場も横浜市と横須賀市の共同施設で、24万6千m2(約7.5万坪)の敷地には、沈澱池18池、急速ろ過池60池、その他最新設備を備えています。浄水場内の各施設は、すべて中央管理室にて遠隔操作により運転されています。

ここでろ過された水は9km離れた朝比奈分水池へ送られ、そこで横浜市と横須賀市にそれぞれ分水され、鷹取山のずい道等を通って横須賀市内へ送られてきています。

お問い合わせ

上下水道局経営部総務課

横須賀市小川町11番地 本館1号館7階<郵便物:「〒238-8550 上下水道局総務課」で届きます>

電話番号:046-822-8605

ファクス:046-822-2442

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