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更新日:2017年2月27日

ページID:2957

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4.乗誓寺(東教山阿弥陀院・浄土真宗本願寺派)

 

(乗誓寺)

乗誓寺の鐘突堂

(鐘突堂からの眺め)

八雲神社を出て左へ徒歩1~2分で、乗誓寺の前に出ます。
寺伝によると、曽我兄弟の兄の曽我十郎祐成と、大磯の虎女との間にできた子であるといわれる僧・了源が開きました。
親鸞上人が関東教化(宗教を広める)の時、了源は親鸞の教えに帰依し、安貞元年(1227)平塚の地に阿弥陀堂を建てました。
その後、戦乱を逃れるために浦賀に移転し、文明元年(1469)空浄によって一寺をなし、寛永14年(1637)から乗誓寺を名乗りました。
江戸時代後期に著わされた『浦賀事蹟考』によると、乗誓寺の更なる隆盛には、干鰯問屋や回船問屋を営んでいた木屋市兵衛と佐野屋与兵衛の働きかけが大きかったと記されています。
この寺の墓地には、宮原屋や木屋など、当時の干鰯問屋の大店の墓がずらりと並んでいます。
天明6年(1786)には詩画僧として有名な雲室が数か月間この寺に滞在し、儒学を中心とした講義を行いました。当時の浦賀の人々の、学問に対する欲求の強さが伺われます。

*乗誓寺のホームページ(外部サイト)

 

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