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更新日:2017年2月27日

ページID:2952

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6.東耀稲荷(須賀神社)

 

(東耀稲荷)

(恵比寿の飾り瓦)

(大黒天の飾り瓦)

顕正寺の石段を下りて左へ10歩ほど歩くと赤い鳥居があります。
この階段の上が東耀稲荷(1782年創建)です。この名の由来は、隣のお寺の東耀山顕正寺の山号によるもので、ここは古くは顕正寺の境内であったといわれています。
この稲荷はさほど大きくありませんが、格天井や欄間などの彫刻の見事さは東西浦賀の稲荷社の中では随一です。正面の大棟には、かつて立派な鳳凰の鏝絵がありましたが、屋根の修理の際、再現出来る技術者の無いまま、今では白いしっくい塗りとなりました。
また、左右隅棟の上には恵比寿と大黒天の飾り瓦が乗り、いかにも商業の街として繁栄していたことを偲ばせてくれます。
この稲荷は火防の神としても崇拝されています。また、ここには須賀神社も合祀され、新町の鎮守にもなっています。
この他の稲荷としては、浦賀駅から左、横浜銀行の先の細い道を入って、すぐ左側に福寿稲荷(1847年創建)があります。また、住友重機械通勤門の近くに、道から左に少し登ったところに、津守稲荷(1826年創建)があります。さらに、八雲神社の入口近く、神社に向かってすぐ左の石段を登ったところが船守稲荷(嗽水盤には天明五年(1785年)と彫られている。)です。
津守の津は港を意味し、船守は文字どおりで港町浦賀にふさわしい名前です。福寿はもはや言うに及ばないでしょう。
祭神はいずれも、食保神で祭日は2月の初午です。

 

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