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更新日：2017年1月17日
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出張理容・出張美容について
出張理容・出張美容を行う場合は次のとおり行ってください。保健所への届出等は不要ですが、衛生上の問題が生じた場合など、必要に応じて保健所生活衛生課環境衛生係にご相談ください。出張理容・出張美容を行うことができる者
- 出張理容については、理容師の資格を有する者
- 出張美容については、美容師の資格を有する者
出張理容・出張美容が行える場合
出張理容・出張美容を行うことができるのは、法令、条例で定められた特別な事情がある場合に限られています。
（1）疾病その他の理由で、理・美容所に来ることが出来ない場合
（例）
- 病院等に入院している者（施設から出ることができない者）
- 医師から自宅安静を指示されている者（自宅から出ることができない者）
- 身体の障害や高齢等のため身体を動かすことができない者（身体を動かすことが困難な者）
- 認知症や記憶・意識障害等のため理容所または美容所の椅子にじっと座っていることができない者（理容所または美容所において、施術を完了することが困難な者または営業に支障を及ぼす可能性がある者）
- 刑務所、留置場、拘置所等において拘置等されている者（施設から出ることが不可能な者）
- 骨折、認知症、障害、寝たきり等の要介護状態にある等の状態にある者（その状態の程度や生活環境を考慮し、理容所または美容所に行くことが困難な者）
- 自宅等において、常に、家族である乳幼児の育児または重度の要介護状態にある高齢者等の介護を行っている者（その他の家族の援助や行政等による育児または介護サービスを利用することが困難で、自宅等に育児または介護を受けている家族を残して理容所または美容所に行った場合には、その家族の安全性を確保することが困難な者）
（2）結婚式等において、婚礼などの儀礼参列者に対し、儀礼等の直前に業務を行う場合
（3）養護老人ホーム、児童養護施設その他これらに類する施設において、その入所者に対し業務を行う場合
「これらに類する施設」とは、社会福祉法に規定する第1種または第2種社会福祉事業を行う施設をいいます。出張理容・出張美容の対象となるのは、原則としてこれらの施設に入所している者であり、次に該当する者は対象なりません。
- 社会福祉施設等の従事者
- 社会福祉施設等の来訪者
- 社会福祉施設等に入所または通所する者で、自ら理容所または美容所に行くことができる者
（4）港湾に停泊中の船舶において、船舶の乗組員に対し業務を行う場合
（5）興行場等において、演芸を行う者等に対し、出演等の直前に業務を行う場合
（6）その他市長が特に必要と認める場合
衛生を確保するための注意事項
（1）と（2）について、詳しくは「出張理容・出張美容に関する衛生管理要領」（PDF：155KB）を参照して下さい。
（1）出張理容・出張美容を行う際は、衛生確保のために必要な器具等を十分量携行してください。
- 洗浄及び消毒済のはさみ等の理美容器具と、これらを衛生的かつ安全に収納できるもの
- 使用済のはさみ等の理美容器具を、安全に収納できるもの
- 消毒されたタオル類と、これらを衛生的に収納できるもの
- 外傷に対する応急処置に必要な薬品及び衛生材料
- 手洗いに必要な石けん、消毒液等
（2）施術は衛生的に行ってください。
- 作業中は清潔な作業衣を着用し、顔面作業をする際には、必要に応じてマスクを使用すること。
- 客1人ごとに手指の洗浄及び消毒を行うこと。
- 皮膚に接する器具類・タオル類は客1人ごとに清潔なものを使用すること。
- 作業に伴って生ずる毛髪等の廃棄物は、客1人ごとに清掃し、ふた付きの専用容器や丈夫な袋などに入れ、適正に処理すること。
- 作業場内の採光・照明及び換気を十分に行うこと。
- 医薬部外品及び化粧品を用いる場合は、定められた用法及び用量に従い、適正に使用すること。
（3）実施者は、1年に1回以上健康診断を受診し、結核・皮膚疾患その他厚生労働大臣が指定する伝染性疾病でないことを確認してください。
これらの疾患に罹患している場合には、出張理容・出張美容を行えません。
（4）出張理容・出張美容を行う際は、免許証の本証またはその写しを携帯し、利用者等から求めがあった場合は、提示してください。実施者は、利用者等に氏名及び連絡先を伝えてください。
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