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更新日:2023年5月25日

ページID:7150

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性別等による人権侵害の申出制度

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別等による人権侵害の申出制度とは、セクハラなどの性別等による人権侵害や男女共同参画及び多様な性の尊重に関する市の施策に対する苦情の申出に対して、男女共同参画及び多様な性の尊重に関する専門委員が独自に調査し、是正の要請等を行う制度です。
特徴としては、市の様々な仕事を行う(行政権を執行する)機関の附属機関としてではなく、市からは独立した補助機関として、男女共同参画及び多様な性の尊重に関する専門委員を設置していることです。このメリットは、第三者機関的性格を有するため、申出内容に関して必要な事項を直接、専門委員が調査し、是正等の要請をします。
したがって、公正かつ中立的な立場で、問題解決をすることが可能です。また、男女共同参画及び多様な性の尊重に関する市の施策についての苦情についても同様に、公正かつ中立的な立場で、問題解決していきますので、市として今後の適正な行政運営のために資することができます。

注1:被害者等本人からの申出が必要です。
注2:匿名での申出はできません。

  • 性別等とは…性別(身体の性的特徴及び当該特徴をもとに出生時に戸籍の届出により指定された性別並びに男女の役割を固定的に捉える社会的または文化的に形成された性別(以下「ジェンダー」という。)をいう。第7条第1項を除き、以下同じ。)、性的指向、性自認等をいいます。(条例第2条第2号)

申出(ご相談)の事例

  • 性別等を理由に、本人が望む仕事がさせてもらえず、機会を与えてもらえない。
  • 職場や地域活動で「○○(性別等)だからこれくらいできるだろう」、「○○(性別等)だから任せられない」、「○○(性別等)のくせに」等、性別への固定観念にとらわれた発言を受け、業務内容に差をつけられた。
  • 地域の集まりや催しで不必要に身体を触られた。断ったら、活動の妨害をされるようになった。
  • 活動している団体のリーダーに立候補したが、性別等を理由に辞退するように迫られ、納得がいかない。
  • 市のパンフレットのイラストに「育児や介護は女性がするべきもの」といった性別役割分担意識にとらわれた表現がある。
  • 市が作成したパンフレットや「○○計画」には、父親、子ども2人とエプロンをつけた母親がお茶碗を乗せたお盆を持っているイラストが描かれている。このイラストは性別による固定的な役割分担意識を助長させる表現であるため、是正してほしい。

(この事例は、他自治体の事例を参考にして掲載しています。)

申出(申し込み)方法

申出には、所定の申出書(書式)があります。申出書が手に入らない場合は、氏名・住所・電話番号・申出の趣旨及び概要・事案があった日・申出の年月日・他機関への相談状況の必要事項を記載の上、お申し込みください。
(携帯版ホームページでご覧の方は、PC版の人権・ダイバーシティ推進課ホームページよりダウンロード可能です。)

申し込み先(FAX、郵送、持参等)

〒238-8550須賀市小川町11番地館2号館2階
市長室人権・ダイバーシティ推進課

FAX046-822-4500
電話046-822-8228

  • 原則、申出書でのお申し込みとなります。

申出以後の流れ

申出(申し込み)がなされますと、形式的な書類審査の後、専門委員により、原因者に対して申出内容についての聞き取り調査や関係機関等への調整などが行われます。申出者(申し込み者)には、専門委員が面接を行うことで申出内容の論点整理などが行われこともあります。
また、専門委員が必要と思われる事案については、申出の原因者に対して、是正等の措置を行うことができます。
なお、公正中立な機関として、調査等を実施し結果を出すため、必ずしも申し込み者(申出者)の意に沿わない結果になることもありますので、制度の趣旨をご理解の上、ご活用ください。

お問い合わせ

市長室人権・ダイバーシティ推進課

横須賀市小川町11番地 本館2号館2階<郵便物:「〒238-8550 人権・ダイバーシティ推進課」で届きます>

内線:046-822-8228

ファクス:046-822-4500

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