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更新日:2025年6月19日

ページID:111222

横須賀市議会

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横須賀市議会基本条例とその検証について

横須賀市議会基本条例

議会基本条例とは、議会に関する取り決めの最高規範として、基本的な考え方や姿勢を定めた条例です。

横須賀市議会は、「開かれた議会」「市民に親しまれる身近な議会」を目指し、継続して議会の制度改革及び活性化に努めてきました。

平成14年(2002年)には、議会法体系を整備し、今日の議会基本条例の先駆けとも言われる横須賀市議会会議条例を制定しました。

平成22年(2010年)には、その会議条例を発展的な形で取り入れ、より市民にとって分かりやすい条例とすることを目指し、本市議会の最高規範として議会基本条例を制定しました。

横須賀市議会は、今後もさらに市民に開かれ、信頼される議会を創造し、積極的な政策立案・政策提言を行うことのできる政策形成能力の向上を図っていきます。

 

横須賀市議会基本条例(PDF:165KB)

横須賀市議会基本条例逐条解説(PDF:456KB)

議会基本条例の検証(令和5年度~令和7年度)

条例制定から13年を経て、改めて本市議会の最高規範である条例を全体的に俯瞰し、議会として条例の理念を実現できているか検証を行うべきとの考えから、令和5年10月に議会基本条例検証特別委員会を設置し、条例全体の検証を行いました。

このたび、1年9か月にわたる検証の結果を取りまとめ、令和7年6月10日付、議長に提出しました。

 

横須賀市議会基本条例検証結果報告書(PDF:646KB)

(参考資料1)議会基本条例検証シート(PDF:5,994KB)

(参考資料2)逐条解説(PDF:488KB)

(参考資料3)パブリック・コメント手続実施時の詳細資料(PDF:360KB)

検証方法

委員会としての評価

  • 評価項目等を記載した「議会基本条例検証シート」を用いて検証を行いました。
  • 条文ごとの目的、趣旨を実現するための取組状況を確認し、各会派及びオブザーバーが評価を実施しました。
  • 今後の課題として、条例改正または運用変更の検討について必要性を協議し、判断しました。

外部評価と委員会の再評価

  • より客観性の高い検証とするため、本市議会と関東学院大学との包括的パートナーシップ協定を活用し、同大学法学部教授2名による外部評価を実施しました。
  • 外部評価によってもたらされた新たな視点、検討事項を踏まえて委員会としての評価を振り返り、再評価を行いました。

検証を踏まえた議会基本条例の改正と今後の検討(提言)事項

  • 検証において、全34条のうち、12条を条例改正すべきとの結論に至りました。その後、パブリック・コメント手続を経て、令和7年6月13日の本会議で、条例改正議案が全会一致で可決されました。
  • 主な改正点としては、以下のとおりです。
  1. ジェンダー平等をはじめとした人権尊重の理念にのっとった議会活動のための環境整備(第6条第6号の追加)
  2. 大規模災害に限らないあらゆる不測の事態への対応(第8条)
  3. 議会としての政策立案におけるパブリック・コメント手続の活用(第14条)
  4. 専門的知見の活用(第23条)
  5. 条例全体を通して総則規定と実体規定を整理したことによる章立ての見直し

今の時代にふさわしい議会の在り方を新たに規定し、これまでも本市議会として実施してきたものも含め、積極的な政策立案や調査研究に向けた取組を明文化することとしました。

 

  • また、条例改正にともなって今後の検討(提言)事項として挙げられた主な項目は、以下のとおりです。
  1. 請願及び陳情に関する周知及び意見陳述の効果的な在り方について(第13条)
  2. 必要に応じた議決事件の追加について(第20条)
  3. 議員任期中(4年に1度)に必ず議会基本条例の継続的な検証を行う(第34条)

特に、今回の全体的な条例の検証において、継続的な見直しの重要性を改めて認識したことから、今後も各条文の趣旨や、意図するところを念頭に、効果的な検証を行っていきます。

 

お問い合わせ

市議会議会局議事課

横須賀市小川町11番地 本館1号館9階<郵便物:「〒238-8550 議事課」で届きます>

電話番号:046-822-9394

ファクス:046-824-2663

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