横須賀市人権都市宣言

「人権(じんけん)の世紀(せいき)」といわれる21世紀(せいき)の今日(こんにち)においても、差別(さべつ)や虐待(ぎゃくたい)などの人権問題(じんけんもんだい)が存在(そんざい)しています。

人権都市宣言(じんけんとしせんげん)は、憲法(けんぽう)や法(ほう)があっても、なお十分(じゅうぶん)とは言(い)えない人権(じんけん)を擁護(ようご)するため、横須賀市(よこすかし)が自治体(じちたい)の責務(せきむ)として人権(じんけん)尊重(そんちょう)の理念(りねん)に基(もと)づく市政(しせい)を推進(すいしん)するために努力(どりょく)することを宣言(せんげん)するものです。

横須賀市人権都市宣言(よこすかしじんけんとしせんげん)

人権(じんけん)は、人(ひと)が人(ひと)であることに基(もと)づいて、当然(とうぜん)に保障(ほしょう)される権利(けんり)です。すべての人(ひと)は、生(う)まれながらにして、等(ひと)しく人権(じんけん)を有(ゆう)しています。しかしながら、現実(げんじつ)には差別(さべつ)や虐待(ぎゃくたい)などの人権問題(じんけんもんだい)が存在(そんざい)しています。

横須賀市(よこすかし)は、子(こ)どもから高齢者(こうれいしゃ)まで世代(せだい)を問(と)わず、また性別(せいべつ)や国籍(こくせき)を問(と)わず、この地(ち)に暮(く)らし、働(はたら)き、学(まな)び、遊(あそ)ぶ市民一人(しみんひとり)ひとりをかけがえのない個人(こじん)として尊重(そんちょう)します。

さまざまな差別(さべつ)や偏見(へんけん)をなくし、人権(じんけん)が侵害(しんがい)されることのない都市(とし)をめざして、市民(しみん)と協働(きょうどう)しつつ、人権(じんけん)尊重(そんちょう)の理念(りねん)に基(もと)づく市政(しせい)に取(と)り組(く)むことを宣言(せんげん)します。

平成(へいせい)19年(ねん)(2007年(ねん))2月(がつ)18日(にち)

横須賀市長（よこすかしちょう）

Yokosuka City Human Rights Declaration

Human rights are rights that are naturally and rightfully afforded every human being, based on the fact that they are human. All humans are by nature born with these rights and all possess them equally. The reality, however, is that human rights transgressions such as discrimination and abuse do exist.

From the young to the elderly, regardless of generation, gender or nationality, Yokosuka City holds in the highest of regard each and every person living, working, learning and playing on its soil and recognizes them as a unique and irreplaceable individual.

We declare our intention, with the cooperation of the citizenry of Yokosuka City, to work towards building a city free of discrimination, prejudice and human rights violations, and creating an administration based on the ideal of respect for human rights.

February 18, 2007
Mayor of Yokosuka City

お問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

人権

目的・テーマから探す