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更新日:2024年8月23日
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食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
令和4年度の食品ロス量は472万トンという調査結果でした。
この472万トンを基に推計した結果、食品ロスによる経済損失の合計は4.0兆円と言われています。
「消費期限・賞味期限切れ」「食べ残し」「調理の際、野菜の皮や脂身などの過剰除去」など。
「規格外品」「余剰在庫」「売れ残り」などで販売できない商品や「飲食店等での食べ残し」など。
横須賀市の一般廃棄物(ごみ)処理の基本方針である「横須賀市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」では、食品に関する施策を重点施策の一つとして位置づけいています。
横須賀市における食品ロス削減の取組を進めるため、令和6年3月に「横須賀市食品ロス削減推進計画」を策定しました。
年間472万トンの食品ロスのうち、約半分は家庭からのものです。(令和4年度調査結果)
国民1人当たりに換算すると、年間約20kgの食べ物を捨てている計算になります。
食品ロスによる経済損失は、国民1人あたり年間32,125円という推計です。
食品ロス削減のためには、家庭での取組が必要です。
出典:消費者庁「啓発用パンフレット/基礎編(令和4年3月版)」
横須賀市では、令和5年度に食品ロスに関する調査を実施いたしました。
結果は以下のとおりです。
令和5年度横須賀市内食品ロス調査結果
(参考)令和4年度横須賀市内食品ロス調査結果
特売日に食材を買いすぎたり、在庫があるのを忘れて同じ食材を買ってしまうと使い切れず食材を腐らせてしまう原因になります。買い物前には食品の在庫を確認し、必要なものだけを買うようにしましょう。
食べ残しなどを減らすために、料理は適量を作るようにしましょう。食べきれずに残ってしまった場合は、冷蔵庫に保存し、早めに食べましょう。また、好き嫌いなど食べ残しをしないようにしましょう。
消費期限は食べても安全な期限で、賞味期限はおいしく食べることができる期限です。賞味期限は過ぎてもすぐに廃棄せず、自分で食べられるかどうか判断することも大切です。
出典:消費者庁「啓発用パンフレット/基礎編(令和4年3月版)」
消費者庁の実証事業では、食品ロスの計量を行うことで約2割、計量に加えて削減の取組を行うことで約4割、食品ロス量が削減することが分かりました。
家庭から発生する食品ロスを減らすためには、まずは、我々一人ひとりが、日々の生活でどの程度食品ロスを出しているのかを認識することが重要です。
この冊子を活用して、自身の食品ロス量を見える化してみませんか。
【7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー】(PDF:1,825KB)
小盛りメニューを活用するなど、食べきれる量の注文をしましょう。
宴会などでは自分の席に戻って料理を味わう時間を作り、食べ残しをしないようにしましょう。
キーワードは「30・10」(さんまるいちまる)
以下の事例などを参考にご検討いただきますようお願いいたします。
品質には問題がないことなどの情報を積極的に提供する。
「食べられないものがあればご相談ください」、「ご飯小盛りできます」などの案内をメニューに表示する。
お客様の自己責任であることをわかってもらったうえで、食べきれる目安の日時などの情報提供をする。
食べ残し削減啓発ポスターの掲示や、宴会などで料理を楽しむ時間を作ってもらうよう幹事様へ呼びかける。
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