総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 神奈川県指定重要文化財等 > 横須賀市鴨居の漁撈用具コレクション
更新日:2010年11月1日
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指定年月日:昭和46年(1971年)9月17日
鴨居の漁労具の特色は、釣漁労具で釣鈎及びその製造用具をはじめ、餌取用具や餌撒用具、ならびに釣糸製造のための糸車やテスリツム、さらに蛸釣道具など主として生産生業に用いられるもののコレクションである。
鴨居は東京湾に面した漁村で、江戸時代より沿岸漁業の村として典型的な歴史を持ち、鯛、すずき、いか、たこ等の漁労が中心であった。
特にいわゆる「江戸前の鯛」の名産地で、鯛釣漁業には伝統的に独特の技術を有し、幕府の御立浦・墨引浦として献上鯛・献上鮑を供給したという。
これら鴨居の漁業やその技術のあゆみを通して、我が国における漁労技術の伝統や足跡をさぐる貴重な資料である。
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