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更新日:2010年11月1日

ページID:3428

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茅山貝塚(かやまかいづか)

茅山貝塚

指定年月日:昭和29年(1954年)12月3日
今から6500年前頃、茅山貝塚周辺の平地は海で、海につき出た低い丘の先端で生活していた。
その住居のそばに捨てた廃物中には貝が多かったので、長い年月の間に貝塚が形づくられた。貝層にはマガキが多く含まれ、東西20m、南北10m前後の広がりをもち、貝の堆積が4メートルにも及ぶところもある。
茅山貝塚から発見された土器は、植物繊維を多量に含み、きめのあらい粗雑な作りの深鉢形のものが多く、土器の表面をアカガイなどの貝殻で仕上げたことで、貝のすじ跡(貝殻条痕)がたくさん付いているのが特徴である。
茅山式土器とは本貝塚出土の土器を標準として名づけられたもので、ここは考古学上重要な遺跡となっている。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8484

ファクス:046-822-6849

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