総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 神奈川県指定重要文化財等 > 茅山貝塚(かやまかいづか)
更新日:2010年11月1日
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指定年月日:昭和29年(1954年)12月3日
今から6500年前頃、茅山貝塚周辺の平地は海で、海につき出た低い丘の先端で生活していた。
その住居のそばに捨てた廃物中には貝が多かったので、長い年月の間に貝塚が形づくられた。貝層にはマガキが多く含まれ、東西20m、南北10m前後の広がりをもち、貝の堆積が4メートルにも及ぶところもある。
茅山貝塚から発見された土器は、植物繊維を多量に含み、きめのあらい粗雑な作りの深鉢形のものが多く、土器の表面をアカガイなどの貝殻で仕上げたことで、貝のすじ跡(貝殻条痕)がたくさん付いているのが特徴である。
茅山式土器とは本貝塚出土の土器を標準として名づけられたもので、ここは考古学上重要な遺跡となっている。
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