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更新日:2017年2月20日

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三浦一族の主な人物・系図

三浦義明(1092一1180)『衣笠城で討死。源氏の再興に忠誠を尽くした老将』
義明は三浦庄司義継の嫡男。世襲の官である相模介に任じ、三浦大介を称しました。三浦介の称号は武家の名誉称号として、こののち三浦氏宗家に世襲されました。
義明は一族団結のもとに、周辺豪族との姻戚関係を築き、房総の各地にもその勢力を拡大し、三浦一族発展の基盤をかためました。治承4年(1180)源頼朝の挙兵で、衣笠城は河越重頼・畠山重忠ほか平氏勢に囲まれました。ときに三浦大介義明89歳「老命を武衛(頼朝のこと)に投げうって子孫の勲功に募らん」と、義澄ら一族を頼朝のもとに赴かせ、ひとり源家再興に殉じました。
この義明の決断で三浦一族はその勢力を保ち、頼朝の安房(千葉県)再起の原動力となったのです。

三浦義澄(1127一1200)『源頼朝の信任厚く、幕府を支えた智将』
義澄は三浦義明の次男。通称荒次郎。三浦介・相模守護。三浦郡矢部郷に在住しました。義澄は頼朝挙兵で衣笠城に囲まれましたが、義明の指示で一族とともに安房(千葉県)に渡り、頼朝軍に合流しました。敗残の頼朝軍は、三浦勢に歓喜したのです。
鎌倉入りをはたした頼朝は、累代に亘る三浦一族の忠誠に篤く報いました。義澄は幕府御家人の長老の一人として重きをなし、和田義盛・佐原義連ら庶流の興隆もめざましいものがありました。建久3年(1192)義澄は、鶴岡八幡宮において、頼朝の征夷大将軍叙任・除書請取りの大役をはたし、その面目絶妙なりと称えられました。

三浦義村(?一1239)『三浦一族の最盛期を築いた謀将』
義村は三浦義澄の嫡男。通称平六。その生年は不詳。駿河守・幕府評定衆。頼朝挙兵に父義澄とともに転戦しました。義澄は重厚篤実な武士として知られましたが、義村は北条氏と連帯し、そのしたたかな政治手腕を発揮して、北条氏に次ぐ実力者として繁栄をきわめました。
正治元年(1199)頼朝の没後、北条氏は執権体制強化のために、有力御家人を相ついで誅殺していきました。この間義村は北条氏に加担して、その連帯は変わることがありませんでした。
こうして北条氏の勢力はゆるぎないものとなり、皮肉にも三浦氏は北条による執権体制確立に、最後の障害となったのです。義村の死を待つようにして起こった宝治合戦で、嫡男泰村はあえなく敗れ、ここに鎌倉幕府創業の豪族三浦氏宗家は滅亡しました。

佐原義連(生没年不詳)『「鵯越の逆落とし」で真っ先に駆け下りた勇将』
義連は三浦義明の子。通称十郎。三浦郡佐原郷に在住。左衛門尉。平氏追討一ノ谷・鵯越の合戦では、先陣を駆けて勇名をはせました。養和元年(1181)義連は三浦の地で、頼朝に対し「下馬の礼」をとらぬ、上総介広常をとがめました。また頼朝臨席の宴で広常と岡崎義実の論争を、「老狂のなせるわざか」と制した義連の器量は、頼朝の意にかない、側近に近侍してその栄達は目覚しいものがありました。
ついで北条時政の三男時房の元服に、加冠の役をつとめるなど、北条氏との調協にもぬかりはなかったのです。佐原氏は三浦氏宗家・和田氏にならぶ豪族として発展していきました。
そして、宝治元年(1247)宝治合戦で三浦氏宗家が滅亡したとき、佐原氏の主流は北条氏を支援して、義連の孫「盛時」が三浦介を継承しました。
こうして、「佐原流三浦氏」は、盛時からさらに270年、戦国時代の初頭、永正13年(1516)三浦道寸義同(よしあつ)が新井城に滅亡するまで、動乱の時代を相模の雄族として活躍しました。

和田義盛(1147一1213)『鎌倉幕府創業の功臣初代侍所別当』
義盛は三浦義明の嫡孫。父は椙本義宗。通称小太郎。三浦郡和田郷に在住。左衛門尉・侍所別当。頼朝の安房再起に義盛は、「平氏を討って我を日本国の侍別当になし賜え」と頼朝に願い出ました。「世にあらば左右にや及ぶべき、約定ぞ」と頼朝は応じ、この場違いな応酬に笑声もあがり、士気は高揚したといいます。
この剛直な義盛の言動から、「三浦大介義明の嫡孫は我なり」の気魂を見ることができる。しかしそこには三浦宗家との対立の萌芽もあったのです。のちに和田氏はその官職・所領でも、三浦氏の宗家を凌ぎました。
正治元年(1199)頼朝の急逝で、北条氏は幕府執権体制確立を急ぎ、御家人粛清に動きだしました。和田氏はその最大の標的となったのです。
執拗な北条氏の挑発に、義盛は兵を挙げ勇戦しましたが、起請文を交わした宗家三浦義村に背かれて敗れました。この和田氏の滅亡により、三浦一族の勢力は大きく後退し、北条氏による覇権の成立は確かなものとなったのです。

系図1【桓武天皇~】(PDF:59KB)

系図2【佐原義連~】(PDF:53KB)

 

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