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更新日:2022年10月11日

ページID:3911

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「三浦一族史料集 吾妻鏡編」

三浦一族史料集 吾妻鏡編1

三浦一族関連の記事を鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』からピックアップし、原文に読み下し文をつけました。本冊には治承4年(1180)から建久6年(1195)年のいわゆる「頼朝記」に当たる部分を収めています。
底本には、吉川史料館所蔵の『吾妻鏡』(吉川本)を使い、内閣文庫所蔵『吾妻鏡』(北条本)などを使って校訂しました。
年月日ごとに綱文を付し、人名には『吾妻鏡人名索引』などを参考にして人名比定を施しています。また読み下し文中の難読文字にはふりがなを付し、欄外には登場する三浦一族関係の人名などを標出するなど、読みやすい配慮もあります。

三浦一族史料集 吾妻鏡編2

建久10年(1199)から寛喜元年(1229)の30年間の記事を収めています。三浦一族にとっては、和田合戦・承久の乱と、大事件の連続です。口絵には内閣文庫の北条本を載せています。もちろん編集方針・スタイルは1と同様です。

三浦一族史料集 吾妻鏡編3

寛喜2年(1230)から宝治元年(1247)を収録しています。
クライマックスは、何と言っても宝治合戦。そのあたり北条本(国史大系本の底本)と吉川本とでは、かなりの字句の異同があります。
口絵は東京大学史料編纂所所蔵の清元定本を載せました。

三浦一族史料集 吾妻鏡編4

最終冊には宝治2年(1248)から文永2年(1265)の記事を収め、巻末には1~4の綱文一覧を付けました。詳細な年表風に、『吾妻鏡』に登場する三浦一族の行動が要領よくまとまっていますので、これをながめるだけで鎌倉時代の三浦一族の動向を概略的に捉えることが出来ます。
また、採録の根拠となった関係人名・地名をゴシック体にしており、とても見やすいかと思います。
口絵には江戸時代に『吾妻鏡』が流布するきっかけにもなった寛永版本を載せています。

 

お問い合わせ

文化スポーツ観光部文化振興課

横須賀市小川町11番地 本館3号館4階<郵便物:「〒238-8550 文化振興課」で届きます>

電話番号:046-822-8116

ファクス:046-824-3277

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