更新日:2017年4月1日
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このページは応急手当(心肺蘇生等)を実施する方、実際に実施した方に対する情報を掲載しております。
応急手当(心肺蘇生等)を実施する方にとっては、救命の現場は日常あることではなく非日常です。実施に際してはすべての人にストレス反応(不安感や自責の念、気分の落ち込みなど)が生じることが考えられ、時に特別な対応(専門的な治療等)を必要とする場合があります。心肺蘇生法講習会等においては、現場での実施は完璧でなくてもよいということを伝えており、応急手当をおこなった結果について責任を追う必要がないことを理解していただいております。
しかし、救命の現場に遭遇した後にこうしたストレス反応が生じた場合は、自分だけで思い悩まずに身近な人や専門家に相談をするなど、善意のため勇気を持って行動したみなさんが少しでも精神的な影響を軽減できるようになっていただければ幸いです。
応急手当(心肺蘇生等)は、救助をおこなう方にも身体的な影響を及ぼす可能性がわずかながらあります。心肺蘇生等をおこなっている際に、胸の痛みや呼吸困難などを感じた場合は、救助者自身の安全のために中断をしてください。また、同様に応急手当(心肺蘇生等)を実施中に危険を感じた場合は中断し、安全な場所へ避難するなど救助者自身の安全を最優先するように行動をしてください。
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