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更新日:2010年11月1日

ページID:3404

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三浦半島の漁撈用具(みうらはんとうのぎょろうようぐ)

三浦半島の漁撈用具

指定年月日:昭和49年(1974年)2月18日
三浦半島沿岸の村々は、近世以後、江戸城下町の発達にともなって釣漁業、網漁業などの多種多様な漁業生産を活発に行いながら漁村化してきた。
東京・相模湾に面した村々は海岸地形にもそれぞれの特色があり、網漁業を例にとってみても、主に砂浜海岸で使用される有嚢式のもの、磯浜あるいは沖合で使用される無嚢式のものというように多彩である。
したがって、三浦半島で使用され、博物館に収集・保管された網漁具は我が国における網漁業ならびに網漁村の漁労習俗を理解するための好資料であり、典型でもある。
他方、沿岸漁村の中には、釣漁業を主にする村や、古い時代より伝統的にひきつがれてきた裸潜水漁をはじめ、採貝、採藻を含めた各種の原始漁法をあわせて生業をたててきた村もあり、この地域に伝えられた生活文化の遺産は、単に三浦半島沿岸の地域的特色や生活の伝承性の理解のみにとどまらず、我が国における漁労文化の伝統や本質を探るための資料としても貴重である。
また、このコレクションには三浦半島内における淡水系内水面漁労用具も収集されている。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8484

ファクス:046-822-6849

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