総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 国指定重要文化財等 > 木造十二神将立像(もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう)
更新日:2012年9月13日
ページID:36397
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指定年月日:平成24年(2012年)9月6日
十二神将は薬師如来の眷族で十二薬叉大将ともいわれ、如来の十二の大願に応じた神といわれる。
如来の周囲を取り巻いて守護するので、いずれも天衣甲冑をつけた武将の姿で表される。
また、昼夜十二時の護法神ともされ、その表現にあたっては、十二支の動物を冠に戴くものもある。
曹源寺に伝わる本像は十二躰揃い、それぞれ寄木造、玉眼入りで像高は70cmから90cm程である。
後世の彩色と損傷のため、全体に当初のおもむきを損じている。
法量は小さいが、軽快な動勢のある姿体をたくみに表現しており、個性的な面部の表情などもいきいきとして力感があり、彫技の優れていることを示している。
鎌倉時代初期の作と推定され、現在まで十二躰揃いで伝蔵されてきたことは貴重である。
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