総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 国指定重要文化財等 > 夏島貝塚(なつしまかいづか)
更新日:2010年11月1日
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指定年月日:昭和47年(1972年)1月27日
夏島貝塚は縄文時代早期の貝塚で昭和25年(1950年)と昭和30年(1955年)の2回の発掘調査によって、重層する貝層からは夏島式土器を主体とした早期から前期前半の各時期の土器や、石鏃(やじり)・石斧などの石器類のほかに骨製の釣針などが出土した。
また、このほかに当時の人たちが食べてすてた、ハマグリ・アサリ・カキなどの貝類、マグロ・ボラ・クロダイなどの魚類、イノシシ・シカなどの哺乳類の骨も大量に出土した。
夏島貝塚を代表する「夏島式土器」は、この貝塚出土の土器を標準にして付けられたものである。
この土器と同じ貝層から出土した木炭や貝殻を科学的に測定したところ、今から約9,500年前のものであるという数値が示された。
このことによって、夏島貝塚はわが国で最も古い貝塚の一つであるとされている。
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