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更新日:2010年11月1日

ページID:3406

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夏島貝塚(なつしまかいづか)

夏島貝塚

指定年月日:昭和47年(1972年)1月27日
夏島貝塚は縄文時代早期の貝塚で昭和25年(1950年)と昭和30年(1955年)の2回の発掘調査によって、重層する貝層からは夏島式土器を主体とした早期から前期前半の各時期の土器や、石鏃(やじり)・石斧などの石器類のほかに骨製の釣針などが出土した。
また、このほかに当時の人たちが食べてすてた、ハマグリ・アサリ・カキなどの貝類、マグロ・ボラ・クロダイなどの魚類、イノシシ・シカなどの哺乳類の骨も大量に出土した。
夏島貝塚を代表する「夏島式土器」は、この貝塚出土の土器を標準にして付けられたものである。
この土器と同じ貝層から出土した木炭や貝殻を科学的に測定したところ、今から約9,500年前のものであるという数値が示された。
このことによって、夏島貝塚はわが国で最も古い貝塚の一つであるとされている。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8484

ファクス:046-822-6849

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