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更新日:2010年11月1日

ページID:3417

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ミヤコタナゴ

ミヤコタナゴ

指定年月日:昭和49年(1974年)6月25日※所在地を定めない指定
保護飼育許可:平成9年(1997年)8月27日※本市は保護飼育に対して指定
コイ科タナゴ亜科の淡水魚で、全長4.5~6cmと日本のタナゴ類の中では小型である。
水のきれいな小川やため池などに生息し、川底に棲む小動物などを捕食する雑食性の魚である。産卵期には雄の腹が美しい朱色になる。
もともと関東平野のみに分布する日本固有種であるが、都市化に伴い激減し、現状における自然分布は千葉県、埼玉県、栃木県の一部に限られる。
昭和49年(1974年)の国の天然記念物指定のほか、平成6年(1994年)には環境庁により国内希少野生動植物種に指定されている。
保護していくためには、ミヤコタナゴとともに卵を産み付ける母貝であるマツカサガイもなくてはならず、広域な生態系の保全が必要がある。
観音崎自然博物館では平成9年に千葉県立中央博物館から譲渡され、学術的な調査研究および保護増殖を行っている。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8484

ファクス:046-822-6849

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