総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要無形文化財・重要民俗文化財・史跡・天然記念物 > 佐島御船歌(さじまおふなうた)
更新日:2010年12月13日
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指定年月日:平成12年(2000年)3月10日、(附)平成13年(2001年)1月25日
御船歌は御座船歌とも呼ばれ、江戸時代の将軍や大名が御座船に乗るときや新造船の進水式などに船手によってうたわれた歌である。
江戸時代の後期になると、漁村の船祭りに御座船を模した御船が登場し、御船歌もうたわれるようになった。
佐島で代々船大工を営んできた家には、漁船を飾り板などで装飾した船祭りのための御座船を描いた絵図が残されている。
そのうちの一枚には安政5年(1858年)銘があり、このころにはすでに佐島の船祭りが行われ、御船歌もうたわれていたと思われる。
佐島の御船歌は48曲あるとされるが、その中でも役歌と呼ばれる重要な歌がある。
「初春」「みだくどき」「たまほこ」「いせのながと」「まつぞろい」などで、祭礼のときや正月の初参り、春と秋のお神楽など季節の節目や祝い事の宴会などでうたい継がれている。
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